腰椎分離症を発見しやすいのはどれか。
1: 腰椎前後像
2: 腰椎側面像
3: 腰椎45°斜位像
4: ミエログラム
5: 椎間板造影
筋原性筋萎縮でみられないのはどれか。
1: 翼状肩甲
2: 腱反射の低下
3: 筋線維束性攣縮
4: 血清CK値の上昇
5: 筋線維の大小不同
絞扼性神経障害と症状の組合せで正しいのはどれか。
1: 肘部管症候群 ― 母指外転障害
2: 後骨間神経麻痺 ― 母指内転障害
3: 手根管症候群 ― 母指対立障害
4: 梨状筋症候群 ― 大腿前面のしびれ
5: 足根管症候群 ― 足背のしびれ
発症早期の多系統萎縮症で頻度が低いのはどれか。
1: 認知症
2: 尿失禁
3: 動作緩慢
4: 起立性低血圧
5: 姿勢反射障害
多発性筋炎にみられる所見はどれか。
1: 蝶形紅斑
2: 深部腱反射亢進
3: 手袋靴下型感覚障害
4: 筋電図での高振幅電位波形
5: 血清クレアチンキナーゼ上昇
脊髄膜瘤で誤っているのはどれか。
1: 泌尿器系の精査は出生後できるだけ早期から行う。
2: 脊椎変形の頻度は成長とともに増加する。
3: 水頭症を合併しやすい。
4: 第4腰髄節まで機能残存する患者では膝関節屈曲位をとりやすい。
5: 第1仙髄節まで機能残存する患者は凹足になりやすい。
脳血管障害に伴いやすい症状と治療の組合せで適切でないのはどれか。
1: 痙縮 - リラクセーション
2: 肩手症候群 - 星状神経節ブロック
3: 肩関節亜脱臼 - アームスリングの装着
4: 反張膝 - 下腿三頭筋の筋力増強
5: 尖足拘縮 - アキレス腱延長術
Duchenne型筋ジストロフィーにみられる症状はどれか。
1: 踵足変形
2: 視力低下
3: 深部感覚障害
4: Babinski反射陽性
5: 下腿三頭筋仮性肥大
脳卒中片麻痺による痙性歩行の患肢の特徴で誤っているのはどれか。
1: 立脚相の短縮
2: 遊脚相の股関節内旋
3: 尖足
4: 足部の内反
5: 反張膝
疾患と術後理学療法との組合せで誤っているのはどれか。
1: 頸椎椎間板ヘルニア-頸椎モビライゼーション
2: 反復性肩関節前方脱臼-肩甲下筋ストレッチング
3: 肘部管症候群-手内筋筋力強化
4: コーレス骨折-自己他動的手関節伸展運動
5: 上腕骨頸部(近位部)骨折-コッドマン体操
腰椎変性すべり症で歩行中に殿部から下肢にかけて疼痛が出現したときの対応で正しいのはどれか。
1: しゃがみこむ。
2: 速度を速めて歩き続ける。
3: 速度を遅くして歩き続ける。
4: 立ち止まって体幹を伸展する。
5: 立ち止まって体幹を左右に回旋する。
椅子座位姿勢で膝関節屈曲位から完全伸展したときにみられるのはどれか。
1: 外側側副靱帯の弛緩
2: 内側側副靱帯の弛緩
3: 前十字靱帯の緊張
4: 後十字靱帯の緊張
5: 半月板の後方移動