第55回午前第1問の類似問題

第55回午前:第22問

疾患を有する人の中で、検査で正しく陽性と判定される割合はどれか。  

1: 感度

2: 一致率

3: 特異度

4: 偽陽性率

5: 偽陰性率

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、疾患を有する人の中で、検査で正しく陽性と判定される割合を求めています。この割合は感度と呼ばれます。
  • 感度は、疾病ありの者(異常者)を、スクリーニング陽性(異常)とする率である。この定義から、感度が正しい選択肢であることがわかります。
  • 一致率は、2つの判定結果が一致する割合である。この問題では、疾患を有する人の中で正しく陽性と判定される割合を求めているため、一致率は関係ありません。
  • 特異度は、疾病なしの者を、スクリーニング陰性(正常)とする率である。この問題では、疾患を有する人の中で正しく陽性と判定される割合を求めているため、特異度は関係ありません。
  • 偽陽性率は、疾病に罹患していない人のうち、検査で陽性になった人の割合である。この問題では、疾患を有する人の中で正しく陽性と判定される割合を求めているため、偽陽性率は関係ありません。
  • 偽陰性率は、実際にその疾病に罹患している人のうち、検査で陰性になった人の割合である。この問題では、疾患を有する人の中で正しく陽性と判定される割合を求めているため、偽陰性率は関係ありません。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午前:第23問

検査の感度を示す説明で正しいのはどれか。  

1: 測定の精密度

2: 実際の患者が検査で陽性となる確率

3: 実際の患者でない者が検査で陰性となる確率

4: 検査が陽性だった場合に実際の患者である確率

5: 検査が陰性だった場合に実際の患者でない確率

第52回午後:第22問

陽性尤度比の説明で正しいのはどれか。  

1: 検査的中率と同義である。

2: 陰性尤度比を足すと1になる。

3: 「感度÷(1 − 特異度)」で計算できる。

4: 値が小さいほど臨床導入の妥当性が高い。

5: 実際の該当者のうち検査で陽性となる割合である。

第56回午後:第21問

感染症のスクリーニング検査の特異度で正しいのはどれか。  

1: 感染していない人で検査陽性と判定される割合

2: 感染していない人で検査陰性と判定される割合

3: 感染している人で検査陰性と判定される割合

4: 検査が陰性で感染していない人の割合

5: 検査が陽性で感染している人の割合

  • 答え:2
  • 解説:特異度は感染症のスクリーニング検査で、感染していない人が正しく検査陰性と判定される割合を示します。これは、検査の正確さを評価する指標の一つです。
  • 感染していない人で検査陽性と判定される割合は、偽陽性率と呼ばれます。これは特異度とは異なる概念です。
  • 感染していない人で検査陰性と判定される割合は、特異度と呼ばれます。これは検査の正確さを評価する指標で、正しい答えです。
  • 感染している人で検査陰性と判定される割合は、偽陰性率と呼ばれます。これは特異度とは異なる概念です。
  • 検査が陰性で感染していない人の割合は、陰性的中率と呼ばれます。これは特異度とは異なる概念です。
  • 検査が陽性で感染している人の割合は、陽性的中率と呼ばれます。これは特異度とは異なる概念です。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
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第48回午後:第49問

100人の中に転倒経験者が50人いて、そのうちの40人はバランス検査で異常を指摘されていた。また、検査で異常を指摘されない転倒未経験者は30人いる。この検査の陽性尤度比はどれか。ただし、陽性尤度比は感度/(1-特異度)で表される。  

1: 0.6

2: 0.7

3: 0.8

4: 1.0

5: 2.0

第57回午前:第22問

感度•特異度について正しいのはどれか。  

1: 血液検査は特異度が高い。

2: 感度が高いと見落としが多い。

3: 特異度が高いと過剰診断が少ない。

4: 信頼区間が広いと再現性が高くなる。

5: 感度の高い検査としてエックス線による肺がんの発見がある。

  • 答え:3
  • 解説:感度は疾患を持つ人が陽性と判断される割合であり、特異度は健康な人が陰性と判断される割合です。感度が高い検査はスクリーニングに適し、特異度が高い検査は確定検査に適します。
  • 血液検査は疾患特有のマーカーが発見されれば感度が高い検査ですが、特異度が高いとは一概には言えません。
  • 感度が高いと、患者を誤って陰性(偽陰性)とすることが減り、見落としが少なくなります。この選択肢は逆の意味になっているため、間違いです。
  • 特異度が高いと、健康な人を患者と誤診することが少なくなり、過剰診断が減ります。この選択肢は正しいです。
  • 信頼区間が広いと、取得されたデータの値がばらついているため、再現性は低くなります。この選択肢は間違いです。
  • エックス線による肺がんの検査は、健康診断で行われており、1 cm程度の病巣を目視できた場合、感度よりも特異度が高い検査です。この選択肢は感度が高いと誤って記載されているため、間違いです。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
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第52回午後:第22問

あるスクリーニングテストの結果を表に示す。このテストの感度はどれか。 

52_1_22

1: 20%

2: 40%

3: 50%

4: 60%

5: 80%