第35回午前第91問の類似問題

第56回午前:第31問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: 4領域88項目で構成される。

2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。

3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。

4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。

第50回午前:第45問

FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。

2: トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。

3: 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。

4: 移動4点:車椅子で50 m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。

5: 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。

第56回午後:第28問

FIMの点数とADL評価の組合せで正しいのはどれか。  

1: 食事 4点 ── 自助具を介助者に装着してもらい自力で摂取する。

2: 清拭 7点 ── ループ付きタオルを使用して身体を洗う。

3: 歩行 1点 ── 1人の介助で15 mまで歩行ができる。

4: トイレ動作 3点 ── 日中は自立しているが夜間は介助者が監視している。

5: 更衣(下衣) 5点 ── 短下肢装具の装着のみを手伝ってもらう。

第49回午前:第29問

FIMの評定で正しいのはどれか。  

1: 更衣(上半身)7点:上着をたんすから出してもらえば着替えられる。

2: トイレ動作6点:服の上げ下ろしをする際に手すりを使用する。

3: 食事5点:咀嚼力が弱いため、あらかじめ軟らかく調理してもらう。

4: 整容4点:ホルダー付きの歯ブラシを使用すれば歯磨きができる。

5: 表出3点:「水」、「トイレ」などの単語で意思を伝えることができる。

第42回午前:第47問

FIMの評価で自立しても「6」になるのはどれか。2つ選べ。  

1: 歩行に装具を用いる。

2: 入れ歯の着脱ができる。

3: 食事にスプーンを用いる。

4: 排尿管理にパッドを用いる。

5: 入浴はシャワーのみ利用する。

第54回午後:第28問

PEDIで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 18項目で構成される。

2: 7段階の尺度で評価する。

3: 義務教育終了年齢まで適応される。

4: 基準値標準スコアと尺度化スコアが算出される。

5: セルフケア、移動、社会的機能の領域に分類される。

  • 答え:4 ・5
  • 解説:PEDI(Pediatric Evaluation of Disability Inventory)は、6か月から7歳6か月までの子どもの機能評価を行うための評価ツールで、セルフケア、移動、社会的機能の3領域に分類される。基準値標準スコアと尺度化スコアが算出される。
  • 選択肢1は間違いです。PEDIは18項目ではなく、セルフケア、移動、社会的機能の3領域に分類される。
  • 選択肢2は間違いです。PEDIは7段階の尺度ではなく、N、C、R、Eの4段階で評価される。
  • 選択肢3は間違いです。PEDIは義務教育終了年齢まで適応されるわけではなく、6か月から7歳6か月までの子どもを対象としています。
  • 選択肢4は正しいです。PEDIの結果は、基準値標準スコア(当該年齢における位置)と尺度化スコア(難易度に応じた機能的な遂行状態の位置)が算出されます。
  • 選択肢5は正しいです。PEDIは、セルフケア領域、移動領域、社会的機能領域の3領域に分類されます。これらの領域を評価することで、子どもの機能レベルを把握することができます。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第50回午前:第26問

FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。

2: 食事6点:ホルダー付きスプーンを介助者に装着してもらい、食事動作は自立している。

3: 記憶5点:メモリーノートを用いて自立し、問題を生じていない。

4: トイレ動作4点:服を上げるのが不十分で介助者の口頭指示を必要とする。

5: 更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。

第54回午前:第36問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: GMFM-88は間隔尺度として使用される。

2: 各項目は0~4の5段階評価で判定する。

3: 脳性麻痺のための標準化された発達評価である。

4: 健常5歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: Item Mapの使用により認知機能の判定が可能である。

第47回午後:第26問

ADL評価の説明として正しいのはどれか。  

1: FIMの項目で3点は中等度介助である。

2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。

3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。

4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。

5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。