第34回午後第29問の類似問題

第52回午後:第84問

摂食嚥下障害への対応で正しいのはどれか。  

1: 飲水にはぬるま湯を用いる。

2: 咽頭期障害では頭頸部伸展姿勢で嚥下する。

3: 口腔期障害に対しては高粘度の食物を用いる。

4: 先行期障害に対して食事のペースを指導する。

5: 鼻咽腔閉鎖不全に対してはShaker法を用いる。

第41回午前:第4問

摂食・嚥下機能にかかわる構造で誤っているのはどれか。 

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1: 軟口蓋

2: 梨状窩

3: 舌骨

4: 喉頭蓋

5: 声門

第49回午後:第95問

嚥下障害の病態と用いられる介入の組合せで正しいのはどれか。  

1: 口腔期障害 ─ 粘性の高い食物

2: 鼻咽腔閉鎖不全 ─ Shaker(シャキア)法

3: 喉頭挙上筋筋力低下 ─ 間欠的バルーン拡張法

4: 咽頭機能の左右差 ─ 頸部回旋

5: 輪状咽頭筋弛緩不全 ─ 軟口蓋挙上装置

第48回午前:第65問

咳反射について正しいのはどれか。  

1: 肺胞の受容器刺激によって誘発される。

2: 吸気と呼気相の間に声門が閉鎖する。

3: カプサイシンの吸入で抑制される。

4: 反射の中枢は大脳皮質にある。

5: 流速はおよそ1リットル/秒である。

第48回午後:第34問

嚥下障害に対するShaker(シャキア)法の効果で正しいのはどれか。  

1: 認知機能改善

2: 咀嚼力改善

3: 口腔送り込み改善

4: 喉頭挙上改善

5: 食道蠕動改善

第48回午後:第93問

嚥下に関わる神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 三叉神経 − 口唇閉鎖

2: 顔面神経 − 下顎の運動

3: 迷走神経 − 嚥下反射

4: 舌咽神経 − 舌の運動

5: 舌下神経 − 唾液分泌

第57回午後:第37問

嚥下反射が惹起された瞬間の食物の流れを観察できる検査法はどれか。  

1: 食物テスト

2: 嚥下造影検査

3: 嚥下内視鏡検査

4: 改訂水飲みテスト

5: 反復唾液嚥下テスト

第50回午前:第59問

消化器について正しいのはどれか。  

1: 胆汁は胆嚢で産生される。

2: 膵臓は胃の後方に位置する。

3: 大腸は結腸と直腸からなる。

4: 小腸は十二指腸と回腸からなる。

5: 胃の肛門側の開口部を噴門という。

第48回午後:第22問

摂食嚥下の評価で正しいのはどれか。  

1: フードテストは咀嚼能力を評価できる。

2: 喉頭拳上の評価では舌の可動性を評価できる。

3: 随意的な咳の強弱によって嚥下反射の速さを評価できる。

4: 改訂水飲みテスト(MWST)は咽頭期の嚥下機能を評価できる。

5: 反復唾液嚥下テスト(repetitive saliva swallowing test:RSST)は食物の残留部位を評価できる。

第55回午後:第25問

嚥下造影検査と比べて嚥下内視鏡検査が適しているのはどれか。  

1: 誤嚥の評価

2: 嚥下反射の評価

3: 食道機能の評価

4: 声帯運動の評価

5: 咀嚼機能の評価

  • 答え:4
  • 解説:嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査は、それぞれ異なる方法で嚥下機能を評価する検査です。嚥下造影検査はエックス線透視下で行われ、嚥下内視鏡検査は鼻咽腔喉頭ファイバースコープを用いて行われます。適している評価項目が異なります。
  • 誤嚥の評価は、嚥下内視鏡検査でも行えなくはないが、嚥下造影検査のほうが評価しやすい。また、両検査を組合せて評価するとよい。
  • 嚥下反射の評価は、嚥下造影検査では可能ですが、嚥下内視鏡検査ではホワイトアウト現象のため、残留などから推察することしかできません。
  • 食道機能の評価は、嚥下造影検査では可能ですが、嚥下内視鏡検査では不可能です。
  • 声帯運動の評価は、嚥下内視鏡検査が適しています。喉頭部を上部から観察できるため、声帯を観察することができます。嚥下造影検査では、声帯自体の観察が困難です。
  • 咀嚼機能の評価は、嚥下内視鏡検査では推察しかできませんが、嚥下造影検査では口腔期の評価が可能であり、検査食の動態の観察によって咀嚼の状態を評価できます。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第40回午後:第42問

誤っているのはどれか。  

1: 口輪筋-口笛を吹く。

2: 舌筋-食塊を移送する。

3: 咬筋-歯を食いしばる。

4: 笑筋-風船を膨らませる。

5: 大頬骨筋-口角を引き上げる。