第51回午前第84問の類似問題

第57回午前:第30問

日常生活活動の評価で自記式の評価法はどれか。  

1: PULSES

2: Barthel Index

3: 老研式活動能力指標

4: 障害老人の日常生活自立度判定基準

5: Katz Activities of Daily Living Index

  • 答え:3
  • 解説:日常生活活動の評価で自記式の評価法は、対象者が質問表に自ら記入して評価できる方法である。この問題では、老研式活動能力指標が自記式の評価法である。
  • PULSESは、患者の機能レベルを評価するための尺度であり、自記式の評価法ではない。
  • Barthel Indexは、ADLの評価表であり、検査者が採点する評価方法であるため、自記式の評価法ではない。
  • 老研式活動能力指標は、IADL、知的能動性、社会的役割の下位尺度を対象者が質問表に自ら記入して評価できる自記式の評価法である。
  • 障害老人の日常生活自立度判定基準は、介護保険制度の要介護認定で用いられる認定調査または主治医意見書で、専門家により調査されて用いられているため、自記式の評価法ではない。
  • Katz Activities of Daily Living Indexは、対象者が実行しているADLを検査者がランク付けする評価方法であり、自記式の評価法ではない。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第45問

適切でない組合せはどれか。  

1: Barthel index-日常生活活動

2: Fugl-Meyer scale-意識障害

3: BIT(Behavioral Inattention Test)-半側空間無視

4: STEF-上肢機能

5: WAIS-R-知能

第47回午後:第26問

ADL評価の説明として正しいのはどれか。  

1: FIMの項目で3点は中等度介助である。

2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。

3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。

4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。

5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。

第34回午前:第88問

ADLの評価法で誤っているのはどれか。  

1: Kenny self-care scoreでは「できるADL」を評価する。

2: Katz indexではADL項目の自立・依存の組合せで7群に分類する。

3: PULSESは生活機能における6項目の頭文字をとったものである。

4: Barthel indexの総点は100点である。

5: FIMは4段階評価である。

第56回午後:第28問

FIMの点数とADL評価の組合せで正しいのはどれか。  

1: 食事 4点 ── 自助具を介助者に装着してもらい自力で摂取する。

2: 清拭 7点 ── ループ付きタオルを使用して身体を洗う。

3: 歩行 1点 ── 1人の介助で15 mまで歩行ができる。

4: トイレ動作 3点 ── 日中は自立しているが夜間は介助者が監視している。

5: 更衣(下衣) 5点 ── 短下肢装具の装着のみを手伝ってもらう。

第43回午前:第27問

65歳の男性。頸髄不全損傷。現在のADLは次のとおりである。整容は自立。食事は普通食を柄つきスプーンで自立。着替え、トイレ動作は部分介助。入浴は全介助。臥位から自力で起き上がり端座位をとれるが、車椅子への移乗は全介助。移動は車椅子で自立。排便・排尿は時々失禁がある。Barthel indexは何点か。  

1: 35点

2: 40点

3: 45点

4: 50点

5: 55点

第53回午前:第7問

70歳の男性。脳卒中による右片麻痺。現在のADLは次のとおりである。食事は普通食を先割れスプーン使用で自立、整容は自立、更衣は自立。トイレは部分介助、入浴は部分介助。背臥位から自力で起き上がり端座位保持可能だが、車椅子への移乗は監視が必要。移動は車椅子にて自立。排便や排尿は時々失禁がある。Barthel Indexの得点はどれか。  

1: 35点

2: 45点

3: 55点

4: 65点

5: 75点

第42回午前:第11問

75歳の女性。1か月前に脳梗塞右片麻痺を発症した。ブルンストローム法ステージは上肢II・手指II・下肢III。現在のADLは次のとおりである。整容は自立。食事、着替え、車椅子・ベッド間の移乗、トイレ動作、歩行は部分介助。排便、排尿とも失禁はない。階段昇降と入浴は全介助である。Barthel indexは何点か。  

1: 15点

2: 30点

3: 45点

4: 60点

5: 75点

第46回午前:第37問

障害老人の日常生活自立度判定基準の内容とランクとの組合せで正しいのはどれか。  

1: 介助があれば外出する。 — ランクJ1

2: 座位を保つことができる。 — ランクC1

3: 交通機関を利用して外出する。 — ランクJ2

4: ベッド上の生活が主体である。 — ランクA1

5: 介助によって車椅子に移乗する。 — ランクB2

第53回午後:第35問

がん患者の身体機能評価尺度はどれか。  

1: Barthel Index

2: FBS

3: FIM

4: KPS〈Karnofsky performance scale〉

5: mRS