第43回午前第76問の類似問題

健常児の反射とその消失時期との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 口唇反射－3か月

2: 把握反射－3～6か月

3: Moro反射－4～6か月

4: 非対称性緊張性頚反射－4～6か月

5: Babinsk反射－4～7か月

正常発達の子どもの姿勢を図に示す。この時期に、遠城寺式乳幼児分析的発達検査表に示される項目で獲得できているのはどれか。 

1: ガラガラを振る。

2: 人見知りをする。

3: 身ぶりをまねする。

4: ひとりで座って遊ぶ。

5: 音声をまねようとする。

対称性緊張性頸反射で正しいのはどれか。  

1: 頸部の伸展で股関節と膝関節が屈曲する。

2: 統合する中枢は大脳にある。

3: 立直り反応の一つである。

4: 生後4か月で出現する。

5: 生後10か月で消失する。

生後8か月の乳児。運動発達の遅れがあり、療育施設にて理学療法を受けている。図のような姿勢を示す。優先して行う運動はどれか。 

1: 寝返り

2: 膝立ち

3: 四つ這い

4: 立ち上がり

5: 免荷立位での交互振り出し

健常児。座位をとらせたとき、常に図に示す姿勢をとる。この月齢でみられるのはどれか。2つ選べ。 

1: 足踏み反射

2: 足底把握反射

3: 後方への保護伸展反応

4: 腹臥位での頭部立ち直り反応

5: 背臥位での傾斜反応

新生児にみられる反射と中枢レベルとの組合せで正しいのはどれか。  

1: モロー反射－脊　髄

2: パラシュート反射－脊髄・橋

3: 自動歩行－大脳皮質

4: 非対称性緊張性頸反射－中　脳

5: ランドウ反射－中　脳

Down症候群の子どもの運動発達の特徴で適切なのはどれか。  

1: 後弓反張

2: はさみ脚歩行

3: スカーフ徴候陰性

4: シャフリング移動

5: 緊張性迷路反射亢進

原始反射とその説明の組合せで正しいのはどれか。  

1: Moro反射　－　両上肢の挙上

2: 緊張性迷路反射　－　腹臥位での四肢の伸展

3: 非対称性緊張性迷路反射　－　顔を向けた側の上下肢屈曲

4: Galant反射　－　刺激側が凸になる体幹の側屈

5: 台のせ反応　－　刺激側足関節の底屈

正常発達で最も消失時期の遅いのはどれか。  

1: 非対称性緊張性頸反射

2: ランドウ反射

3: 手掌把握反射

4: ガラント反射

5: モロー反射

正常児で最も早く消失する反射（反応）はどれか。  

反射・現象と誘発方法との組合せで正しいのはどれか。  

1: Babinski反射 − 足底踵部への刺激

2: Raimiste現象 − 股関節伸展に抵抗

3: Chaddock反射 − 脛骨内側縁への刺激

4: Strümpell現象 − 股関節屈曲に抵抗

5: Marie-Foix反射 − 足指の他動伸展

正常運動発達に関する組合せで誤っているのはどれか。  

1: 3か月－自動歩行

2: 8か月－つかまり立ち

3: 12か月－始　歩

4: 2歳－転倒しないで走れる

5: 3歳－片足立ち

図は探索反射を検査している場面である。正しいのはどれか。 

1: 反応は生涯続く

2: 満腹時には出現しにくい。

3: 生後2か月ごろに出現する。

4: 刺激されると嚥下反射が起こる。

5: 刺激と反対側へ頭部が回旋する。

Milani運動発達評価表における反射や運動のうち消失する時期が最も遅いのはどれか。  

1: 手掌把握反射

2: 自動歩行

3: 足底把握反射

4: 非対称性緊張性頸反射

5: Moro反射

小児の正常発達で最も早く可能になるのはどれか。  

1: 高這いをする。

2: 橈側手指握りをする。

3: つかまって立ち上がる。

4: 背臥位で足を口に持っていく。

5: 座位で上肢の後方保護伸展反応が出る。

図のようなハンドリングを実施することで運動発達促進効果として期待されるのはどれか。 

1: Galant反射の抑制

2: 下肢のキッキング促通

3: 正中位指向の促進

4: 体幹伸展筋の促通

5: 頭部回旋運動の促通

正常な小児の発達過程において、図に示す歩行が可能となる時期はどれか。 

1: 生後8か月

2: 生後12か月

3: 生後15か月

4: 生後18か月

5: 生後21か月

3歳の男児。脳性麻痺による右片麻痺。背臥位から図のように起き上がる。影響する反射はどれか。 

1: Moro反射

2: Galant反射

3: 緊張性迷路反射

4: 交叉性伸展反射

5: 非対称性緊張性頸反射

正常児が図のような姿勢をとり始める時期として正しいのはどれか。 

1: 生後2か月

2: 生後4か月

3: 生後6か月

4: 生後9か月

5: 生後12か月

新生児にみられないのはどれか。  

1: ホッピング反応

2: 交叉性伸展反射

3: 陽性支持反応

4: 逃避反射

5: 把握反射