第56回午前第42問の類似問題

第43回午後:第62問

学習理論に基づいた治療法はどれか。  

1: 心理劇

2: 内観療法

3: 森田療法

4: 自律訓練

5: 生活技能訓練

第50回午前:第45問

うつ病患者の作業療法での留意点で適切なのはどれか。  

1: 経験のある課題を選ぶ。

2: 選択する課題を増やす。

3: 自己決定場面を減らす。

4: 規則的な参加を促す。

5: 意欲を引き出す。

第49回午後:第46問

強迫性障害患者に認知行動療法を行う際、患者の確認行為に対して治療者が「確かめたい気持ちはそのままにしておきましょう」と声をかけた。この言葉かけの技法はどれか。  

1: 強化

2: 教示

3: モデリング

4: プロンプティング(促し)

5: エクスポージャー(曝露法)

第43回午前:第98問

てんかん患者の作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 生活技能訓練を行う。

2: 役割に応じた責任を持たせる。

3: 休息のタイミングを習得させる。

4: 視覚刺激の強い作業を導入する。

5: 発作の予兆を把握する。

第46回午後:第81問

学習理論に基づく技法を用いた療法はどれか。  

1: 内観療法

2: 箱庭療法

3: 交流分析

4: 認知行動療法

5: 精神分析療法

第41回午後:第60問

古典的条件付けに基づく行動療法はどれか。  

1: 自律訓練法

2: 認知行動療法

3: 系統的脱感作

4: バイオフィードバック法

5: トークン(代用貨幣)エコノミー法

第41回午前:第97問

てんかん患者の作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 集団作業療法を取り入れる。

2: 発作があった日は作業療法を中止する。

3: 生活技能の訓練を行う。

4: 役割に応じた責任を持たせる。

5: 発作のタイプによって作業種目を選択する。

第49回午前:第45問

うつ病患者の作業療法の注意点について正しいのはどれか。  

1: 長い工程を選ぶ。

2: 積極的に努力を促す。

3: なじみの活動を選ぶ。

4: 自発性意欲を支援する。

5: リーダー役を割り振る。

第39回午前:第85問

躁病患者の作業療法で適切なのはどれか。  

1: 活動の区切りを短時間に設定する。

2: 複数の活動を同時進行で行う。

3: 患者間の言語的交流を促す。

4: 注意・指導は頻回にする。

5: 直面する課題の自己解決を促す。

第48回午前:第45問

うつ病患者の作業療法でみられやすい特徴はどれか。  

1: 頻回の休息

2: 手順の省略

3: 学習性低下

4: 約束の遵守

5: 他者への依存

第53回午後:第80問

訓練療法でないのはどれか。  

1: 森田療法

2: シェイピング

3: 認知行動療法

4: 系統的脱感作法

5: 来談者中心療法

  • 答え:5
  • 解説:訓練療法は、患者が自分の症状や行動を改善するために特定の技術や方法を習得することを目的とした療法です。選択肢の中で、訓練療法でないものは来談者中心療法です。
  • 森田療法は訓練療法の一種で、患者が自己の症状を受け入れることができるように訓練する方法です。不安や恐怖を抱える患者に対して、症状をあるがままに受け入れることで、症状の改善を目指します。
  • シェイピングは訓練療法の一種で、最終的に目標とする行動を獲得するために、行動を小さなステップに分けて段階的な獲得を促す方法です。これにより、患者は徐々に目標行動に近づくことができます。
  • 認知行動療法は行動療法の一種で、患者の考え方の偏りを矯正することで症状を改善しようとする方法です。認知と行動の両面からアプローチし、患者がより適切な考え方や行動を身につけることを目指します。
  • 系統的脱感作法は訓練療法の一種で、リラックスした状態で低い不安から段階的に刺激を与えていく方法です。これにより、患者は徐々に不安や恐怖を克服することができます。
  • 来談者中心療法は洞察療法の一種で、患者の話に傾聴し、患者が自分自身で洞察を得るように導いていく方法です。訓練療法とは異なり、患者が自らの内面を理解し、自己変革を促すことを目的としています。
  • 科目:臨床心理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午後:第46問

正しい日時や場所などの情報を繰り返し提示する認知症患者への介入法はどれか。  

1: 作業回想法

2: ユマニチュード

3: ルーティン化療法

4: バリデーション療法

5: リアリティオリエンテーション

  • 答え:5
  • 解説:リアリティオリエンテーションは、認知症患者に対して現実見当識訓練を行い、見当識障害の改善を目的とした介入法である。
  • 作業回想法は、患者の心理的安定や感情・意欲を高揚させる目的で行われる方法であり、認知症患者への日時や場所の情報提示には関係がない。
  • ユマニチュードは、人間らしさを取り戻すことを目標としたケア技法であり、認知症患者への日時や場所の情報提示には関係がない。
  • ルーティン化療法は、毎日のスケジュールを固定し、困った習慣を問題のない習慣に変えていくアプローチであるが、認知症患者への日時や場所の情報提示には直接関係がない。
  • バリデーション療法は、経験や感情を認め、共感し、他者との信頼関係を築く方法であるが、認知症患者への日時や場所の情報提示には関係がない。
  • リアリティオリエンテーションは、認知症患者に対して現実見当識訓練を行い、見当識障害の改善を目的とした介入法であるため、正しい日時や場所などの情報を繰り返し提示する方法として適切である。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午前:第50問

患者に手本となる他者の振る舞いを見せて学んでもらう面接技術はどれか。  

1: モデリング

2: コーチング

3: シェイピング

4: リフレーミング

5: プロンプティング

第57回午前:第48問

認知症患者の運動療法を行うときの対応として適切でないのはどれか。  

1: 肯定語で指示する。

2: 患者のペースに合わせる。

3: 同じ動作を繰り返し実施する。

4: 運動を拒否しても説得して行う。

5: 日常慣れ親しんだ動作を利用する。

第51回午後:第42問

身体表現性障害の患者に対する作業療法で最も適切なのはどれか。  

1: 現実検討能力を高める。

2: 不安な気持ちを解釈する。

3: 集団作業療法を基本とする。

4: 対人関係能力の向上を図る。

5: 感情表現を促す活動を提供する。

第53回午前:第80問

古典的条件付けの原理を用いた治療法はどれか。  

1: 曝露法

2: 認知再構成法

3: トークンエコノミー法

4: セルフモニタリング法

5: 社会生活技能訓練〈SST〉

  • 答え:1
  • 解説:古典的条件付けの原理を用いた治療法は、環境刺激を操作することで患者の反応を生育・修正・除去するもので、この原理は、曝露法、系統的脱感作法、嫌悪療法などの行動療法で用いられる。
  • 曝露法は古典的条件付けの原理を用いた治療法で、不安障害などで適応となる。患者が恐怖や不安を感じる状況に徐々に慣れさせることで、恐怖心や不安感を減らす効果がある。
  • 認知再構成法は認知行動療法の基本的手技で、極端な認知の歪みを修正して、適応的な行動をとったり問題に対処したりすることを可能にするものである。パニック障害やうつ病などで適応となるが、古典的条件付けの原理を用いた治療法ではない。
  • トークンエコノミー法はオペラント条件付けの原理を用いた治療法で、患者が望ましい行動をとった場合、直ちにそれを強化すべくトークン(代用紙幣など)を与え、それが約束の値に達したら患者と約束していた望みのものと交換する方法である。特別支援教育などの現場で用いられることが多いが、古典的条件付けの原理を用いた治療法ではない。
  • セルフモニタリング法は行動療法や認知行動療法で用いられるマネジメント技法で、自分の行動を記録することで目的の行動を強化する効果がある。適応障害などで適応となるが、古典的条件付けの原理を用いた治療法ではない。
  • 社会生活技能訓練(SST)は認知行動療法の技法である。統合失調症などで適応となるが、古典的条件付けの原理を用いた治療法ではない。
  • 科目:臨床心理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午前:第40問

認知症患者に対する作業療法の導入期で適切なのはどれか。  

1: 新しい活動を用意する。

2: 活動内容に変化をもたせる。

3: 時間を要するものから始める。

4: 得意であったものを取り入れる。

5: 能力を少し上回る活動を提供する。

第57回午前:第46問

回復初期のうつ病患者への作業療法で正しいのはどれか。  

1: 指示は詳細に行う。

2: 自己決定の経験を促す。

3: 励ましながら活動を行う。

4: 1回の活動時間は短くする。

5: 長期間継続できる作業を勧める。

  • 答え:4
  • 解説:回復初期のうつ病患者に対する作業療法では、患者の状態に合わせた適切な指導やサポートが重要です。回復初期では、集中力が完全でないため、1回の活動時間を短くすることが適切です。
  • 回復初期のうつ病患者は、ためらいがちな気分がまだあるため、指示は簡潔に行う方が適切です。詳細な指示は心理負担となることがあるため、この選択肢は正しくありません。
  • 回復初期のうつ病患者には、自己決定の経験を促すことは心理負担となることがあるため、この選択肢は正しくありません。患者が何かを始めるきっかけとして、適切なサポートが必要です。
  • 回復初期のうつ病患者は、面白さや楽しさを実感できていない時期であるため、安易な励ましは適切ではありません。病気が必ず回復することや、スタッフが回復を支援することを伝えることが重要です。この選択肢は正しくありません。
  • 回復初期のうつ病患者は、集中力が完全でないため、1回の活動時間を短くすることが適切です。短時間の活動を通して、患者の回復をサポートすることができます。この選択肢は正しいです。
  • 回復初期のうつ病患者には、直接的な満足が得られる活動が適切です。長期間継続できる作業は、患者に面白さや興味があることが条件となりますが、回復初期ではまだその段階には至っていないため、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:気分障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午後:第58問

誤っている組合せはどれか。  

1: 森田療法-日記指導

2: 生活機能訓練-ロールプレイ

3: 自律訓練法-リラクセーション

4: 実存分析-自由連想法

5: 集団精神療法-相互交流

第44回午前:第91問

身体表現性障害の患者に対する作業療法で適切なのはどれか。  

1: 現実検討能力を高める。

2: 不安な気持ちを解釈する。

3: 集団作業療法を基本とする。

4: 対人関係能力の向上を図る。

5: 感情表現を促す活動を提供する。