第54回午前第33問の類似問題

第55回午後:第86問

肩腱板断裂で陽性となるのはどれか。  

1: Adsonテスト

2: drop armテスト

3: Finkelsteinテスト

4: Phalenテスト

5: Thomsenテスト

  • 答え:2
  • 解説:肩腱板断裂の診断にはdrop armテストが用いられる。他の選択肢はそれぞれ異なる症状や疾患の診断に使用されるテストである。
  • Adsonテストは胸郭出口症候群の検査であり、肩腱板断裂とは関係がない。頸部伸展・回旋位で深呼吸をさせ、息を止めた際の橈骨動脈の拍動を確認する。
  • drop armテストは肩腱板断裂の診断に用いられる。検者が上肢を他動的に持ち上げるように90°外転させて上肢を離すと、患者は挙上位を保持できずに下垂する現象である。
  • Finkelsteinテストはde Quervain病の疼痛誘発テストであり、肩腱板断裂とは関係がない。患者の母指を握り、迅速にその手を尺側方向へ外転し、橈骨茎状突起部に疼痛を誘発する。
  • Phalenテストは手根管症候群の診断に用いられ、肩腱板断裂とは関係がない。手関節90°掌屈位で30秒~1分間保持し、母~中指のしびれの出現や増強を確認する。
  • Thomsenテストは上腕骨外側上顆炎の疼痛誘発テストであり、肩腱板断裂とは関係がない。手関節背屈、肘関節伸展位で被検者に握りこぶしを作らせ、検者が第3中手骨を掌屈するように力を加えた際、上腕骨外側上顆部に疼痛を生じた場合に陽性となる。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第32問

腰椎椎間板ヘルニアで陽性となるテストはどれか。  

1: Apleyテスト

2: Patrickテスト

3: Thomasテスト

4: McMurrayテスト

5: 大腿神経伸張テスト

第53回午後:第32問

腱板断裂損傷の徒手検査で陽性となる可能性が最も高いのはどれか。  

1: anterior apprehension test

2: drop arm test

3: Morley test

4: Thompson test

5: Yergason test

第54回午前:第4問

検査方法を図に示す。この検査で陽性となるのはどれか。 

54_0_4

1: アキレス腱断裂

2: 膝蓋骨脱臼

3: 大腿筋膜張筋短縮

4: 大腿四頭筋短縮

5: ハムストリングス損傷

第50回午前:第32問

股関節に屈曲拘縮がある場合に陽性を示すのはどれか。  

1: Bragardテスト

2: Buergerテスト

3: Lachmanテスト

4: McMurrayテスト

5: Thomasテスト

第47回午後:第85問

膝関節前十字靱帯損傷の検査はどれか。2つ選べ。  

1: Apleyテスト

2: Lachmanテスト

3: 内反ストレステスト

4: 前方引き出しテスト

5: 後方引き出しテスト

第51回午後:第33問

肘部管症候群の所見で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 小指球の筋萎縮

2: 示指のしびれ感

3: Tinel徴候陰性

4: Froment徴候陽性

5: Phalenテスト陽性

第57回午後:第84問

多発性筋炎にみられる所見はどれか。  

1: 蝶形紅斑

2: 深部腱反射亢進

3: 手袋靴下型感覚障害

4: 筋電図での高振幅電位波形

5: 血清クレアチンキナーゼ上昇

  • 答え:5
  • 解説:多発性筋炎は筋肉の炎症性疾患であり、筋力低下や筋痛が主な症状です。血清クレアチンキナーゼ上昇が特徴的な所見です。
  • 蝶形紅斑は全身性エリテマトーデス(SLE)の典型的な皮膚症状であり、多発性筋炎とは関係ありません。
  • 多発性筋炎では筋力低下が主な症状であり、深部腱反射は低下や消失することが一般的です。深部腱反射亢進は誤りです。
  • 手袋靴下型感覚障害は末梢性多発性神経障害の典型的な所見であり、多発性筋炎とは関係ありません。
  • 筋電図での高振幅電位波形は多発性筋炎ではなく、筋電図では低振幅電位波形が特徴的です。
  • 多発性筋炎の所見として血清クレアチンキナーゼ上昇が特徴的であり、正解です。また、血清LDH、AST、ALTなども上昇することがあります。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午前:第77問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: Yergasonテスト-腱板損傷

2: Phalenテスト-手根管症候群

3: Froment徴候-正中神経麻痺

4: Oberテスト-腸腰筋短縮

5: Lachmanテスト-前十字靱帯損傷