通常歩行(4 km/h)の代謝当量(METs)はどれか。
1: 1~2 METs
2: 3~4 METs
3: 5~6 METs
4: 7~8 METs
5: 9~10 METs
活動と運動強度との組合せで正しいのはどれか。
1: 読書-0.5~0.8 METs
2: 床ふき-1.0~1.5 METs
3: 歩行(時速4 km)-1.5~2.0 METs
4: 自転車(時速8 km)-2.0~3.0 METs
5: 階段昇降-3.0~4.0 METs
運動処方に関して誤っているのはどれか。
1: 等張性運動は等尺性運動より血圧上昇が少ない。
2: 代謝当量(METs)は安静時座位での酸素摂取量を基準にしている。
3: ヒュージョーンズ分類のII度では階段で息切れが起こる。
4: 運動負荷試験では「少しきつい」レベルの運動から始める。
5: 嫌気性代謝閾値(AT)は最大酸素摂取量の約60%である。
運動処方で誤っているのはどれか。
1: 等張性運動は等尺性運動よりも収縮期血圧の上昇が少ない。
2: 代謝当量(METs)は安静臥位での酸素摂取量を基準にしている。
3: Hugh-Jones分類のII度では階段を上ると息切れが起こる。
4: 最大運動負荷試験では運動終点(エンドポイント)まで負荷を加える。
5: 嫌気性代謝閾値(AT)は最大酸素摂取量の約60%である。
運動と代謝当量(METs)との組合せで誤っているのはどれか。
1: 背臥位での足関節自動運動-1~2 METs
2: 歩行(4.8 km/時)-5~6 METs
3: ジョギング(8 km/時)-7~8 METs
4: 階段の昇り-6~8 METs
5: 階段の降り-4~5 METs
身体活動のエネルギー代謝で誤っているのはどれか。
1: 20分以上の有酸素運動では脂質より糖質が利用される。
2: 筋収縮エネルギーとしてATPが利用される。
3: 無酸素性閾値は心肺負荷試験で算出できる。
4: 最大酸素摂取量は運動持久力を反映する。
5: グリコーゲンの解糖により乳酸を生じる。
嫌気性代謝閾値(AT)について誤っているのはどれか。
1: 運動強度を漸増したときに酸素摂取量が急激に上昇する点をいう。
2: 最大酸素摂取量の約60%に相当する。
3: トレーニングによって変化する。
4: 赤筋(SO線維)の多い人はATが高い。
5: 血中乳酸濃度の急激な下降がみられる。
運動の強度(厚生労働省「健康づくりのための運動指針2006」による)と身体活動との組合せで正しいのはどれか。
1: 1 MET-散歩
2: 1.5 METs-階段の昇降
3: 3.5 METs-掃除機での掃除
4: 4 METs-アイロンがけ
5: 5 METs-ベッドメイク
75歳の男性。身長165 cm、体重60 kg。大動脈弁狭窄症。心房細動と一過性脳虚血発作の既往があり、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を行っている。NYHA分類ではclassⅠで、運動負荷試験で得られた嫌気性代謝閾値(AT)は17.5 mL/分/kgである。この患者への生活指導で誤っているのはどれか。
1: 抗凝固療法の服薬を継続する。
2: 体重や血圧を日誌に付けて自己管理する。
3: 自宅での生活活動は3 METsを上限とする。
4: 下肢筋力のレジスタンストレーニングをする。
5: 心肺運動負荷試験で得られたAT強度で運動する。