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作業療法士国家試験
検索元問題
第55回 午前 第14問
20件の類似問題
53歳の男性。うつ病の診断で10年前に精神科通院治療を受けて寛解した。1か月前から抑うつ気分、食思不振、......
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第49回 午前
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作業療法士実地問題
13歳の男子。幼児期は図鑑をひとりで眺めて過ごしていた。小学校に入ると、しつこく意味を確認する癖や協調性がとれないことを教師に注意されることが多くなり、級友からいじめられるようになった。最近、級友の話し声に過敏に反応したり、家族への暴言と暴力が頻繁となり入院となった。この患者に対する作業療法実施時の声かけとして適切なのはどれか。
1
「この作業をしてみたいですか」
2
「休みは適当にとってください」
3
「周囲の人に配慮して行動してください」
4
「その作業の難しい点はどの辺りですか」
5
「私の話す説明をよく覚えて作業に取り掛かってください」
30
第42回 午前
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作業療法士専門問題
重要
60歳の男性。統合失調症。21歳時に発症し、過去に5回の入院歴があった。35歳時に被害妄想が再燃し、6回目の入院となって以来、父親との折り合いが悪く退院先が決まらないまま25年間入院していた。父親が亡くなったことを契機に、一人暮らしとなった84歳の母親と本人の希望により、自宅退院に向けた支援を行うことになった。この患者が退院後に利用する生活支援サービスとして適切でないのはどれか。
1
訪問看護
2
デイケア
3
通院患者リハビリテーション事業
4
地域生活支援センター
5
ホームヘルプサービス
15
第51回 午後
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作業療法士実地問題
16歳の女子。6か月前から特にきっかけはないのに次第に手洗いと入浴の時間が長くなった。1か月前から手洗いに1時間半以上を使う状況となり、自分でもおかしいと感じるようになった。母親が途中でやめさせると余計に不安になり、最近ではやめさせようとすると反発して暴言を吐くようになった。そのため父親が本人を説得して精神科を受診した。作業療法中にたびたび手洗いを続けている。対応として最も適切なのはどれか。
1
手を汚す作業に参加を促す。
2
作業療法をしばらく中断する。
3
なぜ手洗いをしてしまうのか話し合う。
4
手洗い行動を見守りながら作業復帰を待つ。
5
手洗い行動が出たときに水道の蛇口を閉める。
29
第39回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
68歳の男性。アルツハイマー型痴呆。数年前から道で迷ったり、電話できちんと受け答えしたのに、その内容を家人に伝えられなかったりした。最近では夜間になると興奮して動き回り、昼間はうとうとしている。半年ぶりに会った息子に初対面の人に挨拶するように対応したため、家人が心配して受診させ入院に至った。作業療法の導入で適切でないのはどれか。
1
単純で繰り返しの多いものから始める。
2
時間を要するものから始める。
3
個別プログラムから始める。
4
自信が得られるものから始める。
5
得意であったものを取り入れる。
27
第44回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
48歳の男性。妻と2人暮らし。会社の営業課長をしていたが、重要な打合せを忘れたり、得意先へ行く道を迷ったりするようになり、妻の勧めで物忘れ外来を受診した。頭部MRIで脳萎縮が認められ、作業療法が処方された。妻への支援で適切でないのはどれか。
1
疾病教育を行う。
2
生活環境を変える。
3
夫への接し方を説明する。
4
妻の余暇時間を確保する。
5
利用できるサービスを紹介する。
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43
第46回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
入院後2週の統合失調症患者。作業療法の初期評価項目で優先度が低いのはどれか。
1
生活技能
2
現実検討
3
対人緊張
4
薬物効果
5
身体感覚
39
第43回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
21歳の男性。知的障害。養護学校の高等部を卒業後、魚屋に住み込みで3年間働いていた。接客をすることになったころから、腹痛で休みがちとなった。つり銭を間違えたことがきっかけとなり、自分の頭を壁にたたきつけるなどの自傷行為がみられるようになり、精神科に入院となった。入院1週後に作業療法を開始した。この患者の行動特性はどれか。2つ選べ。
1
同じ動作を繰り返す。
2
1つのことにこだわる。
3
感情表出が苦手である。
4
単純な作業は得意である。
5
じっとしていられない。
27
第40回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
72歳の男性。アルツハイマー型認知症(認知症性老人の日常生活自立度判定基準ランクIV)。5年前に発症してデイケア通所をしていた。徘徊や興奮のために在宅介護が困難となり、老人性認知症疾患治療病棟に入院した。集団活動を用いて情緒の安定と精神活動の活性化を図るときに、導入設定として適切なのはどれか。
1
覚醒度を上げる身体活動を用いる。
2
活動内容に変化をもたせる。
3
役割をもたせる。
4
共同の描画作品に参加させる。
5
活動時間は2時間程度とする。
87
第42回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
気分障害(うつ病)の作業療法で適切でないのはどれか。
1
工程がはっきりとした作業
2
短時間で完成できる作業
3
非競争的な作業
4
病前に得意だった作業
5
受身的な作業
77
第36回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
精神科作業療法の面接時の留意点で適切でないのはどれか。
1
患者の座る位置に配慮する。
2
患者が自ら話せるように工夫する。
3
患者の表情・姿勢を観察する。
4
患者のペースを尊重して進める。
5
患者に面接時間の長さを決めてもらう。
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40
第43回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
21歳の男性。知的障害。養護学校の高等部を卒業後、魚屋に住み込みで3年間働いていた。接客をすることになったころから、腹痛で休みがちとなった。つり銭を間違えたことがきっかけとなり、自分の頭を壁にたたきつけるなどの自傷行為がみられるようになり、精神科に入院となった。入院1週後に作業療法を開始した。復職に向けた支援で重要でないのはどれか。
1
住み込み先への外泊
2
苦手な作業の確認
3
体力の向上
4
対人技能の訓練
5
職場との調整
42
第45回 午後
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作業療法士専門問題
最重要
亜急性期の統合失調症患者に対する作業療法の目的で正しいのはどれか。
1
1. 自己能力の限界を知る。
2
2. 作業遂行能力を改善する。
3
3. 対人交流技能を改善する。
4
4. 社会資源の利用を援助する。
5
5. 基本的な生活リズムを回復する。
16
第54回 午後
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作業療法士実地問題
解説
72歳の女性。夫は1年前に亡くなり1人暮らしをしている。家事をこなし地域のボランティア活動にも参加して活動的であるが「最近、下肢の深いところに虫が這うような不快さがあり、週3日くらいよく眠れない。20代のときにも同じような症状があった」と訴えている。作業療法士の助言で適切なのはどれか。
1
ペットを飼うように勧める。
2
家族と一緒に住むようにと家族介入をする。
3
筋肉量が少ないため筋力トレーニングを勧める。
4
薬物療法の適応について医師へ相談するよう勧める。
5
認知症の可能性があるので、介護保険を受けるように勧める。
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13
第48回 午後
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作業療法士実地問題
17歳の女子。統合失調症。授業中に突然叫び声をあげ、教科書と筆記用具を窓から投げ捨てた。両親が付き添い精神科病院に入院し、陽性症状の落ち着いた3週目に退院となり、精神科ショートケアに紹介された。この時期の精神科ショートケア利用の目的はどれか。
1
仲間づくり
2
居場所づくり
3
社会資源の利用
4
対人交流技能の改善
5
基本的生活リズムの回復
84
第43回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
慢性期統合失調症患者に作業療法を導入する際の留意点で適切でないのはどれか。
1
それまでの患者の生活パターンを保つ。
2
複数の課題を提示する。
3
何もしなくてもよいことを保障する。
4
段階づけができる工程を準備する。
5
完成品の見本を見せながら手順を話す。
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37
第34回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
46歳の女性。知的障害。IQは75。23歳で結婚したが数か月で離婚。実家に戻ったが家出を繰り返し、家では易刺激的、多量に飲水をするようになり入院。退院後も大量服薬したり、相手かまわず電話をする。また、1日に40~50本喫煙し、ボヤを起こし再入院した。入院後2か月目に社会性の向上を目的に作業療法が処方された。作業中10~20分ごとにタバコを吸う。自分のタバコがなくなると他患者にねだり作業が進まない。このときの対応で適切なのはどれか。
1
喫煙を全面禁止する。
2
他患者から苦情がきたら禁煙する。
3
持ってくるタバコの本数を増やす。
4
吸う本数を他患者の前で決める。
5
作業療法士の前で喫煙を許可する。
28
第40回 午前
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作業療法士専門問題
最重要
46歳の男性。アルコール依存症。以前から大酒家で、糖尿病、高脂血症および肝障害があった。出張先で連続飲酒状態になり、家族と会社嘱託医師の勧めでアルコール専門病棟に初回入院。離脱症状が治まって1週後、作業療法に参加となる。作業療法参加時の観察事項として適切でないのはどれか。
1
睡眠不足による注意力散漫
2
肝障害による易疲労感
3
飲酒欲求による無断外出
4
フラッシュバックによる幻覚
5
末梢神経障害による歩行障害
20
第48回 午後
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作業療法士実地問題
26歳の男性。Asperger症候群。小学校でいじめに遭い、以後、学校では友人はほとんどできなかった。大学卒業後、建築関連の会社に就職したが、同僚からは「融通がきかない、人の気持ちを逆なでする」などと責められることが多く、ストレスから徐々に抑うつ気分が強くなった。欠勤が続いたため、上司が精神科クリニックを紹介し、復職を目標にデイケアに通うことになった。デイケアで行う支援で適切なのはどれか。
1
コミュニケーションのマナーについてマニュアルを作成する。
2
職場の同僚には障害のあることを伏せる。
3
ミーティングで自由な発言を促す。
4
就労支援事業所の利用を勧める。
5
多様な作業を経験させる。
13
第53回 午後
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作業療法士実地問題
解説
38歳の女性。性格は几帳面、完全主義。仕事仲間との関係性に悩んでいた。そうした中、浮腫を自覚したため内科を受診したところネフローゼ症候群と診断され、副腎皮質ステロイド薬の投与が開始された。投薬開始1か月後から蛋白尿は消失したが、「何事にも興味が湧かない」などの言葉が聞かれるようになり、趣味のコーラスもやめてしまった。今後検討すべき治療方針として、最も優先順位が高いのはどれか。
1
家族療法
2
音楽療法
3
精神分析療法
4
抗うつ薬による薬物療法
5
副腎皮質ステロイド薬の調整
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14
第47回 午後
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作業療法士実地問題
70歳の女性。買い物での計算や自宅への道順を間違えるようになり、心配した家族に伴われて物忘れ外来を受診した。Alzheimer型認知症と診断され外来作業療法を開始した。患者は「どうして私がここへ来ないといけないの」、「だまされた。帰りたい」と訴えて興奮することが多い。その後、興奮が落ち着き、作業療法室に定期的に通うようになった。今後の作業療法での留意点で適切なのはどれか。
1
個室で作業を行う。
2
薬物の作用を学習させる。
3
病気の説明を繰り返し行う。
4
作業手順を1工程ずつ説明する。
5
長時間かけて仕上げる作業を課題に選ぶ。
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