脳出血発症2週時点の合併症で頻度が低いのはどれか。
1: 誤嚥性肺炎
2: けいれん
3: 肩手症候群
4: 深部静脈血栓症
5: せん妄
血友病に関して誤っているのはどれか。
1: 遺伝性疾患である。
2: 男子に発病する。
3: 出血の初発は新生児期が多い。
4: 出血時間は正常である。
5: 関節内の出血が痛みを引き起こす。
虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。
1: 心筋炎
2: 心臓弁膜症
3: 肺高血圧症
4: 冠動脈硬化
5: 深部静脈血栓症
血友病の臨床症状で最も多いのはどれか。
1: 関節内出血
2: 血小板数減少
3: 出血時間延長
4: 毛細血管拡張
5: リンパ節腫脹
80歳の男性。40歳代から糖尿病で治療を受けている。徐々に下肢のしびれと歩行障害とをきたし、数か月前から右足指が暗赤色を呈している。生活指導として適切でないのはどれか。
1: 足は清潔に保つ。
2: 毎日、足の傷の有無を確認する。
3: 足指が圧迫されない靴を選択する。
4: 足指の冷感に対して湯たんぽを用いる。
5: 足への負荷にならない程度の訓練を行う。
肺気腫について正しいのはどれか。
1: 拘束性換気障害を生じる。
2: 吸気時に気道が虚脱する。
3: 肺胞壁が肥厚する。
4: 肺胞壁内毛細血管が増加する。
5: 肺が過膨張する。
脳血管障害の早期作業療法で誤っているのはどれか。
1: 意識レベルに応じて課題を検討する。
2: 悪心などの自覚症状があれば直ちに中止する。
3: 起立性低血圧があれば安静臥床を続ける。
4: 患肢の管理法を指導する。
5: 排泄コントロール、排泄方法を評価する。
うっ血性心不全の急性増悪時にみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 浮 腫
2: 四肢冷感
3: 体重減少
4: 頸静脈圧低下
5: 高ナトリウム血症
運動負荷を漸増すべきでないのはどれか。
1: 発症後2日のラクナ梗塞患者
2: 抗凝固薬投与中の心房細動患者
3: 発症後1週以内の労作性狭心症患者
4: 在宅酸素療法導入後の慢性閉塞性肺疾患患者
5: 下大静脈フィルター留置後の深部静脈血栓症患者
心室中隔欠損症で正しいのはどれか。
1: チアノーゼを生じる。
2: 動脈管が開存している。
3: 卵円孔の閉鎖不全である。
4: 肺血流量は正常時よりも多くなる。
5: 大動脈から肺動脈に直接血液が流れる。
頸動脈洞反射で誤っているのはどれか。
1: 徐脈になる。
2: 血圧が低下する。
3: 化学的刺激によって生じる。
4: 求心路は舌咽神経を介する。
5: 遠心路は迷走神経を介する。
右心不全の直接的原因として正しいのはどれか。
1: 高血圧
2: 肥大型心筋症
3: 僧帽弁閉鎖不全症
4: 原発性肺高血圧症
5: 大動脈弁閉鎖不全症
急性期脳血管障害に対して、積極的に離床を行ってもよいのはどの場合か。
1: JCS3桁
2: 重度な運動麻痺
3: 神経症状の増悪
4: 収縮期血圧220 mmHg
5: 重篤な全身性合併症
誤っているのはどれか。
1: 心不全とは心疾患による循環不全を指す。
2: 右心不全では体循環系のうっ血が著明になる。
3: 左心不全では左室拡張終期圧が上昇する。
4: 心タンポナーデは右心不全の原因となる。
5: 大動脈弁狭窄は左心不全の原因となる。
寒冷療法の作用で正しいのはどれか。
1: 痛覚閾値の低下
2: 血液粘稠度の低下
3: 毛細血管透過性の亢進
4: 組織の酸素需要量の減少
5: α運動ニューロンの活動抑制
浮腫を説明するのはどれか。
1: 血管透過性の低下
2: リンパ管の拡張
3: Na+と水分の貯留
4: 血漿蛋白量の増加
5: 毛細血管内圧の低下