第34回午後第32問の類似問題

第52回午前:第59問

同一の臓器から分泌されるホルモンの組合せで誤っているのはどれか。  

1: アルドステロン―――――コルチゾール

2: インスリン―――――――グルカゴン

3: エリスロポエチン――――レニン

4: オキシトシン――――――バソプレシン

5: カルシトニン――――――パラトルモン

第57回午後:第94問

症候と内分泌異常の組合せで正しいのはどれか。  

1: 先端巨大症 ── 下垂体前葉ホルモン欠損

2: 中心性肥満 ── 副腎皮質機能低下

3: テタニー ── 副甲状腺機能低下

4: 尿崩症 ── 抗利尿ホルモン分泌亢進

5: 頻 脈 ── 甲状腺機能低下

  • 答え:3
  • 解説:この問題では、症候と内分泌異常の組合せが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組合せは、テタニーと副甲状腺機能低下です。
  • 先端巨大症は、成長ホルモンの過剰分泌によって引き起こされる症状であり、下垂体前葉ホルモン欠損ではありません。
  • 中心性肥満は、クッシング症候群に関連し、副腎皮質機能亢進が原因です。副腎皮質機能低下はアジソン病に関連し、中心性肥満とは異なります。
  • テタニーは、手指の不随意な筋収縮を引き起こす症状で、副甲状腺機能低下が原因です。この組合せは正しいです。
  • 尿崩症は、抗利尿ホルモン分泌欠乏が原因であり、抗利尿ホルモン分泌亢進ではありません。
  • 頻脈は、甲状腺機能亢進によって引き起こされる症状であり、甲状腺機能低下ではありません。甲状腺機能亢進は、新陳代謝が異常に高くなり、頻脈や多汗、食欲亢進、体重減少などの症状が現れます。
  • 科目:内部障害と臨床医学
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第55回午前:第61問

副腎髄質から分泌されるホルモンはどれか。2つ選べ。  

1: アドレナリン

2: アルドステロン

3: アンドロゲン

4: コルチゾール

5: ノルアドレナリン

  • 答え:1 ・5
  • 解説:副腎髄質から分泌されるホルモンはアドレナリンとノルアドレナリンです。これらはストレス反応や緊急時に働くホルモンで、心機能亢進や血糖上昇作用などがあります。
  • アドレナリンは正解です。副腎髄質から分泌され、心機能亢進や血糖上昇作用を持ちます。また、アドレナリンはストレス反応や緊急時に働くホルモンとして知られています。
  • アルドステロンは間違いです。アルドステロンは副腎皮質から分泌され、ナトリウムの保持やカリウムの排出促進、細胞外溶液の増加、血圧上昇作用を持ちます。
  • アンドロゲンは間違いです。アンドロゲンは副腎皮質から分泌され、生殖器官の機能維持や男性の第二次性徴の発現、タンパク質同化作用促進作用を持ちます。
  • コルチゾールは間違いです。コルチゾールは副腎皮質から分泌され、肝の糖新生促進、血糖上昇、蛋白・脂肪分解、水利用促進作用を持ちます。
  • ノルアドレナリンは正解です。副腎髄質から分泌され、末梢血管収縮による血圧上昇作用を持ちます。また、ノルアドレナリンもアドレナリンと同様にストレス反応や緊急時に働くホルモンです。
  • 科目:生理学(その他)
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第44回午後:第74問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 性腺刺激ホルモン − Cushing病

2: 甲状腺ホルモン − Basedow病

3: プロラクチン − Addison病

4: オキシトシン − 尿崩症

5: 成長ホルモン − 末端肥大症

第52回午後:第68問

分娩後の乳汁分泌に作用するホルモンはどれか。  

1: ドパミン

2: エストロゲン

3: プロラクチン

4: プロゲステロン

5: ゴナドトロピン

第40回午後:第1問

神経内分泌に強く関与する臓器はどれか。  

1: 下垂体前葉

2: 下垂体後葉

3: 甲状腺

4: 副腎皮質

5: 副腎髄質

第45回午後:第59問

内分泌腺とその位置との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 上皮小体-甲状腺の前面

2: 下垂体-トルコ鞍上面

3: 松果体-間脳の背面

4: 副腎-腎臓の上面

5: 胸腺-胸骨の背面

第48回午後:第67問

内分泌物質の作用で正しいのはどれか。  

1: バソプレシンは尿量増加に働く。

2: 上皮小体ホルモンは血中Caを増加させる。

3: 甲状腺ホルモンは基礎代謝率を低下させる。

4: インスリンはグルコースの細胞内取り込みを阻害する。

5: 副腎皮質ホルモンは糖新生(グルコース産生)を阻害する。

第35回午後:第81問

副甲状腺ホルモンで誤っているのはどれか。  

1: 骨の再吸収を促進する。

2: 腸管でのカルシウムの吸収を促進する。

3: 腎臓でのカルシウム再吸収を促進する。

4: 腎臓でのリンの排泄を抑制する。

5: 分泌は血清カルシウム濃度の低下によって増加する。

第51回午前:第68問

排卵を誘発するのはどれか。  

1: 黄体ホルモン上昇

2: オキシトシン上昇

3: 卵巣ホルモン低下

4: 黄体形成ホルモン上昇

5: 卵胞刺激ホルモン低下

第56回午前:第68問

副腎皮質ホルモンについて正しいのはどれか。  

1: 血糖値に影響しない。

2: ストレス時に変動しない。

3: 早朝に分泌が最大となる。

4: ペプチドホルモンである。

5: アドレナリンから生合成される。

  • 答え:3
  • 解説:副腎皮質ホルモンは、ストレス反応や血糖値の調整などに関与するステロイドホルモンで、早朝に分泌が最大となります。コレステロールから生合成され、ペプチドホルモンではありません。
  • 選択肢1は間違いです。副腎皮質ホルモンは、血糖値を上昇させる作用があります。
  • 選択肢2は間違いです。ストレス時に副腎皮質ホルモンの分泌が増加し、ストレスに対処するための身体反応を引き起こします。
  • 選択肢3は正しいです。副腎皮質ホルモンは、早朝に分泌が最大となり、夕方から夜にかけて早朝の分泌の半分以下に減少します。
  • 選択肢4は間違いです。副腎皮質ホルモンはステロイドホルモンであり、ペプチドホルモンではありません。ペプチドホルモンの例としては、成長ホルモンやインスリンが挙げられます。
  • 選択肢5は間違いです。副腎皮質ホルモンはコレステロールから生合成されます。アドレナリンは別の副腎髄質ホルモンであり、副腎皮質ホルモンとは異なります。
  • 科目:生理学(その他)
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午後:第94問

内分泌機能と疾患との組合せで正しいのはどれか。  

1: 甲状腺機能低下 - 尿崩症

2: 下垂体前葉機能亢進 - クレチン病

3: 下垂体後葉機能低下 - 糖尿病

4: 副腎皮質機能亢進 - Cushing症候群

5: 副腎髄質機能亢進 - Basedow病 

第54回午前:第59問

ホルモンの産生で正しいのはどれか。  

1: エリスロポエチンは骨髄で産生される。

2: グルカゴンはLangerhans〈ランゲルハンス〉島B細胞で産生される。

3: ソマトスタチンは黄体で産生される。

4: トリヨードサイロニンは上皮小体で産生される。

5: バソプレシンは視床下部で産生される。

第39回午後:第32問

肝臓の機能で誤っているのはどれか。  

1: グリコーゲンの合成

2: 尿素の合成

3: グルカゴンの分泌

4: 胆汁の分泌

5: 蛋白質の合成

第54回午前:第68問

集合管における尿の濃縮に関わるホルモンはどれか。  

1: グルカゴン

2: メラトニン

3: オキシトシン

4: パラトルモン

5: アルドステロン

  • 答え:5
  • 解説:集合管における尿の濃縮に関わるホルモンはアルドステロンである。アルドステロンは、副腎皮質から分泌され、遠位尿細管と集合管の一部におけるナトリウムの再吸収とカリウムの排出を促進し、細胞外溶液の増加と血圧上昇作用をもつ。
  • グルカゴンは、膵臓のLangerhans島A細胞から分泌されるホルモンで、血糖上昇作用を持つ。しかし、尿の濃縮には関与していない。
  • メラトニンは、松果体から分泌されるホルモンで、思春期開始の抑制や睡眠の誘発作用を持つ。尿の濃縮には関与していない。
  • オキシトシンは、下垂体後葉から分泌されるホルモンで、子宮筋の収縮や乳汁射出作用を持つ。尿の濃縮には関与していない。
  • パラトルモンは、上皮小体(副甲状腺)から分泌されるホルモンで、骨の再吸収促進、血中カルシウムの増加、リンの低下作用を持つ。尿の濃縮には関与していない。
  • アルドステロンは、副腎皮質から分泌されるホルモンで、遠位尿細管と集合管の一部におけるナトリウムの再吸収とカリウムの排出を促進し、細胞外溶液の増加と血圧上昇作用を持つ。このため、尿の濃縮に関与している。
  • 科目:生理学(消化・吸収・排泄系)
  • 重要度:プレミアム特典
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