小指の感覚をつかさどる神経根と末梢神経の組合せはどれか。
1: 第6頸髄神経根―橈骨神経
2: 第7頸髄神経根―正中神経
3: 第7頸髄神経根―尺骨神経
4: 第8頸髄神経根―正中神経
5: 第8頸髄神経根―尺骨神経
腕神経叢の上神経幹を経由しないのはどれか。
1: 肩甲上神経
2: 筋皮神経
3: 正中神経
4: 橈骨神経
5: 尺骨神経
腕神経叢麻痺で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.引き抜き損傷によって起こる。イ.上位型ではホルネル徴候を伴う。ウ.下位型では肩の外転ができない。エ.全型では肩甲骨挙上ができない。オ.肋間神経移行による機能再建が行われる。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
脳卒中に合併した肩手症候群で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.腫脹、疼痛の時期と萎縮性変化の時期とがある。イ.原因は自律神経機能異常と考えられる。ウ.ROM訓練は中止する。エ.男性の右片麻痺患者に多い。オ.脳卒中発症10週以後に発症する。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
58歳の男性。両手の母指と示指で紙をつまみ、左右に引っ張ったときの写真を示す。考えられる末梢神経障害はどれか。
1: 右Guyon管症候群
2: 右手根管症候群
3: 右後骨間神経麻痺
4: 左前骨間神経麻痺
5: 左肘部管症候群
ギラン・バレー症候群で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 脳神経は回避される。
2: 再発を繰り返すことが多い。
3: 軸索型は機能予後が不良である。
4: 重度な感覚障害を伴うことが多い。
5: 近位筋より遠位筋の障害が遷延する。
腕神経叢で後神経束に由来する神経はどれか。
1: 肩甲上神経
2: 筋皮神経
3: 腋窩神経
4: 正中神経
5: 尺骨神経
手根管を通らないのはどれか。
1: 滑液鞘
2: 正中神経
3: 尺骨神経
4: 長母指屈筋腱
5: 示指の浅指屈筋腱
誤っている組合せはどれか。
1: 筋萎縮性側索硬化症-脊髄前角の神経細胞変性
2: アルツハイマー病-大脳皮質の老人斑
3: クロイツフェルト・ヤコブ病─大脳皮質の海綿状変化
4: パーキンソン病-視床の神経細胞変性
5: ハンチントン病-線条体の神経細胞変性
手根管内を通過しないのはどれか。
1: 長母指屈筋腱
2: 深指屈筋腱
3: 浅指屈筋腱
4: 正中神経
5: 尺骨神経
肘部管症候群で筋力低下をきたすのはどれか。
1: 短母指外転筋
2: 長母指伸筋
3: 長母指屈筋
4: 母指対立筋
5: 母指内転筋
疾患と作業種目の組合せで正しいのはどれか。
1: 関節リウマチ――――粘土細工
2: 小脳梗塞――――――切り絵
3: 脊髄小脳変性症―――卓球
4: Parkinson病 ――――上方への輪通し
5: 慢性閉塞性肺疾患――デコパージュ
脳卒中片麻痺急性期のポジショニングで正しい組合せはどれか。
1: 手関節 - 掌屈位
2: 肘関節 - 伸展位
3: 肩関節 - 内旋位
4: 股関節 - 外旋位
5: 足関節 - 底屈位
末梢神経について正しいのはどれか。
1: A群は最も太い。
2: B群は無髄である。
3: C群は有髄である。
4: 交感神経節前線維はC群である。
5: 交感神経節後線維はB群である。
脳卒中片麻痺の病的共同運動で正しいのはどれか。
1: 肩甲骨挙上に伴う肘関節伸展
2: 肘関節屈曲に伴う手関節背屈
3: 股関節外転に伴う膝関節伸展
4: 股関節内旋に伴う膝関節屈曲
5: 膝関節屈曲に伴う足関節背屈
58歳の男性。両手の母指と示指で紙をつまみ、左右に引っ張ったときの写真を示す。考えられる末梢神経障害はどれか。
1: 右Guyon管症候群
2: 右後骨間神経麻痺
3: 左前骨間神経麻痺
4: 右手根管症候群
5: 左肘部管症候群
筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 僧帽筋 — 長胸神経
2: 小菱形筋 — 肩甲下神経
3: 棘下筋 — 肩甲上神経
4: 小円筋 — 腋窩神経
5: 大円筋 — 肩甲背神経
下肢の末梢神経伝導検査で複数の神経に運動神経伝導速度低下を認めた。最も考えられる疾患はどれか。
1: 多発性筋炎
2: 視神経脊髄炎
3: 閉塞性動脈硬化症
4: 筋萎縮性側索硬化症
5: Guillain-Barré症候群
正中神経支配でないのはどれか。
1: 円回内筋
2: 長母指屈筋
3: 回外筋
4: 短母指外転筋
5: 長掌筋
脳血管障害の症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。
1: 関節拘縮-モビライゼーション
2: 下肢共同運動-ブリッジ運動
3: 肩手症候群-ホットパック
4: 肩関節亜脱臼-肩関節周囲筋の同時収縮
5: 非対称性座位姿勢-体幹装具の作製