ダニエルスらの徒手筋力テストの筋力4(Good)を検査する体位で誤っている組合せはどれか。
1: 頸部回旋-背臥位
2: 肩関節内旋-腹臥位
3: 肩関節伸展-腹臥位
4: 肩甲骨内転-腰掛け座位
5: 肩甲骨挙上-腰掛け座位
髄節と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。
1: C3-胸鎖乳突筋
2: C4-横隔膜
3: C5-広背筋
4: C6-三角筋
5: C7-上腕三頭筋
膝関節屈曲位における各筋の下腿への作用で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 大腿二頭筋は内旋に働く。
2: 薄筋は外旋に働く。
3: 半腱様筋は内旋に働く。
4: 縫工筋は内旋に働く。
5: 大腿筋膜張筋は内旋に働く。
末梢神経損傷による運動障害で誤っている組合せはどれか。
1: 副神経-肩甲骨の挙上
2: 腋窩神経-肩関節の外転
3: 橈骨神経-母指の対立
4: 閉鎖神経-股関節の内転
5: 総腓骨神経-足関節の背屈
正しいのはどれか。
1: 大腿骨頭靭帯は股関節内転時に緊張する。
2: 膝関節面は大腿骨、膝蓋骨、脛骨および腓骨で構成される。
3: 後十字靭帯は脛骨の前方への滑りを防ぐ作用がある。
4: 足関節の底背屈運動は主に距踵関節で行われる。
5: 長腓骨筋および短腓骨筋は足関節を背屈する。
手の関節で誤っているのはどれか。
1: 橈骨茎状突起と舟状骨が衝突することで橈屈が制限される。
2: 回外位よりも回内位の方が橈屈の可動域が大きい。
3: 尺屈は手根中央関節よりも橈骨手根関節の可動性が大きい。
4: 背屈では橈骨手根関節よりも手根中央関節の可動性が大きい。
5: 手根中手関節の可動性は第3中手骨よりも第4中手骨の方が大きい。
基本肢位における股関節の外旋筋はどれか。
1: 大腿筋膜張筋
2: 半膜様筋
3: 大腿直筋
4: 梨状筋
5: 薄筋
立位で外乱による体の前方への傾きを足関節の運動で制御する際、外乱直後に最も活動する筋はどれか。
1: 腓腹筋
2: 大胸筋
3: 腹直筋
4: 前脛骨筋
5: 大腿四頭筋
手内在筋でないのはどれか。
1: 短母指外転筋
2: 短母指屈筋
3: 短母指伸筋
4: 背側骨間筋
5: 小指外転筋
肘関節屈曲位で前腕最大回内位から回外位に働く筋はどれか。2つ選べ。
1: 肘 筋
2: 長掌筋
3: 上腕筋
4: 腕橈骨筋
5: 上腕二頭筋
肘関節屈曲に作用するのはどれか。2つ選べ。
1: 烏口腕筋
2: 腕橈骨筋
3: 尺側手根屈筋
4: 深指屈筋
5: 方形回内筋
肩関節周囲炎で正しいのはどれか。
1: 早期から筋萎縮が見られる。
2: 拘縮の強い例でも肩甲上腕リズムは保たれている。
3: 結髪に比べ結帯動作は制限されにくい。
4: 滑車訓練は三角筋の筋力強化を目的とする。
5: Codman体操は慣性モーメントを利用して行う。
膝関節屈曲位で下腿を外旋させるのはどれか。
1: 大腿二頭筋
2: 半腱様筋
3: 半膜様筋
4: 腓腹筋
5: 薄 筋
皮下組織直下に筋腹を触知できないのはどれか。
1: 上腕筋
2: 回外筋
3: 円回内筋
4: 尺側手根伸筋
5: 長橈側手根伸筋
肩甲骨に付着する筋と付着部との組合せで誤っているのはどれか。
1: 肩甲挙筋-上角
2: 棘上筋-肩甲棘
3: 大円筋-下角
4: 菱形筋-内側縁
5: 小胸筋-烏口突起
椅子座位姿勢で膝関節屈曲位から完全伸展したときにみられるのはどれか。
1: 外側側副靱帯の弛緩
2: 内側側副靱帯の弛緩
3: 前十字靱帯の緊張
4: 後十字靱帯の緊張
5: 半月板の後方移動
多発性筋炎患者への指導・対応で必要性が低いのはどれか。
1: 手指の巧緻動作訓練
2: 体幹筋の筋力維持訓練
3: 心肺機能維持の軽作業
4: 活動期における安静
5: 活動期における良肢位保持
作業種目と目的との組合せで誤っているのはどれか。
1: 足踏み式織機-体幹を含む粗大運動
2: 土練り-肩甲帯の下制と肘伸展の相互的強化
3: 切り絵-上肢帯と手指の巧緻性向上
4: マクラメ-手内在筋の筋力強化
5: 木 工-全身の筋力増加と構成能力の向上
38歳の男性。交通事故による右腕神経叢損傷。肘屈曲を指示したところ、抗重力位では、回外位、中間位、回内位とも自動運動はみられなかった。そのため図のように重力を除いた肢位にしたところ、手関節の伸展、前腕の回内を伴いながら全可動域屈曲した。しかし前腕回外位のままでは肘屈曲ができなかった。この患者の肘屈曲について正しいのはどれか。
1: 上腕二頭筋の筋力は2(Poor)である。
2: 上腕二頭筋の筋力は3(Fair)である。
3: 腕橈骨筋の筋力は3(Fair)である。
4: 除重力位での肘屈曲は主として長橈側手根伸筋で行っている。
5: 除重力位での肘屈曲は主として橈側手根屈筋で行っている。
腕相撲で勝勢にある人の主動筋の状態で適切なのはどれか。
1: 静止長で等尺性収縮
2: 静止長で求心性収縮
3: 短縮位で求心性収縮
4: 短縮位で遠心性収縮
5: 伸張位で等尺性収縮