障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)ランクJ、認知症性老人の日常生活自立度ランクIIIの高齢障害者に対する在宅介護のアセスメントで優先度が低いのはどれか。
1: 医学的急変時の対応
2: 玄関の戸締りの方法
3: 台所の火の後始末
4: 電動三輪車の操作
5: デイケアの利用
国際生活機能分類(ICF)における環境因子はどれか。
1: 対人関係
2: 支援と関係
3: 運動・移動
4: 学習と知識の応用
5: コミュニケーション
ICFの構成要素である「環境因子」の第2レベルに分類されるのはどれか。2つ選べ。
1: 家族の態度
2: 住居の入手
3: 健康に注意すること
4: 交通機関や手段の利用
5: 保健サービス・制度・政策
国際生活機能分類(ICF)における第1レベルまでの分類で環境因子はどれか。2つ選べ。
1: 態度
2: 対人関係
3: 家庭生活
4: 支援と関係
5: コミュニティライフ・社会生活・市民生活
国際生活機能分類(ICF)において、活動・参加の第一評価点で示されるのはどれか。
1: 促進因子
2: 実行状況
3: 阻害因子
4: 支援なしの能力
5: 支援ありの能力
自宅で電話の対応ができないといった認知症症状の進行があり、意思疎通の困難さがあるが、介助者が注意していれば日常生活は自立できている。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクはどれか。
1: Ⅱa
2: Ⅱb
3: Ⅲa
4: Ⅲb
5: Ⅳ
国際生活機能分類(ICF)で正しいのはどれか。
1: 対象範囲を障害者としている。
2: 参加制約という用語は使用しない。
3: 環境因子は生活機能に大きく影響する。
4: 活動とは生活へのかかわりあいを指す。
5: 病因論的な枠組みから健康状態を分類している。
ICFのコード分類で、d「活動・参加」の第1評価点(小数点以下第1位の数値)が示す困難度はどれか。
1: 能力
2: 実行状況
3: 心身機能の影響
4: 個人因子の影響
5: 環境が与える影響
ICFの環境因子で正しいのはどれか。
1: ライフスタイル
2: 介護保険制度
3: 教育歴
4: 生活感
5: 趣味
認知症患者の作業療法評価で適切でないのはどれか。
1: 歩行状態などの運動機能
2: 記銘力や理解力などの知的機能
3: 家族の介護力の程度
4: 内田・クレペリンテストでの作業能力
5: 呼吸器・循環器などの合併症の有無
高齢障害者の作業療法で適切でないのはどれか。
1: 身体機能だけでなく、認知機能や生活習慣を把握する。
2: 病前の趣味に関連した作業を選択する。
3: 傾眠がみられたら、睡眠状況や脱水の有無を確認する。
4: 白内障では、できるだけ日光の当たる場所で作業を行う。
5: 日常生活の中で役割を持てるような作業を指導する。
70代の女性。Alzheimer型認知症の診断を受けデイケアを利用しながら自宅で生活を続けている。独歩での移動は可能であるが、屋外では道に迷う。IADLは全介助である。感情のコントロールができなくなり、デイケア施設職員に文句を言ったり介護に抵抗することもある。この患者に対するデイケアプログラムで優先すべき目標はどれか。
1: 気分の安定
2: 買い物の練習
3: 対人関係の改善
4: 家事動作の練習
5: 短期記銘力の向上
統合失調症に対する作業療法で、ICFの構成要素の「活動」に分類されるのはどれか。
1: 認知の機能
2: 社会生活技能
3: 思考機能の統合
4: 社会からの隔離
5: 生物学的なストレス脆弱性
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: すべての人に関する分類である。
2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。
3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。
5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: すべての人に関する分類である。
2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。
3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。
4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。
5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。
ICFの評価点とその内容の組合せで正しいのはどれか。
1: 活動と参加の能力の評価点 ― 促進あるいは阻害する程度
2: 環境因子の第一評価点 ――― 個人の遂行能力
3: 身体構造の第一評価点 ――― 機能障害の程度や大きさ
4: 身体構造の第二評価点 ――― 各身体部位における変化の性質
5: 心身機能の第一評価点 ――― 構造障害の程度や大きさ
ICFの構成要素である「活動と参加」の第2レベルに分類されるのはどれか。2つ選べ。
1: 記憶機能
2: 日課の遂行
3: 社会的態度
4: 姿勢の保持
5: 活力と欲動の機能
ICFの脳卒中Brief core setに含まれるのはどれか。
1: 歩行
2: 痛みの感覚
3: 運動耐容能
4: 関節の可動性
5: レクリエーションとレジャー
ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 各構成要素は相互に関連している。
2: 障害を有した人のみが対象である。
3: ICFコアセットでは全コードを評価する。
4: ライフスタイルは環境因子の1つである。
5: 活動と参加の第一評価点は実行状況を表す。
国際生活機能分類(ICF)で活動に含まれるのはどれか。
1: 嚥下
2: 歩行
3: 言語表出
4: 呼吸機能
5: 関節の可動性