第45回午後第53問の類似問題

第48回午後:第57問

刺激の伝わる方向で正しいのはどれか。  

1: 左脚→ヒス束

2: 右脚→房室結節

3: 洞房結節→房室結節

4: 心室心外膜側→心室心内膜側

5: 心室中隔右室側→心室中隔左室側

第39回午後:第20問

視覚器で正しいのはどれか。  

1: 角膜には血管が多数分布している。

2: 毛様体は硝子体の厚さを調節している。

3: 虹彩は眼球に入る光量を調節している。

4: 網膜中心窩には杆体が多い。

5: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。

第55回午前:第52問

錐体路を含むのはどれか。  

1: 脳梁

2: 大脳脚

3: 上小脳脚

4: 中小脳脚

5: 下小脳脚

  • 答え:2
  • 解説:錐体路は、皮質脊髄路と皮質核路に大別され、主に運動情報を伝達する神経路である。大脳脚に含まれる。
  • 脳梁は、左右の大脳皮質の相対する領野を連絡する線維群であり、錐体路とは関係がない。
  • 大脳脚は、皮質核路の一部であり、錐体路を含む。運動情報を伝達する神経路である。
  • 上小脳脚は、小脳から出て中脳に向かって上行する線維であり、錐体路とは関係がない。
  • 中小脳脚は、対側の橋核から起始し、小脳に至る線維群であるが、錐体路とは関係がない。
  • 下小脳脚は、脊髄や延髄から起始して小脳に至る線維であり、錐体路とは関係がない。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午後:第56問

後脊髄小脳路が通るのはどれか。  

1: 大脳脚

2: 内側毛帯

3: 上小脳脚

4: 中小脳脚

5: 下小脳脚

第42回午後:第80問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 前頭葉-運動

2: 頭頂葉-聴覚

3: 側頭葉-視覚

4: 後頭葉-体性感覚

5: 大脳辺縁系-情動

第57回午前:第23問

運動に関する中枢神経について正しいのはどれか。  

1: 一次運動野においては他の部位と比較して手と顔面の運動領域が小さい。

2: 中脳黒質に由来するドパミン作動性ニューロンは線条体に至る。

3: 皮質脊髄路のうち約30%の線維が延髄錐体で対側に交叉する。

4: Betzの巨大錐体細胞は運動野大脳皮質の第Ⅲ層に存在する。

5: Purkinje細胞の軸索は小脳への求心性線維となる。

第40回午後:第7問

中枢と部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 摂食中枢-視床下部

2: 体温調節中枢-視床下部

3: 水分調節中枢-橋

4: 呼吸中枢-延髄

5: 血管運動中枢-延髄

第57回午前:第78問

記憶と関係部位の組合せで正しいのはどれか。  

1: 長期記憶 ── 視 床

2: 手続き記憶 ── 扁桃体

3: プライミング ── 小 脳

4: エピソード記憶 ── 松果体

5: ワーキングメモリー ── 前頭葉

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、記憶と関係部位の組合せについて正しいものを選ぶ必要があります。正しい組合せはワーキングメモリーと前頭葉です。
  • 長期記憶は視床ではなく、扁桃体や小脳などが関わっています。視床は痛覚や運動機能の調整、感情に関係しています。
  • 手続き記憶は扁桃体ではなく、線条体が関わっています。扁桃体は古典的条件付け情動反応に関係しています。
  • プライミングは小脳ではなく、新皮質が関わっています。小脳は古典的条件付け骨格筋反応に関係しています。
  • エピソード記憶は松果体ではなく、内側側頭葉が関わっています。松果体はメラトニンを分泌し、生体リズムに関与しています。
  • ワーキングメモリーは前頭連合野(前頭葉、頭頂葉、前帯状皮質など)が関わっているため正解です。ワーキングメモリーは短期的な情報処理や注意の維持に関与しています。
  • 科目:臨床心理学
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第39回午後:第15問

正しいのはどれか。  

1: 左肺は3葉、右肺は2葉に分かれる。

2: 気管は心臓の前面に位置する。

3: 食道の後面に気管がある。

4: 気管分岐部は約90°の角をなす。

5: 横隔膜は右側が左側より高い。

第53回午前:第61問

反射と脳神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 角膜反射―――――視神経

2: 対光反射―――――動眼神経

3: 前庭動眼反射―――三叉神経

4: 下顎反射―――――顔面神経

5: 咽頭反射―――――副神経

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、反射とそれに関連する脳神経の組み合わせを正しく選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、対光反射と動眼神経です。
  • 角膜反射は求心路が三叉神経、遠心路が顔面神経であるため、視神経との組み合わせは正しくありません。視神経は対光反射に関与します。
  • 対光反射は正しい組み合わせで、求心路が視神経、遠心路が動眼神経です。この反射は、光が目に入ると瞳孔が収縮する現象を指します。
  • 前庭動眼反射は、求心路が前庭神経、遠心路が動眼神経、滑車神経、外転神経であるため、三叉神経との組み合わせは正しくありません。三叉神経は角膜反射に関与します。
  • 下顎反射は、求心路・遠心路ともに三叉神経であるため、顔面神経との組み合わせは正しくありません。顔面神経は角膜反射に関与します。
  • 咽頭反射は、主に求心路が舌咽神経、遠心路が迷走神経であるため、副神経との組み合わせは正しくありません。副神経は、上位の頸神経と合して胸鎖乳突筋と僧帽筋に分布します。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第54問

大脳辺縁系に含まれないのはどれか。  

1: 海馬

2: 内包

3: 帯状回

4: 乳頭体

5: 扁桃体

第46回午前:第56問

心臓の解剖で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 僧帽弁は3尖である。

2: 大静脈は左心房に入る。

3: 右心室から肺動脈が出る。

4: 卵円窩は心室中隔にある。

5: 冠状動脈は大動脈から分岐する。

第38回午後:第6問

正しいのはどれか。  

1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。

2: 心臓上後部を心尖という。

3: 左房室弁を三尖弁という。

4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。

5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。

第53回午前:第54問

錐体路について誤っているのはどれか。  

1: 大脳の運動皮質から始まる。

2: 大脳の基底核を経由する。

3: 大脳脚を経由する。

4: 大多数は延髄で交差する。

5: 脊髄の前角でシナプスを形成する。

  • 答え:2
  • 解説:錐体路は大脳の運動皮質から始まり、大脳脚を経由し、延髄で交差し、脊髄の前角でシナプスを形成する。しかし、大脳の基底核を経由するのは錐体外路系であり、錐体路ではない。
  • 正しい。錐体路は大脳の運動皮質から始まり、皮質運動野の大型錐体細胞から起こる。
  • 誤り。錐体路は大脳の基底核を経由しない。基底核は錐体外路系に属する。
  • 正しい。錐体路は内包を通った後、中脳の大脳脚を経由する。
  • 正しい。錐体路の大多数(約80%)は下部延髄で交差(錐体交叉)し、対側の外側皮質脊髄路を通る。交差しない線維束は、同側の外側皮質脊髄路や前皮質脊髄路を通る。
  • 正しい。錐体路のどの経路でも、脊髄の前角で次のニューロンとシナプスを形成する。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第34回午後:第79問

新生児にみられる反射と中枢レベルとの組合せで正しいのはどれか。  

1: モロー反射-脊 髄

2: パラシュート反射-脊髄・橋

3: 自動歩行-大脳皮質

4: 非対称性緊張性頸反射-中 脳

5: ランドウ反射-中 脳

第52回午後:第54問

舌下神経について正しいのはどれか。  

1: 舌筋を支配する。

2: 両側支配である。

3: 神経核は橋にある。

4: 脳の背側から出る。

5: 味覚の求心路である。

第45回午前:第56問

図に示す血管名で正しいのはどれか。2つ選べ。 

45_0_56

1: ①中大脳動脈

2: ②椎骨動脈

3: ③上小脳動脈

4: ④脳底動脈

5: ⑤内頸動脈

第43回午後:第14問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腎静脈には動脈血が流れる。

2: 総腸骨静脈は下大静脈へ流入する。

3: 冠状静脈洞は左心房へ注ぐ。

4: 奇静脈は門脈へ注ぐ。

5: 脳底静脈叢は脊柱管の静脈叢と連絡をもつ。

第36回午後:第12問

脊髄について誤っているのはどれか。  

1: 頸膨大の最大部は第6頸髄節に位置する。

2: 下端は第3~4腰椎に位置する。

3: 前根と後根は合流して椎間孔を通る。

4: 横断面での灰白質はH字状である。

5: 反射中枢がある。

第36回午後:第10問

脳膜について誤っているのはどれか。  

1: 硬膜には骨膜の役割もある。

2: 硬膜下腔にはリンパ液がある。

3: くも膜は血管に富む。

4: くも膜下腔には脳脊髄液がある。

5: 軟膜は脳溝に入り込んでいる。