第45回午前第66問の類似問題

第47回午前:第59問

消化管で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胆管は空腸に開口する。

2: 大腸のリンパ流は胸管に注ぐ。

3: 小腸の静脈血は下大静脈に直接注ぐ。

4: 回腸と盲腸との移行部には弁がある。

5: 幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。

第50回午前:第67問

排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 排尿反射の中枢は腰髄にある。

2: 外尿道括約筋は随意制御できる。

3: 膀胱は副交感神経活動で収縮する。

4: 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。

5: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。

第51回午前:第73問

顔面の筋の作用で正しいのはどれか。  

1: 頰筋は頰壁を歯列に押し付ける。

2: 大頰骨筋は下唇を下制する。

3: オトガイ筋は口裂を閉じる。

4: 口輪筋は口角を挙上する。

5: 鼻根筋は鼻孔を広げる。

第40回午前:第63問

摂食・嚥下障害への対応で正しいのはどれか。  

1: 頭頸部伸展姿勢は咽頭嚥下を改善する。

2: 頸部回旋では食塊が回旋側の咽頭を通過する。

3: 口腔期障害に対しては高粘度の食物を用いる。

4: ゼリーは咽頭残留が少ない。

5: 飲水にはぬるま湯を用いる。

第36回午後:第19問

腸管について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.腹部消化器のリンパ流は胸管に注ぐ。イ.腸の静脈血は下大動脈に直接注ぐ。ウ.幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。エ.胆管は空腸に開口する。オ.回腸と盲腸との移行部には弁がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第52回午後:第58問

胃の解剖について正しいのはどれか。  

1: 胃底は胃の下方をいう。

2: 胃の左縁を小弯という。

3: 食道と胃の境に噴門が位置する。

4: 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。

5: 胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる。

第49回午前:第62問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 頻脈になる。

2: 血圧が上昇する。

3: 化学的刺激によって生じる。

4: 求心路は舌下神経を介する。

5: 遠心路は迷走神経を介する。

第55回午後:第57問

胃について正しいのはどれか。  

1: 幽門は食道に連なる。

2: 胃切痕は大弯側にある。

3: 胃体の下端部を胃底という。

4: 噴門は第1腰椎の右側にある。

5: 胃の大弯は大網を介して横行結腸と結合する。

  • 答え:5
  • 解説:胃は消化器系の一部であり、食物の消化と栄養素の吸収を行う。胃には幽門、胃切痕、胃底、噴門、大弯などの構造がある。
  • 幽門は胃の出口であり、十二指腸に連なる。食道に連なるのは噴門である。
  • 胃切痕は胃の右縁(小弯側)の下1/3の部位にあるくぼみで、大弯側ではない。
  • 胃底は噴門より上方の横隔膜へ向かってドーム状に隆起した部位であり、胃体の下端部ではない。胃体の下端部は幽門部である。
  • 噴門は胃の入口であり、第11胸椎の左側に位置する。第1腰椎の右側にあるのは幽門である。
  • 胃の大弯は大網を介して横行結腸と結合する。大網は巨大な前垂れ状の腹膜で、臍より下方まで垂れ下がり、横行結腸と連結し、さらに横行結腸間膜へ移行する。この選択肢が正しい。
  • 科目:解剖学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午後:第56問

咽頭部の表在感覚を支配するのはどれか。2つ選べ。  

1: 三叉神経

2: 顔面神経

3: 舌咽神経

4: 迷走神経

5: 舌下神経

第49回午後:第22問

健常者の液体の嚥下で喉頭蓋が翻転を開始する時期はどれか。  

1: 先行期

2: 準備期

3: 口腔期

4: 咽頭期

5: 食道期

第51回午前:第58問

消化器系について正しいのはどれか。  

1: 食道は気管の前方に位置する。

2: 胃体の下端部を胃底という。

3: 十二指腸は粘膜ヒダに富む。

4: 空腸に続いて回腸がある。

5: 横行結腸右端は下行結腸に連なる。

第37回午後:第14問

正しいのはどれか。  

1: 噴門から上部を胃体という。

2: 胃体の下端部を胃底という。

3: 十二指腸は粘膜ヒダに富む。

4: 小腸の後半部に回腸がある。

5: 横行結腸右端は下行結腸に連なる。

第39回午前:第10問

小児の姿勢反射の検査手技と反射との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 図1-モロー反射

2: 図2-非対称性緊張性頸反射

3: 図3-ランドー反射

4: 図4-緊張性迷路反射

5: 図5-ガラント反射

第38回午後:第13問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.耳管は咽頭に開口している。イ.内耳は側頭骨の錐体部内にある。ウ.鼓膜はキヌタ骨に接している。エ.前庭は蝸牛と三半規管からなる。オ.中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 食道は第4頸椎の高さから始まる。

2: 胃の口側を幽門と呼ぶ。

3: 胃の上縁を大弯と呼ぶ。

4: 総胆管は十二指腸に開く。

5: 大腸には輪状ヒダが存在する。

第34回午前:第50問

神経疾患患者の嚥下障害について誤っているのはどれか。  

1: 先行期の障害に対して、食事のペースの指導を行う。

2: 口腔期の障害に対して、スプーンの工夫を行う。

3: 食事は濃いめの味つけにする。

4: むせなければ安全な嚥下である。

5: 頚部屈曲(chin down)が咽頭期の障害を改善する。

第42回午前:第25問

図は乳児の寝返りの誘発反応を示している。正しいのはどれか。 

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1: 対称性緊張性頸反射が残存していると誘発されない。

2: 正常発達では9か月以降にみられる反応である。

3: この反応を統合する中枢は延髄にある。

4: この反応は股関節屈曲で誘発される。

5: 立ち直り反応の誘発に利用される。

第34回午後:第30問

排便について誤っているのはどれか。  

1: 排便反射の中枢は第2~4仙髄にある。

2: 延髄にある高位中枢により調節される。

3: 排便反射の遠心路は交感神経である。

4: 直腸壁の伸展により誘発される。

5: 下痢には腸管運動異常によるものがある。

第54回午後:第66問

排便機構で正しいのはどれか。  

1: 排便中枢は胸髄にある。

2: 外肛門括約筋は陰部神経支配である。

3: 下行結腸では逆蠕動運動がみられる。

4: 食事によって胃が拡張すると便意を生じる。

5: 内肛門括約筋は副交感神経の緊張で収縮する。

  • 答え:2
  • 解説:排便機構に関する知識を確認する問題です。正しい選択肢は、外肛門括約筋が陰部神経支配であることを示す選択肢2です。
  • 選択肢1は間違いです。排便中枢は第2~4仙髄に存在し、胸髄ではありません。
  • 選択肢2は正しいです。外肛門括約筋は陰部神経(体性神経)支配であり、排便の際に意識的に制御することができます。
  • 選択肢3は間違いです。逆蠕動運動は上行結腸上端から盲腸にかけて見られ、内容物を停滞させて水分の吸収を促します。下行結腸では通常の蠕動運動が見られます。
  • 選択肢4は間違いです。便意は直腸壁が伸展されることで生じます。食物によって胃が拡張されると、大腸の蠕動運動が促通(蠕動反射)されますが、直接的に便意を生じさせるわけではありません。
  • 選択肢5は間違いです。内肛門括約筋は交感神経で収縮し、副交感神経で弛緩します。副交感神経の緊張では収縮しません。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第48回午前:第59問

呼吸器について正しいのはどれか。  

1: 咽頭はC7~C8の高さにある。

2: 輪状軟骨は弾性軟骨である。

3: 成人の喉頭から気管支までの距離は20~25 cmである。

4: 気管の延長線に対する気管支の分岐角度は右より左の方が大きい。

5: 終末細気管支は肺胞に開口する。