歩行周期について誤っているのはどれか。
1: 一歩とは一方の踵接地から他方の踵接地までをいう。
2: 重複歩とは踵接地から次の同側の踵接地までをいう。
3: 歩行率とは1秒または1分当たりの歩数である。
4: 正常歩行の遊脚相は歩行周期の25%を占める。
5: 走行時には二重支持期が消失する。
歩行について正しいのはどれか。
1: 正常の両脚支持期は歩行周期の30 %である。
2: 歩行率は1時間当たりの歩数である。
3: 重複歩は一側の踵接地から対側の踵接地までの周期である。
4: 遊脚期の後半は減速期である。
5: 立脚期の終わりは踵離地時点である。
正常歩行で正しいのはどれか。
1: 歩行の一周期は一側の踵接地から他側の踵接地までである。
2: 歩行率(ケイデンス)は身長に比例して大きくなる。
3: 歩隔は踵が接地して、次に再び同側の踵が接地するまでの距離である。
4: 重心の上下・左右の移動が高振幅である方がエネルギー効率がよい。
5: 両脚支持期は一歩行周期に2回ある。
正常歩行について正しいのはどれか。
1: 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。
2: 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。
3: 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。
4: 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。
5: 高齢者では歩行比が大きくなる。
正常歩行について正しいのはどれか。
1: 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。
2: 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。
3: 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。
4: 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。
5: 高齢者では歩行比が大きくなる。
歩行について正しいのはどれか。
1: 身長が高いほど重複歩距離は短くなる。
2: 進行方向と足の長軸がなす角度を足角という。
3: 両脚支持期は歩行速度が速くなると長くなる。
4: 水平面上の進行方向に対して垂直方向の両足の開きを歩幅という。
5: 一側の踵が接地してから再び接地するまでの時間をステップ時間という。
歩行率で誤っているのはどれか。
1: 歩調ともいう。
2: 1分間の歩数で表示する。
3: 歩行速度は歩幅×歩行率で計算できる。
4: 一般に女性より男性で高い。
5: 自由歩行では壮年以降は加齢に従い低下する。
歩行について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 重心点の高さは立脚中期に最大となる。
2: 歩行速度は重複歩時間に比例する。
3: 両脚支持期は1歩行周期に1回ある。
4: 歩行率は一般に男性が女性よりも高い。
5: エネルギー効率は快適歩行速度で最もよい。
正常歩行で誤っているのはどれか。
1: 重心点の高さは踵接地期に最低となる。
2: 骨盤後傾は立脚相中期に最大となる。
3: 骨盤の支持脚側への側方移動は股内転によって起こる。
4: 股関節は遊脚相初期から屈曲する。
5: 膝関節は立脚相後半に伸展する。
正常歩行で誤っているのはどれか。 ア.骨盤傾斜によって遊脚側股関節は内転する。イ.速度にかかわらず立脚相は遊脚相より長い。ウ.重心の上下移動は踵接地期に最低となる。エ.ヒラメ筋は立脚相のみで活動する。オ.速度が早くなるとエネルギー効率があがる。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
正常歩行について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.踵接地時の膝関節は15゚程度屈曲位である。イ.立脚中期に膝関節は完全伸展位となる。ウ.重心の上下移動は4~5 cmである。エ.骨盤の傾斜は左右5゚程度である。オ.遊脚相の膝関節屈曲は最大135゚に達する。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
歩行率で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 歩行比ともいう。
2: 身長で補正する。
3: 幼児では高齢者より大きい。
4: 単位時間当たりの歩数を意味する。
5: 加齢による変化は歩幅より大きい。
10 m歩行において歩幅45 cm、歩行率80歩/分を示す。このときの歩行速度(m/秒)はどれか。
1: 0.4 m/秒
2: 0.5 m/秒
3: 0.6 m/秒
4: 0.7 m/秒
5: 0.8 m/秒
正常な歩行周期とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1: 右立脚中期 ── 右踵接地から左爪先離地まで
2: 右立脚終期 ── 左踵離地から右踵離地まで
3: 右前遊脚期 ── 左踵接地から右爪先離地まで
4: 右遊脚中期 ── 右爪先離地から右足部が左下腿部を通過するまで
5: 右遊脚終期 ── 右足部が左下腿部を通過してから右下腿が垂直になるまで
健常成人が歩行速度を上げた場合の変化で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 歩隔の拡大
2: 歩行率の増加
3: 重複歩距離の増加
4: 両脚支持期の延長
5: 重心の左右移動の増加
小児の歩行で正しいのはどれか。
1: 独歩開始時から踵接地がみられる。
2: 歩幅に対する歩隔の比率は発達とともに増加する。
3: 両脚支持期は発達とともに増加する。
4: ケイデンスは発達とともに減少する。
5: 上肢肢位は発達とともに挙上位となる。
正常運動発達に関して誤っているのはどれか。
1: 寝返り-5か月
2: つたい歩き-10か月
3: 階段を昇る-18か月
4: その場でジャンプする-24か月
5: 片足とび-30か月
義足が長すぎるときの異常歩行で誤っているのはどれか。
1: 健側の伸び上がり歩行
2: 外転歩行
3: 分回し歩行
4: 義足側への体幹側屈
5: 歩幅の左右不均衡
正常運動発達に関する組合せで誤っているのはどれか。
1: 3か月-自動歩行
2: 8か月-つかまり立ち
3: 12か月-始 歩
4: 2歳-転倒しないで走れる
5: 3歳-片足立ち
正常歩行時の矢状面における重心移動について正しいのはどれか。
1: 歩行速度が増すと重心軌道の高低差は小さくなる。
2: 1歩行周期において重心軌道は一峰性を示す。
3: 重心の移動速度は立脚中期で最も速くなる。
4: 重心が最も高くなるのは荷重反応期である。
5: 重心が最も低くなるのは踵接地期である。