第50回午後第48問の類似問題

第45回午前:第45問

国際生活機能分類(ICF)に基づく活動と参加の評価で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 「態度」は評価項目に含まれる。

2: 「支援と関係」は評価項目に含まれる。

3: d(domain)で始まるコードで分類される。

4: 「能力」は標準的な生活機能レベルを示す。

5: 「実行状況」は個人が現在の環境で行っている活動や参加を示す。

第55回午前:第22問

ICFの評価点とその内容の組合せで正しいのはどれか。  

1: 活動と参加の能力の評価点 ― 促進あるいは阻害する程度

2: 環境因子の第一評価点 ――― 個人の遂行能力

3: 身体構造の第一評価点 ――― 機能障害の程度や大きさ

4: 身体構造の第二評価点 ――― 各身体部位における変化の性質

5: 心身機能の第一評価点 ――― 構造障害の程度や大きさ

第45回午後:第82問

国際生活機能分類(ICF)で正しいのはどれか。  

1: 対象範囲を障害者としている。

2: 参加制約という用語は使用しない。

3: 環境因子は生活機能に大きく影響する。

4: 活動とは生活へのかかわりあいを指す。

5: 病因論的な枠組みから健康状態を分類している。

第50回午前:第46問

国際生活機能分類(ICF)における第1レベルまでの分類で環境因子はどれか。2つ選べ。  

1: 態度

2: 対人関係

3: 家庭生活

4: 支援と関係

5: コミュニティライフ・社会生活・市民生活

第47回午後:第21問

ICFのコード分類で、d「活動・参加」の第1評価点(小数点以下第1位の数値)が示す困難度はどれか。  

1: 能力

2: 実行状況

3: 心身機能の影響

4: 個人因子の影響

5: 環境が与える影響

第44回午前:第94問

国際生活機能分類(ICF)における環境因子はどれか。  

1: 対人関係

2: 支援と関係

3: 運動・移動

4: 学習と知識の応用

5: コミュニケーション

第43回午後:第66問

国際生活機能分類(ICF)で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ICDの後継分類として生まれた。

2: 活動とは課題や行為の個人による遂行のことである。

3: 個人因子は環境因子の一つである。

4: 活動と参加の領域は単一のリストとして示されている。

5: 能力とはある課題や行為を遂行する個人の実行状況を表す。

第51回午後:第82問

ICFについて正しいのはどれか。  

1: 障害の分類である。

2: 活動は個人因子の1つである。

3: 参加は環境因子の1つである。

4: 機能障害という用語は使用されない。

5: 参加とは生活場面への関わりのことである。

第52回午前:第39問

ICFの構成要素である活動と参加に関する説明で適切なのはどれか。  

1: 情動機能は、活動と参加に含まれる。

2: 実行状況と能力の2つの評価点によって評価する。

3: 活動とは生活・人生場面への関わりのことである。

4: 活動と参加は、それぞれ独立したリストとして示される。

5: 活動制限は、本人の主観的な困難を基準として評価する。

第51回午前:第39問

ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: すべての人に関する分類である。

2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。

3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。

4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。

5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。

第54回午前:第39問

ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: すべての人に関する分類である。

2: 環境因子は障害の程度とは関係がない。

3: 生活機能の肯定的側面を表すことはできない。

4: 分類された構成要素には評価点を付与できる。

5: 個人因子は共通スケールを用いて量的に判定できる。

  • 答え:1 ・4
  • 解説:ICF(国際生活機能分類)は、すべての人に関する分類であり、生活機能や障害の様々な構成要素を評価することができる。環境因子や個人因子も考慮されるが、個人因子は共通スケールで判定することは困難である。
  • 正しい。ICFはすべての人に関する分類であり、健康状態や障害の程度に関わらず、生活機能や障害の様々な構成要素を評価することができる。
  • 間違い。環境因子は、生活機能と障害の全ての構成要素に影響を及ぼす。環境因子は障害の程度と関係があり、その影響は個々の状況によって異なる。
  • 間違い。ICFでは、各構成要素は肯定的と否定的の両方の用語から表現が可能である。つまり、生活機能の肯定的側面も表すことができる。
  • 正しい。ICFでは、各構成要素はカテゴリーコードを選び、それに評価点をつけることによって記載される。これにより、生活機能や障害の様々な構成要素を評価することができる。
  • 間違い。個人因子は個人の人生や生活の特別な背景であり、健康状態や健康状況以外のその人の特徴からなるため、共通のスケールを用いて判定することは困難である。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第39問

国際生活機能分類(ICF)の特徴で適切でないのはどれか。  

1: 「生活機能と障害」は健康状態と背景因子との相互作用と考える。

2: 「医学モデル」と「統計モデル」の統合に基づいている。

3: 構成要素は肯定的・否定的の両方の用語で表現できる。

4: 医療福祉の専門家と障害者団体が関わって作成された。

5: すべての人が対象になる。

第56回午後:第21問

ICFで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 各構成要素は相互に関連している。

2: 障害を有した人のみが対象である。

3: ICFコアセットでは全コードを評価する。

4: ライフスタイルは環境因子の1つである。

5: 活動と参加の第一評価点は実行状況を表す。

第42回午後:第66問

国際生活機能分類(ICF)の用語で誤っているのはどれか。  

1: 心身機能・身体構造は心身の生理的・解剖学的状態を示す。

2: 活動とは個人が行う課題または行為の遂行状況を示す。

3: 参加とは障害部位の日常生活での利用状況を示す。

4: 環境因子とは個人に影響している物理的・社会的状況をさす。

5: 個人因子とは個人的特徴で生活機能と障害に影響する因子をさす。

第50回午前:第82問

国際生活機能分類(ICF)で活動に含まれるのはどれか。  

1: 嚥下

2: 歩行

3: 言語表出

4: 呼吸機能

5: 関節の可動性

第42回午前:第46問

国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。  

1: 四肢の筋力

2: 言語表出

3: 心機能

4: 歩 行

5: 嚥 下

第48回午前:第82問

国際生活機能分類(ICF)で「活動」に含まれる項目はどれか。2つ選べ。  

1: 入浴

2: 移乗

3: 嚥下

4: 呼吸機能

5: 関節可動域

第53回午前:第39問

ICFの構成要素である「活動と参加」の第2レベルに分類されるのはどれか。2つ選べ。  

1: 記憶機能

2: 日課の遂行

3: 社会的態度

4: 姿勢の保持

5: 活力と欲動の機能

  • 答え:2 ・4
  • 解説:ICF(国際生活機能分類)は、健康状態や障害に関連する機能、活動、参加、および環境因子を分類するための国際的なフレームワークです。この問題では、「活動と参加」の第2レベルに分類される要素を求めています。
  • 記憶機能は、「心身機能」の中の個別的精神機能に分類されるため、この選択肢は正しくありません。
  • 日課の遂行は、「活動と参加」の一般的な課題と要求に分類されるため、この選択肢は正しいです。
  • 社会的態度は、「環境因子」の態度に分類されるため、この選択肢は正しくありません。
  • 姿勢の保持は、「活動と参加」の姿勢の変換と保持に分類されるため、この選択肢は正しいです。
  • 活力と欲動の機能は、「心身機能」の全般的精神機能に分類されるため、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午後:第21問

ICFの構成要素である「環境因子」の第2レベルに分類されるのはどれか。2つ選べ。  

1: 家族の態度

2: 住居の入手

3: 健康に注意すること

4: 交通機関や手段の利用

5: 保健サービス・制度・政策

  • 答え:1 ・5
  • 解説:ICF(国際生活機能分類)は、健康状態や障害に関連する機能、活動、参加、および環境因子を分類するための国際的なフレームワークです。環境因子は、個人の生活機能に影響を与える外的要因を指します。第2レベルに分類される環境因子には、「家族の態度」や「保健サービス・制度・政策」などが含まれます。
  • 「家族の態度」は環境因子の第2レベルに分類される要素であり、家族が障害者に対してどのような態度を持っているかが、その人の生活機能に影響を与えることを示しています。これは正しい選択肢です。
  • 「住居の入手」は、活動と参加の第2レベルに分類される要素であり、環境因子ではありません。したがって、この選択肢は間違いです。
  • 「健康に注意すること」は、活動と参加の第2レベルに分類される要素であり、環境因子ではありません。したがって、この選択肢は間違いです。
  • 「交通機関や手段の利用」は、活動と参加の第2レベルに分類される要素であり、環境因子ではありません。したがって、この選択肢は間違いです。
  • 「保健サービス・制度・政策」は環境因子の第2レベルに分類される要素であり、個人の生活機能に影響を与える保健サービスや制度、政策に関する情報を指します。これは正しい選択肢です。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午前:第45問

ICFで身体構造・心身機能の第一評価点(小数点1桁)が示すのはどれか。  

1: 障害の程度や大きさ

2: 阻害因子の有無

3: 障害された範囲

4: 時間的な経過

5: 実行状況