第54回午前第91問の類似問題

第36回午前:第73問

末梢神経損傷による運動障害で誤っている組合せはどれか。  

1: 副神経-肩甲骨の挙上

2: 腋窩神経-肩関節の外転

3: 橈骨神経-母指の対立

4: 閉鎖神経-股関節の内転

5: 総腓骨神経-足関節の背屈

第44回午後:第90問

認知障害がみられるのはどれか。  

1: 重症筋無力症

2: 筋萎縮性側索硬化症

3: Guillain-Barré症候群

4: 筋強直性ジストロフィー

5: 平山病(若年性一側上肢筋萎縮症)

第36回午後:第89問

ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。  

1: 脱髄性の末梢神経障害

2: 感冒様の前駆症状

3: 深部腱反射の消失

4: 髄液中の細胞数増加

5: 四肢遠位部の筋力低下

第45回午後:第90問

神経筋接合部の障害が病態の中心である疾患はどれか。  

1: ボツリヌス中毒症

2: 筋萎縮性側索硬化症

3: 急性散在性脳脊髄炎

4: Guillain-Barré症候群

5: Charcot-Marie-Tooth病

第44回午後:第89問

末梢神経とその損傷による症状との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長胸神経 − 翼状肩甲

2: 後骨間神経 − 手指MP関節伸展の筋力低下

3: 大腿神経 − 股関節伸展の筋力低下

4: 総腓骨神経 − 下垂足

5: 閉鎖神経 − 股関節内転筋筋力低下

第47回午前:第36問

神経・筋疾患の患者のリハビリテーションで優先度が低いのはどれか。  

1: Parkinson病では視覚刺激を運動発動に利用する。

2: 筋ジストロフィーの運動訓練では過負荷に注意する。

3: 筋萎縮性側索硬化症では発症早期から褥瘡に注意する。

4: Guillain-Barré症候群では訓練中の不整脈に注意する。

5: 脊髄小脳変性症では早期から転倒に注意する。

第53回午後:第23問

上肢の末梢神経障害でみられるのはどれか。  

1: Barré徴候

2: Froment徴候

3: Kernig徴候

4: Laségue徴候

5: Romberg徴候

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、上肢の末梢神経障害で見られる徴候を選ぶ必要があります。選択肢の中で、上肢の末梢神経障害に関連する徴候はFroment徴候です。
  • Barré徴候は中枢神経障害の症状であり、上肢の末梢神経障害とは関係ありません。
  • Froment徴候は尺骨神経麻痺で見られる徴候であり、上肢の末梢神経障害に関連しています。このため、正しい選択肢です。
  • Kernig徴候は髄膜刺激症状の一つであり、上肢の末梢神経障害とは関係ありません。
  • Laségue徴候は坐骨神経が引き伸ばされることによる徴候であり、上肢の末梢神経障害とは関係ありません。
  • Romberg徴候は脊髄性の運動失調が疑われる徴候であり、上肢の末梢神経障害とは関係ありません。
  • 科目:整形外科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午後:第66問

神経・筋変性疾患のリハビリテーションで誤っているのはどれか。  

1: Guillain–Barré 症候群では訓練中の不整脈に注意する。

2: Parkinson病では視覚刺激を運動発動に利用する。

3: 脊髄小脳変性症では早期から補助具を導入する。

4: 筋萎縮性側索硬化症の車椅子利用者では褥瘡の発生に注意する。

5: 筋ジストロフィーの運動訓練では過負荷に注意する。

第43回午後:第86問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮

2: 筋萎縮

3: 病的反射

4: 不随意運動

5: 腱反射低下

第53回午前:第9問

42歳の女性。感冒症状が出現して1週間後から対称性に両手のしびれを自覚し、脱力が急速に近位部へと広がったため神経内科を受診した。上肢遠位部優位の脱力と四肢の深部腱反射消失を認め、Guillain-Barré症候群と診断された。検査所見として正しいのはどれか。  

1: 髄液検査で細胞数が増加する。

2: 頸髄MRI検査で髄内信号異常を認める。

3: 末梢神経伝導検査で伝導速度が低下する。

4: 末梢神経の連続刺激でM波の振幅が漸増する。

5: 末梢神経刺激で誘発されるF波の潜時が短縮する。

第53回午後:第36問

神経因性膀胱のうち低活動性膀胱を呈する疾患はどれか。  

1: 脳出血

2: 胸髄損傷

3: 多発性硬化症

4: 頸椎後縦靭帯骨化症

5: 糖尿病性自律神経障害

第55回午前:第35問

筋萎縮性側索硬化症で下位運動ニューロン障害の徴候はどれか。  

1: 痙縮

2: 仮性球麻痺

3: 線維束性収縮

4: 腹壁反射消失

5: アキレス腱反射亢進

第42回午後:第79問

末梢神経損傷で誤っているのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 異常感覚

3: 発汗異常

4: 腱反射亢進

5: 筋線維束攣縮

第38回午後:第91問

絞扼性神経障害と末梢神経との組合せで正しいのはどれか。  

1: 胸郭出口症候群-副神経

2: 肘部管症候群-橈骨神経

3: 手根管症候群-尺骨神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-深腓骨神経

第35回午後:第95問

絞扼性神経障害と末梢神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 円回内筋症候群-正中神経

2: 肘部管症候群-尺骨神経

3: 手根管症候群-正中神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-深腓骨神経

第54回午後:第25問

深部腱反射の亢進がみられるのはどれか。  

1: 重症筋無力症

2: 多発性硬化症

3: Guillain-Barré症候群

4: 筋強直性ジストロフィー

5: Duchenne型筋ジストロフィー

  • 答え:2
  • 解説:深部腱反射の亢進がみられるのは多発性硬化症である。これは、脱髄巣が多発し、症状の寛解と増悪を繰り返す疾患であり、運動麻痺や感覚障害、深部腱反射の亢進が認められる。
  • 重症筋無力症は、骨格筋の易疲労性、脱力を主症状とする自己免疫機序による神経接合部疾患であり、神経筋伝達障害があるため、腱反射の亢進はみられない。
  • 多発性硬化症は正解であり、脱髄巣が多発し、症状の寛解と増悪を繰り返す疾患である。病巣にもよるが、運動麻痺や感覚障害、深部腱反射の亢進が認められる。
  • Guillain-Barré症候群は、自己免疫機序により、末梢神経の脱髄を生じる疾患である。下肢遠位筋から筋力低下が生じ、左右対称性に上行することが多い。末梢神経系の脱髄疾患であるため、深部腱反射は減弱または消失する。
  • 筋強直性ジストロフィーは、出生時から筋緊張低下と筋力低下を生じる先天型、筋強直や特有の顔貌などを生じる成人型がある。いずれも深部腱反射は減弱する。
  • Duchenne型筋ジストロフィーは、走れない、転びやすいなどの初発症状から、進行性の筋萎縮を示す疾患である。深部腱反射は減弱し、病的反射もみられない。
  • 科目:神経筋疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午後:第30問

Guillain-Barré症候群について誤っているのはどれか。  

1: 自己免疫機序による。

2: 髄液の異常所見がみられる。

3: 筋力低下は体幹から始まる。

4: 自覚的感覚異常がみられる。

5: 神経原性の針筋電図所見を認める。

第34回午後:第85問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.不随意運動イ.感覚障害ウ.筋萎縮エ.病的反射オ.腱反射亢進  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午前:第66問

絞扼性神経障害と障害される神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肘部管症候群-尺骨神経

2: 円回内筋症候群-橈骨神経

3: 手根管症候群-正中神経

4: 梨状筋症候群-坐骨神経

5: 足根管症候群-脛骨神経

第51回午前:第31問

Guillain-Barré症候群でみられにくいのはどれか。  

1: 誤嚥

2: 運動時痛

3: 温痛覚脱失

4: 起立性低血圧

5: 拘束性換気障害