第41回午後第81問の類似問題

第54回午後:第4問

20歳の男性。運動時に膝関節痛を訴える。実施した検査を図に示す。この検査で陽性となった。疑うべき病態はどれか。 

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1: 外側側副靱帯損傷

2: 後十字靱帯損傷

3: 前十字靱帯損傷

4: 内側側副靱帯損傷

5: 半月板損傷

第38回午後:第67問

筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。  

1: 感覚障害が出現する。

2: 筋線維束攣縮が見られる。

3: 20歳代に好発する。

4: 萎縮は近位筋から生じる。

5: 初期から腱反射は低下する。

第47回午前:第34問

関節リウマチで起こりにくいのはどれか。  

1: 環軸関節亜脱臼

2: 肘関節の屈曲拘縮

3: 尺骨遠位の背側脱臼

4: 股関節の中心性脱臼

5: 膝関節の内反変形

第46回午後:第95問

上位運動ニューロンの障害でみられる症状はどれか。2つ選べ。  

1: 振戦

2: 痙縮

3: 腱反射消失

4: 筋線維束攣縮

5: 病的反射陽性

第52回午後:第16問

20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。この検査で陽性となったとき、損傷されたのはどれか。 

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1: 外側側副靱帯

2: 後十字靱帯

3: 前十字靱帯

4: 腸脛靱帯

5: 内側側副靱帯

第41回午後:第41問

膝関節で誤っているのはどれか。  

1: 半月板は関節の適合性をよくしている。

2: 大腿骨軸と脛骨軸は軽度外反している。

3: 後十字靱帯は脛骨の後方移動を防ぐ。

4: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

5: 屈曲位から完全伸展すると脛骨の外旋が起こる。

第37回午後:第98問

腰椎分離症を発見しやすいのはどれか。  

1: 腰椎前後像

2: 腰椎側面像

3: 腰椎45°斜位像

4: ミエログラム

5: 椎間板造影

第51回午前:第9問

44歳の女性。1か月前から腰痛および左下肢痛を訴える。腰椎MRIの矢状断像(A)と水平断像(B)とを示す。なお、水平断像は矢状断像で最も所見がある椎体間の高位のものである。この患者にみられる所見はどれか。 

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1: 左下腿内側の感覚障害

2: 左足部の感覚障害

3: 左大腿四頭筋の筋力低下

4: 右下腿外側の感覚障害

5: 右長母指伸筋の筋力低下

第56回午前:第83問

第7頸髄後根の障害で生じるのはどれか。  

1: 下垂手

2: Horner徴候

3: 腕橈骨筋の萎縮

4: 上腕三頭筋腱反射の低下

5: 上腕二頭筋の線維束性収縮

  • 答え:4
  • 解説:第7頸髄後根の障害は、上腕三頭筋腱反射の低下を引き起こします。第7頸髄後根は上腕三頭筋に関与しており、その障害により腱反射が低下するためです。
  • 下垂手は橈骨神経の障害により生じます。手関節背屈および全指のMP関節伸展が障害されるため、下垂手が生じるのです。
  • Horner徴候は、第8頸髄レベル~第2胸椎レベルまでの交感神経の障害により生じます。第7頸髄後根の障害とは関係がありません。
  • 腕橈骨筋の萎縮は、第5,6頸椎レベルの障害により生じます。第7頸髄後根の障害とは関係がありません。
  • 上腕三頭筋腱反射の低下は、第7頸髄後根の障害により生じます。第7頸髄後根は上腕三頭筋に関与しており、その障害により腱反射が低下するためです。
  • 上腕二頭筋の線維束性収縮は、第5頸椎レベルの障害により生じます。運動神経や脊髄前角細胞の障害により生じる現象であり、第7頸髄後根の障害とは関係がありません。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午後:第89問

頸椎椎間板ヘルニアと関係があるのはどれか。  

1: アドソンテスト

2: スパーリングテスト

3: モーレーテスト

4: エデンテスト

5: ライトテスト

第43回午前:第81問

腰椎椎間板ヘルニアの急性期の治療で適切でないのはどれか。  

1: 薬物療法

2: ダーメンコルセット装着

3: 活動制限

4: 腰椎間欠牽引

5: 硬膜外ブロック注射

第54回午後:第43問

左延髄外側症候群で正しいのはどれか。  

1: 右Horner徴候

2: 右角膜反射低下

3: 右上下肢の運動失調

4: 右上下肢の温痛覚障害

5: 右上下肢の深部感覚障害

第53回午前:第32問

関節リウマチの脊椎病変で最も多いのはどれか。  

1: 黄色靱帯骨化

2: 環軸椎亜脱臼

3: 後縦靱帯骨化

4: 脊柱側弯

5: 腰椎椎間板ヘルニア

第45回午後:第88問

関節リウマチでみられないのはどれか。  

1: 関節の亜脱臼

2: 腱鞘滑膜の炎症

3: 関節軟骨の破壊

4: 関節内の結晶析出

5: 関節周囲の腱断裂

第45回午前:第72問

膝関節で正しいのはどれか。  

1: 外側側副靱帯は屈曲位で緊張する。

2: 最終伸展時に脛骨の外旋が起こる。

3: 外側半月は外側側副靱帯と結合する。

4: 大腿骨軸と脛骨軸とは軽度内反している。

5: 後十字靱帯は大腿骨の顆間窩後方に付着する。

第42回午後:第84問

筋萎縮性側索硬化症で適切なのはどれか。  

1: 筋の圧痛

2: 筋線維束攣縮の存在

3: 近位筋優位の筋萎縮

4: 筋電図の低振幅電位

5: 筋生検上、顕著な壊死線維の存在

第38回午後:第86問

変形性膝関節症について誤っているのはどれか。  

1: 関節軟骨辺縁部に骨棘が認められる。

2: 二次性関節症は外傷後に起こる。

3: 大腿四頭筋に筋力低下がみられる。

4: 疼痛は初期から安静時に認められる。

5: 関節裂隙は狭小化する。

第53回午後:第10問

45歳の男性。半年前から左上肢遠位部の脱力、3か月前から左上肢の筋萎縮と右上肢の脱力、さらに最近歩行障害と構音障害を認めるようになり、神経内科で筋萎縮性側索硬化症と診断された。現時点で認められる可能性が高いのはどれか。  

1: 褥 瘡

2: 振動覚低下

3: 眼球運動障害

4: 膀胱直腸障害

5: Hoffmann反射陽性

第57回午後:第87問

腰部脊柱管狭窄症で正しいのはどれか。  

1: 先天発症が多い。

2: 内反尖足を生じる。

3: 間欠性跛行を生じる。

4: 腰椎前屈で症状が増強する。

5: 下肢の深部腱反射は亢進する。

  • 答え:3
  • 解説:腰部脊柱管狭窄症は、主に加齢による変性が原因で、臀部から下肢への痺れや疼痛、脱力が症状として現れる。間欠性跛行が特徴的で、腰椎前屈で神経圧迫が軽減される。
  • 先天発症ではなく、加齢による変性が腰部脊柱管狭窄症の主な原因であるため、選択肢1は誤りです。
  • 内反尖足は下腿三頭筋の筋緊張の亢進により生じる症状であり、腰部脊柱管狭窄症とは関係がないため、選択肢2は誤りです。
  • 腰部脊柱管狭窄症は、歩行により間欠性跛行を生じることが特徴的であるため、選択肢3が正しいです。
  • 腰部脊柱管狭窄症では、腰椎後屈で症状が増強し、腰椎前屈で神経圧迫が軽減されるため、選択肢4は誤りです。
  • 腰部脊柱管狭窄症では、下肢の深部腱反射は消失または減弱することが一般的であり、亢進することはないため、選択肢5は誤りです。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午後:第17問

20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。矢印は力を加えた方向を示す。この検査で陽性が確認された。他に損傷がなかった場合、優先すべき治療はどれか。 

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1: 安静固定

2: 水中歩行練習

3: 大腿四頭筋の強化

4: 超音波療法

5: ハムストリングスの強化