双極性障害と比較した場合のうつ病の特徴はどれか。
1: 有病率が低い。
2: 平均初発年齢が低い。
3: 有病率の男女差が小さい。
4: 一卵性双生児の罹患一致率が低い。
5: 状況要因が誘因となって発症することが少ない。
Alzheimer型認知症について正しいのはどれか。
1: 階段状に増悪する。
2: 女性より男性に多い。
3: 意味記憶の障害で発症することが多い。
4: 人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。
5: 軽度認知障害の80%はAlzheimer型認知症に移行する。
狭心症に関して誤っているのはどれか。
1: 男性に多い。
2: 動脈硬化が原因となる。
3: 糖尿病は危険因子である。
4: 発作の誘因として精神的緊張がある。
5: 発作時には負荷心電図検査を行う。
統合失調症において予後が良いのはどれか。
1: 男性
2: 若年での発症
3: 潜行性の発症
4: 強い陰性症状の存在
5: 明らかな発症誘因の存在
てんかんで正しいのはどれか。
1: 常にけいれんを伴う。
2: 発症率は30歳代が70歳代よりも高い。
3: West症候群の発症のピークは3~5歳である。
4: 高齢初発の症候性てんかんの原因疾患としては脳血管障害が最も多い。
5: てんかんによる突然死のリスクは、強直間代発作よりも欠神発作の方が高い。
47歳の女性。多発性硬化症。30歳で発症し、寛解と増悪を繰り返した後、完全寛解していた。1週前に視力低下と小脳症状が出現し、入院となった。視神経と右小脳半球に脱髄を認める。過回内テストで図のような動きが観察された。この患者にみられる所見はどれか。
1: 振 戦
2: 運動分解
3: 測定異常
4: 協働収縮異常
5: 反復拮抗運動不能
55歳の女性。8年前に多発性硬化症と診断され、再発や寛解を繰り返し、2回の入院歴がある。現在は症状が落ち着いており、訪問理学療法で屋外歩行練習が実施されている。その際、理学療法士は運動強度を軽度から中等度とし、かつ、外気温の高い時間帯を避けて実施するなどに留意している。この理由として関係するのはどれか。
1: Barré徴候
2: Horner徴候
3: Lhermitte徴候
4: Tinel徴候
5: Uhthoff徴候
Alzheimer型認知症について正しいのはどれか。
1: 男性に多い。
2: 階段状に増悪する。
3: 意味記憶の障害で発症することが多い。
4: 人物の見当識より時間の見当識が障害されやすい。
5: 軽度認知障害の約80%はAlzheimer型認知症に移行する。
疾患と病理的変化との組合せで誤っているのはどれか。
1: 多発性硬化症-中枢神経の脱髄
2: パーキンソン病-大脳皮質の変性
3: アルツハイマー病-大脳皮質の変性
4: ギラン・バレー症候群-末梢神経の脱髄
5: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄側索の変性
多発性硬化症の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 歩行障害に対して早期から装具を作製する。
2: 視野欠損に対して照明などの環境整備を行う。
3: 痙縮に対して温熱療法を行う。
4: 筋力低下に対して1RMを反復し強化する。
5: 運動失調に対して重錘を負荷して訓練を行う。
疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
1: 多発性硬化症 − 脱髄
2: Binswanger病 − 感染
3: Huntington病 − 炎症
4: Creutzfeldt-Jakob病 − 出血
5: Charcot-Marie-Tooth病 − 虚血
疾患と頻度の多い症候との組合せで正しいのはどれか。
1: Alzheimer型認知症――羽ばたき振戦
2: Huntington病――――線維束性収縮
3: 多発性硬化症―――――舞踏運動
4: 筋萎縮性側索硬化症――静止時振戦
5: 多系統萎縮症―――――起立性低血圧
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 海綿骨の減少を伴う。
3: 喫煙は危険因子である。
4: 低カルシウム血症を伴う。
5: 骨折好発部位は尺骨である。
原発性骨粗鬆症について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 男性に多い。
2: 海綿骨の減少を伴う。
3: 喫煙は危険因子である。
4: 低カルシウム血症を伴う。
5: 骨折好発部位は尺骨である。
疾患と病理変化の組合せで誤っているのはどれか。
1: Parkinson病 - 大脳白質の変性
2: 多発性硬化症 - 中枢神経の脱髄
3: Huntington病 - 線条体の変性
4: Alzheimer型認知症 - 大脳皮質の変性
5: 筋萎縮性側索硬化症 - 脊髄前角細胞の脱落