公衆衛生の過去問


国試第15回午前:第4問

我が国の粗死亡率で最も多いのはどれか。

1: 悪性新生物

2: 不慮の事故

3: 肺炎および気管支炎

4: 心疾患

5: 脳血管疾患

国試第14回午前:第7問

食品衛生について正しいのはどれか。

a: 腸管出血性大腸菌O157は他の大腸菌に比べ耐熱性が高い。

b: 黄色ブドウ球菌による食中毒は菌が産生する毒素による。

c: 腸炎ビブリオは細菌性食中毒の原因となる。

d: フグの内臓に含まれるテトロドトキシンは神経を麻痒させる。

e: 食品衛生法は食品用器具について規制していない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第6問

環境問題について正しいのはどれか。

a: オゾン層の破壊によって皮膚癌発生の危険が増す。

b: PCB(ポリ塩化ビフェニル)は体内に蓄積される有害物質である。

c: 二酸化炭素濃度の増加は地球温暖化の原因となる。

d: 地球環境の変化を継続的に測定・監視することを環境アセスメントという。

e: ダイオキシンの発生源は農薬散布である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第5問

我が国の大気汚染について正しいのはどれか。

a: 光化学オキシダントは二次汚染物質である。

b: 窒素酸化物濃度は排出規制で近年改善傾向にある。

c: 浮遊粒子状物質は直径の大きなものほど健康に有害である。

d: 一酸化炭素濃度は環境基準を満たしている。

e: 硫黄酸化物は酸性雨をもたらす。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第4問

一次予防に含まれるのはどれか。

a: 健康教育

b: ポリオの予防接種

c: デイサービス

d: 胃がん検診

e: 心筋梗塞後のリハビリテーション

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第7問

誤っているのはどれか。

1: 疫学とは人間集団における疾病の分布とその発生原因の研究である。

2: 対象集団から一部を抽出して調査を行うことを標本調査という。

3: 年齢構成の異なる集団を相互に比較するには年齢の標準化が必要である。

4: コホート研究はある時点の状況を断面的に示す。

5: 病気の発生と相関関係が認められる因子をリスク要因という。

国試第13回午前:第6問

感染型食中毒の起因菌はどれか。

a: サルモネラ菌

b: ボツリヌス菌

c: 黄色ブドウ球菌

d: 腸炎ビブリオ

e: 病原性大腸菌

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第5問

正しいのはどれか。

1: 不顕性感染では人から人に伝染しない。

2: 空港・海港で発見される伝染病を検疫伝染病という。

3: 母体から胎盤・産道を介して児に感染することを垂直感染という。

4: 病原体が昆虫・野生動物に潜んでいる時期を潜伏期という。

5: 予防接種は集団接種方式での実施が義務づけられている。

国試第12回午前:第36問

正しいのはどれか。

a: 我が国の肝硬変患者の多くは肝炎ウィルスのキャリアである。

b: 急性C型肝炎患者の多くはキャリアにはならない。

c: 急性B型肝炎患者の多くはキャリアとなる。

d: 急性A型肝炎患者の多くはキャリアとなる。

e: B型肝炎ウィルスの感染予防にはワクチンを接種する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第5問

疫学について正しい組合せはどれか。

a: 標本調査 ―――― 対象全集団から一部を抽出

b: 症例(患者)‐対照研究 ――― 対象とする疾病の有無別に要因への曝露歴を調査

c: 介入研究 ―――― 対象の一部をある要因に曝露させて異常発生を非曝露群と比較

d: コホート研究 ―――複数の調査対象群を横断的に調査し各群の死因別死亡率を比較

e: 罹患率 ――――対象集団の中の有病者の割合

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第4問

第一次予防はどれか。

a: 感染症に対する予防接種

b: 疾病の早期発見のための集団検診

c: 社会復帰のための訓練

d: 生活習慣病を予防するための健康教育

e: 上水道の塩素消毒

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第3問

正しいのはどれか。

a: 我が国でのマラリアは外国で感染して持ち込まれる例が多い。

b: レジオネラ菌は空調用循環水槽で増殖しやすい。

c: ポリオワクチンの乳児への接種は避ける方がよい。

d: MRSAは在宅での感染が多い。

e: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は性的接触がなければ感染しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第5問

我が国の大気汚染について正しいのはどれか。

a: 二酸化硫黄の測定平均値は減少傾向にある。

b: 一酸化炭素は環境基準を達成している。

c: 二酸化窒素の測定平均値は増加傾向にある。

d: 浮遊粒子状物質の測定平均値は増加傾向にある。

e: 光化学オキシダントには環境基準が設定されていない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第4問

感染症について正しいのはどれか。

1: 外来伝染病とは入院を必要としない伝染病のことである。

2: 不顕性感染とは感染して症状が発現した状態のことである。

3: 日和見感染は季節流行を繰り返す感染の種類である。

4: 流行予測は集団免疫の高さを参考にして行う。

5: 後天性免疫不全症候群(エイズ)の患者数は感染者数とほぼ同数である。

国試第10回午前:第6問

感染症について正しいのはどれか。

a: 輸入感染症は減少している。

b: 法定伝染病は伝染病予防法で13種類が規定されている。

c: ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は注射で感染する。

d: MRSAは院内感染が多い。

e: インフルエンザ予防接種は定期の予防接種である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第4問

食品衛生について誤っているのはどれか。

1: 食品の安全性確保は人間の生命にかかわる重要なことである。

2: 輸入食品の検疫は保健所が行う。

3: 食品添加物は長年摂取し続けても安全とされている。

4: 食品の容器包装は食品衛生法の対象となる。

5: 医師が食中毒患者を診断した場合は届け出る必要がある。

国試第10回午前:第3問

我が国の現状として正しいのはどれか。

a: 三大成人病は悪性新生物、心疾患および脳血管疾患である。

b: 死亡率の最も高い悪性新生物は女性の乳癌である。

c: 脳血管疾患による死亡率は昭和10年ごろと比較して大差ない。

d: 最近、胃癌による死亡が減少する傾向にある。

e: 最近、肺癌による死亡が増加する傾向にある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第18問

我が国の衛生統計について正しいのはどれか。

a: 脳血管疾患による死亡は近年減少の傾向にある。

b: 近年の死因順位の第1位は心疾患である。

c: 肺炎・気管支炎による死亡は近年減少の傾向にある。

d: 高齢化のスピードは西欧諸国よりゆるやかである。

e: 悪性新生物による死因で最も多いのは胃癌である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第17問

食中毒の原因食品で発生件数が最も多いのはどれか。

1: 肉類

2: 乳類

3: 野菜類

4: 魚介類

5: 菓子類

国試第9回午前:第16問

職業性の健康障害でないのはどれか。

1: じん肺

2: 熱中症

3: 潜函病(センカン病)

4: 頸肩腕障害

5: イタイイタイ病