第35回午前第97問の類似問題

第43回午前:第2問

Danielsらの徒手筋力テストによる左足関節底屈運動でヒラメ筋単独テストを実施したところ、図のような距腿関節底屈の代償運動がみられた。この代償運動への関与が疑われる筋はどれか。2つ選べ。 

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1: 長指屈筋

2: 短母指屈筋

3: 長母指屈筋

4: 母指外転筋

5: 前脛骨筋

第38回午後:第89問

外傷による骨折や脱臼と合併する神経麻痺との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩関節前方脱臼-腋窩神経麻痺

2: 股関節後方脱臼-坐骨神経麻痺

3: モンテジア骨折-尺骨神経麻痺

4: 上腕骨骨幹部骨折-橈骨神経麻痺

5: 橈骨遠位端骨折-正中神経麻痺

第47回午前:第23問

Danielsらの徒手筋力テストの肩関節段階5と段階4との検査において、腹臥位で肘関節付近の上腕背側に抵抗を加えるのはどれか。2つ選べ。  

1: 水平外転

2: 外転

3: 外旋

4: 屈曲

5: 伸展

第49回午前:第38問

関節運動時に関節包内で生じる副運動はどれか。2つ選べ。  

1: 滑り

2: 外転

3: 軸回旋

4: らせん運動

5: 振り子運動

第50回午前:第60問

動脈の触診部位で誤っているのはどれか。 

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1: 鎖骨下動脈

2: 上腕動脈

3: 橈骨動脈

4: 膝窩動脈

5: 足背動脈

第49回午前:第15問

右股関節の可動域を下表に示す。予想される歩行時の特徴はどれか。 

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1: 左の歩幅の減少

2: 腰椎前弯の減少

3: 左伸び上がり歩行

4: 上肢の振り幅の増加

5: 左Trendelenburg徴候

第36回午前:第52問

脊髄損傷レベルと運動との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 第 2 腰髄節まで機能残存-股屈曲

2: 第 3 腰髄節まで機能残存-膝屈曲

3: 第 4 腰髄節まで機能残存-足背屈

4: 第 5 腰髄節まで機能残存-母趾伸展

5: 第 1 仙髄節まで機能残存-足底屈

第46回午後:第31問

スポーツ外傷と筋力訓練の目標とすべき筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩鎖関節脱臼 — 上腕二頭筋

2: 肩関節前方脱臼 — 肩甲下筋

3: 肘関節尺側側副靱帯損傷 — 尺側手根伸筋

4: 膝関節内側膝蓋大腿靱帯損傷 — 大腿四頭筋

5: 足関節前距腓靱帯損傷 — 後脛骨筋

第41回午後:第3問

靱帯で誤っているのはどれか。  

1: 脊椎後縦靱帯は椎体後面を連結している。

2: 三角靱帯は脛骨と舟状骨、踵骨、距骨とを連結している。

3: 膝前十字靱帯は下腿の内旋を制限している。

4: 肩鎖関節は肩鎖靱帯と烏口肩峰靱帯で制動されている。

5: 烏口上腕靱帯は烏口突起と上腕骨大・小結節とを連結している。

第43回午前:第86問

大腿義足の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 外側ホイップ - 膝継手軸の外旋

2: 義足側外転歩行 - 初期内転角の不足

3: 健側肢の伸び上がり - ソケット内壁の高さ不足

4: 義足側分回し歩行 - 義足長が短い

5: 義足側への体幹側屈 - 切断側外転筋の筋力低下

第56回午後:第58問

動脈と脈拍の触知部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 総頸動脈 ── 胸鎖乳突筋の前縁

2: 上腕動脈 ── 上腕二頭筋腱の外側縁

3: 橈骨動脈 ── 前腕掌側面の内側近位部

4: 大腿動脈 ── 鼠径部の腸腰筋の外側

5: 足背動脈 ── 外果の後方

  • 答え:1
  • 解説:動脈と脈拍の触知部位は、体表から触診ができる動脈の部位である。正しい組み合わせは総頸動脈と胸鎖乳突筋の前縁である。
  • 総頸動脈の触知部位は胸鎖乳突筋の前縁であり、正しい組み合わせです。
  • 上腕動脈の触知部位は上腕遠位部の上腕二頭筋腱の内側であり、選択肢2の上腕二頭筋腱の外側縁とは異なります。
  • 橈骨動脈の触知部位は前腕掌側面の外側遠位部であり、選択肢3の前腕掌側面の内側近位部とは異なります。
  • 大腿動脈の触知部位は鼠径部の腸腰筋の内側であり、選択肢4の鼠径部の腸腰筋の外側とは異なります。
  • 足背動脈の触知部位は足背の長母指伸筋腱と長指伸筋腱の間であり、選択肢5の外果の後方とは異なります。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午前:第3問

病巣部位と評価法との組合せで誤っているのはどれか。 

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1: ①手指弁別の検査

2: ②標準失語症検査

3: ③系列動作の検査

4: ④線分2等分検査

5: ⑤視野の検査

第49回午前:第72問

筋と股関節の運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 縫工筋 ― 外旋

2: 小殿筋 ― 内転

3: 梨状筋 ― 内旋

4: 大殿筋 ― 屈曲

5: 大腿方形筋 ― 屈曲

第56回午前:第30問

二分脊椎のSharrardの分類で股関節屈曲・内転運動が正常で外転が作用し始め、短下肢装具を用いて杖歩行が可能となるのはどれか。  

1: II群

2: III群

3: IV群

4: V群

5: VI群

  • 答え:2
  • 解説:Sharrardの分類は二分脊椎の障害レベルによって機能予後を評価するための分類法である。各群によって肢位機能が異なり、装具や歩行の方法が変わる。
  • II群はL1~L2の障害レベルで、股関節屈曲・内転が残存し、膝関節伸展が中等度残存する。車椅子移動と長下肢装具を用いた歩行が併用できるが、短下肢装具を用いた杖歩行はまだ可能ではない。
  • III群はL3~L4の障害レベルで、股関節屈曲・内転、膝関節伸展、足関節背屈が残存し、股関節外転が作用し始める。長下肢装具または短下肢装具による杖歩行が可能であるため、正しい選択肢である。
  • IV群はL5の障害レベルで、股関節伸展、足関節底屈が可能となる。短下肢装具による実用歩行が可能だが、股関節外転が作用し始める段階ではない。
  • V群はS1~S2の障害レベルで、足部の内在筋のみ麻痺が生じる。装具なしでの実用歩行が可能であるが、短下肢装具を用いた杖歩行が必要な段階ではない。
  • VI群はS3の障害レベルで、麻痺は認めない。歩行に特別な問題がなく、短下肢装具を用いた杖歩行が必要な段階ではない。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午前:第41問

大腿義足装着者の異常歩行と原因の組合せで正しいのはどれか。  

1: 過度の腰椎前弯―股関節伸展拘縮

2: 外転歩行――――股関節屈曲拘縮

3: 義足膝の不安定―股関節伸展筋力低下

4: 伸び上がり歩行―股関節内転筋力低下

5: 分回し歩行―――股関節内転拘縮

第39回午後:第38問

肩の運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 棘下筋-内転

2: 烏口腕筋-内旋

3: 広背筋-外旋

4: 大円筋-外転

5: 棘上筋-外転

第36回午前:第4問

右肩関節の最大外旋が得られない関節可動域訓練はどれか。  

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第45回午前:第34問

頸髄損傷受傷3日後で頸椎直達牽引中の患者に対する肩関節可動域訓練で屈曲角度の上限はどれか。  

1: 30°

2: 60°

3: 90°

4: 120°

5: 150°

第51回午後:第4問

Danielsらの徒手筋力テストで股関節内転筋の段階3を測定する際、図のような代償動作がみられた。代償動作を生じさせている筋はどれか。 

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1: 腸骨筋

2: 梨状筋

3: 中殿筋

4: 大腿二頭筋

5: 内側広筋

第44回午後:第42問

膝関節30°屈曲位の状態から完全に伸展するまでに生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 下腿の外旋

2: 膝窩筋の収縮

3: 膝蓋骨の下方移動

4: 前十字靭帯の緊張

5: 内側側副靭帯の弛緩