陽性尤度比の説明で正しいのはどれか。
1: 検査的中率と同義である。
2: 陰性尤度比を足すと1になる。
3: 「感度÷(1 − 特異度)」で計算できる。
4: 値が小さいほど臨床導入の妥当性が高い。
5: 実際の該当者のうち検査で陽性となる割合である。
疾患を有する人の中で、検査で正しく陽性と判定される割合はどれか。
1: 感度
2: 一致率
3: 特異度
4: 偽陽性率
5: 偽陰性率
病気Xの有無を調べる検査の感度、特異度、陽性的中率、陰性的中率を表に示す。正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 病気Xに罹患している人で、検査が正しく陽性と判定された確率は85%である。
2: 病気Xに罹患していない人で、検査が正しく陰性と判定された確率は95%である。
3: 病気Xを判定する検査が陽性の場合、真に病気Xに罹患している確率は80%である。
4: 病気Xを判定する検査が陰性の場合、真に病気Xに罹患している確率は15%である。
5: 病気Xを判定する検査が陰性の場合、真に病気Xに罹患していない確率は90%である。
感染症のスクリーニング検査の特異度で正しいのはどれか。
1: 感染していない人で検査陽性と判定される割合
2: 感染していない人で検査陰性と判定される割合
3: 感染している人で検査陰性と判定される割合
4: 検査が陰性で感染していない人の割合
5: 検査が陽性で感染している人の割合
100人の中に転倒経験者が50人いて、そのうちの40人はバランス検査で異常を指摘されていた。また、検査で異常を指摘されない転倒未経験者は30人いる。この検査の陽性尤度比はどれか。ただし、陽性尤度比は感度/(1-特異度)で表される。
1: 0.6
2: 0.7
3: 0.8
4: 1.0
5: 2.0
あるスクリーニングテストの結果を表に示す。このテストの感度はどれか。
1: 20%
2: 40%
3: 50%
4: 60%
5: 80%
感度•特異度について正しいのはどれか。
1: 血液検査は特異度が高い。
2: 感度が高いと見落としが多い。
3: 特異度が高いと過剰診断が少ない。
4: 信頼区間が広いと再現性が高くなる。
5: 感度の高い検査としてエックス線による肺がんの発見がある。