てこを図に示す。Aを支点とした棒のB点から60 kg重の錘を糸で垂らした。棒を水平に支えるためにC点にかかる力F(N)はどれか。ただし、1 Nを100 g重とし、棒と糸の質量は無視できるものとする。
1: 60 N
2: 80 N
3: 90 N
4: 100 N
5: 120 N
図のような輪軸を利用して、力Fで18 kgの物体を引き上げた(ひもの摩擦と重さは無視できるものとする)。ひもを引く最小限の力Fはどれか。ただし、100 gの物体を引き上げるのに必要な力を1 Nとする。
1: 20 N
2: 60 N
3: 180 N
4: 540 N
5: 1,620 N
図のようにてこが釣り合っている場合、支点Cに作用する力の大きさはどれか。ただし、てこに重さはないものとする。
1: W1+W2
2: d2×W2/d1
3: d1×W1/d2
4: d1×W1+d2×W2
5: d1×W2+d2×W1
図は立位で5 kgのダンベルを持ち水平位に保持している。肩関節外転筋群が作り出している反時計回りの力のモーメントで正しいのはどれか。(1 kg重=10 Nとする)
1: 16.8 Nm
2: 18.3 Nm
3: 30.0 Nm
4: 31.5 Nm
5: 75.0 Nm
図に示す方法で股関節に30 Nmの外転トルクを生じさせる等尺性筋力増強運動を行った。作用点Bの力として正しいのはどれか。
1: 5.1 kgf
2: 10.2 kgf
3: 15.3 kgf
4: 20.4 kgf
5: 25.5 kgf
図に示す方法で筋力測定器を用いて膝関節伸展等尺性筋力を測定したところ、測定値は28 kgfであった。膝関節伸展トルクはどれか。
1: 約6.9 Nm
2: 約17.2 Nm
3: 約34.5 Nm
4: 約51.8 Nm
5: 約68.6 Nm
図Aについて、図Bと比較して正しいのはどれか。ただし、Wは重りの質量、FとF′は筋への負荷、JとJ′は関節への負荷とする。
1: 肘屈筋への負荷は小さく、肘関節への負荷は大きい。
2: 肘屈筋への負荷は大きく、肘関節への負荷は小さい。
3: 肘屈筋への負荷は小さく、肘関節への負荷は小さい。
4: 肘屈筋への負荷は変わらないが、肘関節への負荷は小さい。
5: 肘屈筋への負荷は小さく、肘関節への負荷は変わらない。
図のように前腕を水平にして玉を保持している。手と前腕および玉の合成重心にRニュートンの力がかかっている。肘屈筋にかかる力F(ニュートン)はどれか。
1: 1/7×R
2: 1/8×R
3: 6×R
4: 7×R
5: 8×R
患者が床面から20 cm鉛直拳上した位置で下肢を保持している状態を図に示す。Aの滑車は上下に移動するが、Bの滑車はフレームに固定され、滑車の位置は動かない。なお、保持する下肢の質量は8 kgで、滑車と紐の重量および摩擦力は考えなくてよい。床面から下肢を拳上するために、上肢で引き下げた紐の長さと保持に必要な力の組合せで正しいのはどれか。
1: 10 cm − 8 kg重
2: 20 cm − 4 kg重
3: 20 cm − 8 kg重
4: 40 cm − 4 kg重
5: 40 cm − 8 kg重