第45回午前第83問の類似問題

第37回午後:第59問

障害受容に至る心理状態を示す語句で適切でないのはどれか。  

1: 否認

2: 怒り

3: 投射

4: 抑うつ

5: 無感動

第35回午後:第56問

障害受容の反応で適切でないのはどれか。  

1: 悲 哀

2: 投 射

3: 怒 り

4: 否 認

5: 再 起

第38回午後:第61問

障害受容の段階に含まれないのはどれか。  

1: 怒り

2: 悲哀

3: 投射

4: 適応

5: ショック

第38回午後:第57問

障害を「必ず治る」と言い張る行動に最も関連する心理はどれか。  

1: 補償

2: 抑圧

3: 退行

4: 否認

5: 制止

第38回午前:第92問

精神遅滞の障害像で誤っているのはどれか。  

1: 情緒障害

2: 意識障害

3: 認知障害

4: 学習障害

5: 運動障害

第57回午後:第81問

障害受容に至る5つの過程において3番目に現れるのはどれか。  

1: 解決への努力期

2: ショック期

3: 混乱期

4: 受容期

5: 否認期

  • 答え:3
  • 解説:障害受容の過程は5つのステージがあり、それぞれショック期、否認期、混乱期、解決への努力期、受容期となります。この過程を経ることで、障害を受け入れることができるようになります。
  • 解決への努力期は障害受容の過程の4番目に現れるステージであり、この時点では問題解決の方法を模索し始める段階です。3番目に現れるステージではないため、この選択肢は誤りです。
  • ショック期は障害受容の過程の最初のステージであり、障害に対する衝撃や困惑が生じる時期です。3番目に現れるステージではないため、この選択肢は誤りです。
  • 混乱期は障害受容の過程の3番目に現れるステージであり、この時期には自分の感情や状況に対する理解が混乱し、悩みや苦しみが生じることがあります。この選択肢は正解です。
  • 受容期は障害受容の過程の最後のステージであり、この時期には障害を受け入れ、自分の状況を理解し始めることができます。3番目に現れるステージではないため、この選択肢は誤りです。
  • 否認期は障害受容の過程の2番目に現れるステージであり、この時期には自分が障害を持っていることを否定し、現実から逃避しようとすることがあります。3番目に現れるステージではないため、この選択肢は誤りです。
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第51回午後:第98問

回避がみられるのはどれか。  

1: 心気障害

2: 身体化障害

3: 強迫性障害

4: 全般性不安障害

5: PTSD〈外傷後ストレス障害〉

第54回午後:第79問

障害受容で誤っているのはどれか。  

1: 社会環境によって影響される。

2: 障害者同士の交流により促進される。

3: 抑うつ状態の患者には積極的な指導を行う。

4: 混乱している患者の怒りは医療者にも向く。

5: ショックを受けている状態の患者は安全に見守る。

  • 答え:3
  • 解説:障害受容は、障害者が自分の障害を受け入れ、自己の価値観を再構築するプロセスです。この過程では、社会環境や障害者同士の交流が影響を与え、患者の心の状態に応じた対応が求められます。
  • 社会環境は障害受容に影響を与えます。障害者が社会から負わされる苦しみや偏見があるため、社会環境が障害受容の過程に関与します。
  • 障害者同士の交流は障害受容を促進します。社会的相互作用の中で価値観の転換が生じ、障害受容が進むことがあります。
  • 抑うつ状態の患者に対して積極的な指導を行うのは誤りです。障害受容において患者は内心の格闘があり、治療者は患者の状態を理解し、見守ることが大切です。
  • 混乱期にある患者は周囲の人に対して反抗的、攻撃的な態度を示すことがあり、その怒りは医療者にも向くことがあります。混乱期にある患者に対しては、傾聴して受容するだけでなく、提案も有効となります。
  • ショックを受けている状態の患者は安全に見守ることが重要です。患者の話を傾聴し、安全に見守ることで、患者がうつ状態になるのを避けることが可能となります。
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第56回午後:第79問

障害受容に至る5つの過程において、一般的に2番目に現れるのはどれか。  

1: 混乱期

2: 受容期

3: 否認期

4: ショック期

5: 解決への努力期

  • 答え:3
  • 解説:障害受容に至る過程は、ショック期、否認期、混乱期、解決への努力期、受容期の順に進行する。各過程では、異なる感情や行動が現れる。
  • 混乱期は、3番目に現れる過程であり、自分の障害に対する理解が深まり、現実を受け入れるための情報収集や問いかけが行われる。
  • 受容期は、5番目に現れる過程であり、障害を受け入れ、自分の新しい生活に適応しようとする段階である。
  • 否認期は、2番目に現れる過程であり、正解である。この時期には、自分の障害を認めようとせず、健常者への嫉妬や奇跡を期待することが多い。
  • ショック期は、1番目に現れる過程であり、障害の事実に対して驚きや恐怖、悲しみなどの感情が押し寄せる。
  • 解決への努力期は、4番目に現れる過程であり、自分の障害に対処する方法を模索し、具体的な行動を起こす段階である。
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第35回午後:第70問

解離性(転換性)障害として誤っているのはどれか。  

1: 健 忘

2: 遁 走

3: 強迫観念

4: 失立失歩

5: 視野狭窄

第39回午後:第60問

障害受容に至る過程に関して誤っているのはどれか。  

1: 障害が同じでも個人によって異なる。

2: 障害の種類によって異なる。

3: 障害者相互の交流によって阻害される。

4: 社会的支援によって促進される。

5: 障害を自覚してから長期の経過をたどる。

第47回午前:第49問

気分障害でみられやすい妄想はどれか。2つ選べ。  

1: 心気妄想

2: 誇大妄想

3: 被害妄想

4: 嫉妬妄想

5: 追跡妄想

第46回午後:第78問

脳損傷後の出来事が思い出せないようになることはどれか。  

1: 作 話

2: 失 認

3: 前向健忘

4: 逆向健忘

5: 見当識障害

第54回午前:第96問

うつ病に起こりやすい思考障害はどれか。  

1: 迂遠

2: 観念奔逸

3: 思考制止

4: 思考途絶

5: 滅裂思考

  • 答え:3
  • 解説:うつ病に起こりやすい思考障害は思考制止です。これは、思考の進行が遅くなり、浮かんでくる観念も乏しくなる症状で、うつ病やその他の抑うつ状態でみられます。
  • 迂遠は、思考の目標は失われていないが、目標とはあまり関係のない枝葉の観念にとらわれ、まわりくどい状態である。これはてんかん性性格変化や知的障害でみられるため、うつ病には該当しません。
  • 観念奔逸は、思考進行が異常に速く、思考の方向性が変わりやすいため、全体としては統一性を欠く思考になりがちな状態である。これは躁状態に特有であり、うつ病には該当しません。
  • 思考制止は、思考の進行が遅くなり、浮かんでくる観念も乏しくなる症状である。これはうつ病やその他の抑うつ状態でみられるため、うつ病に起こりやすい思考障害として正しい選択肢です。
  • 思考途絶は、思考の進行が突然中断され、話をしていて急に止まってしまう状態である。これは統合失調症に特有であり、うつ病には該当しません。
  • 滅裂思考は、思考の流れに前後の関連性と統一性が欠け、思考目標も定まらず、周囲の人には意味が理解できない状態である。この症状は特定の疾患に特有ではないが、うつ病に起こりやすい思考障害としては不適切です。
  • 科目:精神障害と臨床医学
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第35回午後:第75問

うつ病にみられないのはどれか。  

1: 連合弛緩

2: 行動制止

3: 希死念慮

4: 日内変動

5: 罪業妄想

第42回午前:第90問

解離性障害の症状で適切でないのはどれか。  

1: 健忘

2: 遁走

3: 妄想気分

4: 失見当識

5: 多重人格

第37回午後:第70問

実際はそうではないのに、「自分が癌に罹患している。検査して欲しい」と執拗に訴える患者の状態はどれか。  

1: 不安状態

2: 心気状態

3: 強迫状態

4: 解離状態

5: 抑うつ状態

第45回午前:第97問

「細部に拘泥して重要なことを要領よく話すことができない」症状はどれか。  

1: 保続

2: 迂遠

3: 思考制止

4: 思考途絶

5: 観念奔逸

第44回午後:第97問

統合失調症で障害されない精神機能はどれか。  

1: 意 識

2: 知 覚

3: 感 情

4: 意 欲

5: 思 考

第38回午前:第82問

作業療法の場面で躁状態とうつ状態に共通してみられるのはどれか。  

1: 他者への干渉

2: 焦燥感の表出

3: 自殺に関する言動

4: 他罰的な言動

5: 自己評価の低下