第54回午前第67問の類似問題

第46回午前:第66問

嚥下で正しいのはどれか。  

1: 口腔内の食塊は反射運動で咽頭へ送られる。

2: 軟口蓋が挙上すると咽頭と鼻腔の通路が開く。

3: 喉頭蓋が引き上げられて気道が閉鎖される。

4: 食塊が食道に入る時期に呼吸が促進される。

5: 食道期の食塊移動は蠕動運動による。

第53回午前:第68問

摂食嚥下の際の運動で正しいのはどれか。  

1: 嚥下後の呼吸は吸気から再開される。

2: 口腔内の食塊は反射運動で咽頭へ送られる。

3: 嚥下反射が起こると舌骨は下方に移動する。

4: 食塊の咽頭への送り込み時に口蓋帆張筋が緊張する。

5: 食塊の食道への送り込み時に輪状咽頭筋が収縮する。

第47回午後:第67問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 食塊が舌によって咽頭に送られる過程を口腔期という。

2: 食塊が咽頭粘膜に触れると、嚥下反射が誘発される。

3: 嚥下反射のときに喉頭蓋が後方に倒れる。

4: 輪状咽頭筋が収縮すると、食塊が食道に入る。

5: 食塊が食道に達すると、食道の蠕動運動が生じる。

第37回午後:第31問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 口腔期に食塊が舌によって咽頭に送られる。

2: 食塊が咽頭粘膜に触れると嚥下反射が起こる。

3: 嚥下反射のとき喉頭蓋は下方に倒れる。

4: 食塊が食道に入るとき輪状咽頭筋は弛緩する。

5: 下食道括約筋は随意筋である。

第45回午前:第66問

嚥下で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 嚥下反射の中枢は橋にある。

2: 口腔期に軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭期に喉頭が反射的に挙上する。

4: 嚥下反射時に呼吸は継続して行われる。

5: 食塊が食道に入るときに輪状咽頭筋は緊張する。

第41回午後:第19問

正常の摂食・嚥下の過程で誤っているのはどれか。  

1: 食塊は舌によって硬口蓋に押し付けられる。

2: 舌が後ろに引き下がり食塊を咽頭に送り込む。

3: 軟口蓋が下降し咽頭鼻部が開く。

4: 喉頭が前上方に挙上する。

5: 輪状咽頭筋部を通り食塊が食道に移動する。

第39回午後:第27問

嚥下で誤っているのはどれか。  

1: 嚥下反射の中枢は延髄にある。

2: 口腔相では軟口蓋は上方移動する。

3: 咽頭相では喉頭全体が反射的に挙上する。

4: 咽頭相では輪状咽頭筋の収縮により食塊を食道に移送する。

5: 食道相では蠕動運動によって食塊を移送する。

第43回午前:第5問

嚥下造影像を示す。正しいのはどれか。 

43_0_5

1: ①喉頭蓋

2: ②上咽頭収縮筋

3: ③舌骨

4: ④梨状窩

5: ⑤気管

第49回午後:第22問

健常者の液体の嚥下で喉頭蓋が翻転を開始する時期はどれか。  

1: 先行期

2: 準備期

3: 口腔期

4: 咽頭期

5: 食道期

第40回午前:第63問

摂食・嚥下障害への対応で正しいのはどれか。  

1: 頭頸部伸展姿勢は咽頭嚥下を改善する。

2: 頸部回旋では食塊が回旋側の咽頭を通過する。

3: 口腔期障害に対しては高粘度の食物を用いる。

4: ゼリーは咽頭残留が少ない。

5: 飲水にはぬるま湯を用いる。

第40回午後:第35問

摂食・嚥下について誤っているのはどれか。  

1: 先行期は認知機能の影響を受ける。

2: 口腔移送期には口唇で食物を取り込む。

3: 口腔準備期には咀嚼によって食塊を形成する。

4: 咽頭期は反射的な運動である。

5: 食道期は蠕動運動である。

第35回午後:第30問

嚥下について誤っているのはどれか。  

1: 先行期は認知機能の影響を受ける。

2: 口腔期は随意的な運動である。

3: 準備期では食塊を咽頭に送り込む。

4: 咽頭期は反射的な運動である。

5: 食道期は蠕動運動である。

第35回午後:第31問

嚥下機能について誤っているのはどれか。  

1: 口腔期障害では舌機能が問題となる。

2: 正常な口腔期では後鼻腔が閉鎖される。

3: 正常な咽頭期では舌骨が挙上する。

4: 正常な咽頭期は喉頭蓋が上方へ回転して始まる。

5: 咽頭期障害ではむせの有無を観察する。

第38回午後:第28問

正しいのはどれか。  

1: 唾液分泌は舌下神経によって調節される。

2: 咀嚼運動には不随意的要素がある。

3: 嚥下の口腔期に軟口蓋は引き下げられる。

4: 嚥下反射時にも呼吸は継続して行われる。

5: 食道上部の筋層は平滑筋で構成される。

第49回午後:第95問

嚥下障害の病態と用いられる介入の組合せで正しいのはどれか。  

1: 口腔期障害 ─ 粘性の高い食物

2: 鼻咽腔閉鎖不全 ─ Shaker(シャキア)法

3: 喉頭挙上筋筋力低下 ─ 間欠的バルーン拡張法

4: 咽頭機能の左右差 ─ 頸部回旋

5: 輪状咽頭筋弛緩不全 ─ 軟口蓋挙上装置

第45回午前:第37問

摂食・嚥下障害で正しいのはどれか。  

1: 液体の誤嚥は少ない。

2: 認知機能の影響は受けない。

3: むせなければ誤嚥なしと判断する。

4: 梨状窩は咽頭残留の好発部位である。

5: 頸部前屈位は嚥下反射を遅延させる。

第52回午後:第84問

摂食嚥下障害への対応で正しいのはどれか。  

1: 飲水にはぬるま湯を用いる。

2: 咽頭期障害では頭頸部伸展姿勢で嚥下する。

3: 口腔期障害に対しては高粘度の食物を用いる。

4: 先行期障害に対して食事のペースを指導する。

5: 鼻咽腔閉鎖不全に対してはShaker法を用いる。

第41回午前:第4問

摂食・嚥下機能にかかわる構造で誤っているのはどれか。 

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1: 軟口蓋

2: 梨状窩

3: 舌骨

4: 喉頭蓋

5: 声門

第36回午後:第27問

嚥下で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.舌筋には舌咽神経が関与する。イ.口腔相での食塊移動は反射的である。ウ.嚥下開始時に食道括約筋は緊張する。エ.嚥下反射では喉頭は挙上する。オ.食道は蠕動によって食塊を胃に送る。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第51回午後:第29問

加齢によって生じる嚥下機能の変化はどれか。  

1: 咳反射の亢進

2: 嚥下反射の遅延

3: 喉頭位置の上昇

4: 唾液分泌量の増加

5: 咽頭通過時間の短縮