第39回午前第74問の類似問題

第52回午後:第72問

膝関節半月板について正しいのはどれか。  

1: 外縁は内縁より薄い。

2: 外側半月板は外側側副靱帯に付着しない。

3: 大腿骨と膝蓋骨の適合性を高める。

4: 内側半月板は外側半月板より小さい。

5: 膝関節伸展時には後方に移動する。

第43回午前:第64問

脳血管障害による片麻痺患者の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 下肢装具は立ち上がりが自立してから用いる。

2: 歩行時の膝折れに膝軽度屈曲位で体重負荷を行う。

3: 座位バランスが完成してから立位訓練を開始する。

4: 痙縮筋の緊張抑制の目的で持続伸張法を行う。

5: 麻痺筋に対しては筋力増強訓練を行わない。

第34回午前:第58問

高齢者の大腿骨頸部外側骨折に対する観血的整復固定術後の理学療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。 ア.股関節内転内旋は禁じる。イ.肥満傾向の患者では歩行浴が有効である。ウ.治癒遷延例は免荷装具の適応になる。エ.患肢の短縮に補高靴を用いる。オ.両松葉杖で患肢完全免荷歩行を指導する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第40回午前:第68問

小児疾患と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: ペルテス病-水中歩行訓練

2: 血友病-関節可動域訓練

3: 筋性斜頸-徒手矯正

4: 先天性内反足-装具療法

5: 二分脊椎-交互式歩行装具

第44回午前:第85問

長下肢装具の適応はどれか。  

1: 筋萎縮性側索硬化症

2: 第2腰髄残存レベルの脊髄損傷

3: 関節リウマチで人工膝関節置換術後

4: 外傷性股関節後方脱臼で坐骨神経麻痺

5: 下肢Brunnstrom法ステージIVの脳卒中片麻痺

第40回午前:第23問

40歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症から2年で、下肢には軽度の痙性麻痺が認められ、膝折れやつまずきなどの歩行障害が出現している。上肢は筋萎縮が著明で食事や衣服着脱は全介助。構音障害も出現している。この時期の理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 呼吸訓練

2: 上肢のROM訓練

3: 上肢の抵抗運動訓練

4: 立位バランス訓練

5: 短下肢装具での歩行訓練

第44回午前:第36問

変形性膝関節症で人工膝関節置換術後6週経過。膝関節屈曲拘縮と運動痛とがある。物理療法で適切でないのはどれか。  

44_0_36

第45回午前:第36問

小児の理学療法用具と訓練目的との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: ツイスター−股関節の回旋コントロール

2: 三角マット−下肢の支持性改善

3: クローラー−体幹伸筋群の強化

4: スタビライザー−上肢伸筋群の強化

5: ターンバックル−前足部の変形改善

第37回午前:第65問

活動期の関節リウマチに対する理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 局所の安静

2: 保持装具の使用

3: ADL指導

4: 等尺性収縮による筋力維持

5: 極超短波療法

第55回午後:第7問

42歳の女性。多発性硬化症による両側視神経炎を伴う四肢麻痺。筋力低下が進行し、移動には車椅子を使用している。MMTは上肢近位部で段階3、遠位部で段階4。有痛性けいれんがある。この患者に対する作業療法で適切なのはどれか。  

1: ビーズで指輪を作る。

2: 木工作業で本棚を作る。

3: 卓上編み機でマフラーを編む。

4: 小さな刻印で革に模様をつける。

5: ネット手芸でティッシュボックスを作る。

  • 答え:3
  • 解説:多発性硬化症の患者に対する作業療法では、細かい作業や外傷のリスクがある作業は避けるべきであり、身体的負荷が少なく、中断が容易な作業が望ましい。
  • ビーズで指輪を作る作業は細かい作業であり、有痛性けいれんがある患者には困難で、視力障害がある患者には目への負担も大きいため、適切ではありません。
  • 木工作業で本棚を作る作業は、刃物を使用するため外傷のリスクがあり、身体的な負荷も大きいため、適切ではありません。
  • 卓上編み機でマフラーを編む作業は、外傷のリスクが低く、身体的な負荷も少ないため、適切です。また、作業の中断が容易であることも望ましい点です。
  • 小さな刻印で革に模様をつける作業は、細かい作業であり、有痛性けいれんがある患者には困難で、視力障害がある患者には外傷を負う危険もあるため、適切ではありません。
  • ネット手芸でティッシュボックスを作る作業は、細かい作業であり、有痛性けいれんがある患者には困難であるため、適切ではありません。
  • 科目:神経筋疾患
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第34回午前:第27問

80歳の女性。変形性膝関節症。人工関節全置換術後の屈曲拘縮と疼痛とがある。物理療法で適切でないのはどれか。2つ選べ。 ア.紫外線イ.極超短波ウ.超音波エ.渦流浴オ.ホットパック  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第36回午前:第13問

両側の変形性膝関節症で軽度の膝伸展可動域制限があり、Mikulicz 線が膝関節中心の内側に偏位している。運動療法で適切でないのはどれか。  

36_0_13

第57回午後:第41問

腰椎椎間板ヘルニアの保存療法後の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 四つ這い位で一側下肢を挙上する。

2: 腸腰筋の短縮がある場合は伸張する。

3: 端座位で骨盤の前後傾運動をゆっくり行う。

4: 就寝時は側臥位で腰椎伸展位をとるよう指導する。

5: パピーポジションで腰椎伸展位をとるよう指導する。

第37回午前:第66問

脊髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)に対する理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 肘関節屈曲の抵抗運動

2: 標準型車椅子の操作訓練

3: 車椅子から床への移乗訓練

4: 座位バランス訓練

5: 呼吸訓練

第39回午前:第20問

腰痛を合併する変形性膝関節症の大腿四頭筋訓練で適切でないのはどれか。  

39_0_20

第39回午前:第65問

脳血管障害の症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 関節拘縮-モビライゼーション

2: 下肢共同運動-ブリッジ運動

3: 肩手症候群-ホットパック

4: 肩関節亜脱臼-肩関節周囲筋の同時収縮

5: 非対称性座位姿勢-体幹装具の作製

第50回午後:第12問

50歳の女性。アキレス腱断裂に対する縫合術後4週目において、軟部組織の伸張性増大の目的で行う超音波療法の実施内容で適切でないのはどれか。  

1: 時間照射率:10~20%

2: 強度:1.5 W/cm2

3: 治療面積:有効照射面積の2倍以内

4: 移動速度:1 cm/秒(ビーム不均等率5以下)

5: 治療時間:3~5分

第38回午前:第77問

球麻痺を伴う筋萎縮性側索硬化症の理学療法プログラムで適切でないのはどれか。  

1: 罹患筋の抵抗運動

2: 呼吸・排痰訓練

3: 嚥下指導

4: コミュニケーション手段の獲得

5: 精神心理的サポート

第40回午前:第56問

誤っている組合せはどれか。  

1: フレンケル体操-脊髄後索性運動失調

2: コッドマン体操-肩関節周囲炎

3: 漸増抵抗訓練-廃用性筋萎縮

4: EMGバイオフィードバック-腱移行術後

5: 重錘バンド-パーキンソン病

第44回午前:第13問

74歳の女性。5年前から左膝痛が出現し、徐々に増悪して歩行が困難となったため左膝の手術を受けた。術前と術後のエックス線写真を示す。術後の理学療法で適切でないのはどれか。 

44_0_13

1: 術後2日目から大腿四頭筋のセッティングを行う。

2: 術後3日目から膝関節の可動域訓練を行う。

3: 術後7日目から足関節の自動運動を行う。

4: 術後10日目から荷重歩行訓練を行う。

5: 退院後も屋外で杖を使用する。