電子工学の過去問


国試第11回午後:第15問

演算増幅器を用いて低域フィルタを作りたい。図のAB間に挿入すべき素子はどれか。

11PM15-0

1: ダイオード

2: インダクタ

3: スイッチ

4: 抵抗

5: 基準電圧源

国試第11回午後:第14問

図の演算増幅器を用いた回路の電圧増幅度(V0/Vi)はどれか。

11PM14-0

1: -3

2: -2

3: 1

4: 2

5: 3

国試第11回午後:第13問

FETのゲート電圧(VGS)に対するドレーン電流(ID)の特性を測定した。正しいのはどれか。

11PM13-0

国試第11回午後:第12問

トランジスタについて正しいのはどれか。

a: インピーダンス変換回路はエミッタホロワで作ることができる。

b: FETはバイポーラトランジスタより高入力インピーダンスの回路を実現できる。

c: バイポーラトランジスタは2端子素子である。

d: FETは入力電流で出力電流を制御する素子である。

e: MOSFETのゲートはpn接合で作られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第33問

正しい組合せはどれか。

a: MTBF ―――――――--- 多重化通信方式

b: A/D変換 ―――――----- サンプリング定理

c: PACS ―――――――---- 医用画像

d: PID制御 ――――――--- 計量診断

e: LAN ――――――――--- 周波数応答

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第32問

通信用語について適切でない組合せはどれか。

a: PCM ―――――――――――------ ディジタル通信

b: FM ――――――――――――――- パルス変調

c: パリティ・チェック ――――――------ 暗号化方式

d: 多重化 ――――――――――――-- 伝送方式

e: MODEM ――――――――――――- データ通信

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第19問

正しいのはどれか。

a: 無安定マルチバイブレータは発振回路である。

b: 単安定マルチバイブレータは計数回路に用いられる。

c: 双安定マルチバイブレータは三角波を発生する回路である。

d: 双安定マルチバイブレータはフリップフロップ回路とも呼ばれる。

e: 双安定マルチバイブレータはメモリ回路に用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第18問

図に示す差動増幅回路で同相除去比(CMRR)が100dB、差動増幅度が40dBのとき回路の出力電圧V0はどれか。

10PM18-0

1: 10V

2: 1 V

3: 0.1V

4: 0.01V

5: 0.001V

国試第10回午後:第17問

正しいのはどれか。

a: 正帰還回路は発振回路に用いられる。

b: 直流増幅回路は直流成分だけを増幅する回路である。

c: 負帰還をかけると周波数特性が悪くなる。

d: 負帰還をかけると増幅度が大きくなる。

e: 水晶発振回路はRC発振回路よりも周波数安定度が高い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第16問

正しいのはどれか。

a: 演算増幅器を用いて積分回路を作ることができる。

b: 演算増幅器では反転入力端子と非反転入力端子との電位差はほぼ0である。

c: 同相除去比(CMRR)を小さくするために演算増幅器による差動増幅回路を用いる。

d: 入力インピーダンスを小さくするために演算増幅器による非反転増幅回路を用いる。

e: 出力インピーダンスを大きくするために演算増幅器を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第15問

エミッタフォロアについて正しいのはどれか。

a: インピーダンス変換のために用いられる。

b: エミッタが接地されている。

c: 入力と出力との位相関係は逆相である。

d: 電流増幅度は1以上とならない。

e: 電圧増幅度は1以上とならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第14問

電源回路について誤っているのはどれか。

1: リップル率は全波整流回路の方が半波整流回路より小さい。

2: 回路構成は定電圧回路を平滑回路の前に置く。

3: 平滑回路はコンデンサの充放電を利用して交流成分を取り除く。

4: 定電圧回路にはツェナーダイオードが用いられる。

5: 出力電圧の変動は入力電圧と出力電流との変動により起こる。

国試第10回午後:第13問

正しいのはどれか。

a: 液晶は表示装置に用いられる。

b: CCD(電荷結合素子)は表示装置に用いられる。

c: CRTは受光素子である。

d: サイリスタは電源回路に用いられる。

e: 光電子増倍管は受光素子である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第12問

電子素子について正しいのはどれか。

a: サーミスタは温度変化に対して抵抗値の変化が大きい。

b: バリスタは加える電圧により抵抗値が変化する。

c: 硫化カドミウム(CdS)は光の強さに応じて起電力が変化する。

d: ホトダイオードは磁気‐電気変換素子である。

e: 発光ダイオード(LED)は電気‐光変換素子である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第51問

電圧増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。

a: 入力信号の周波数に依存する。

b: センサのもつインピーダンスに対して充分低い必要がある。

c: 出力電圧と入力電圧との比である。

d: 単位にはデシベルを用いる。

e: 入力電圧と入力電流の波形からその位相特性がわかる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第50問

差動増幅器の性能を評価する事項でないのはどれか。

1: 同相除去比(CMRR)

2: 周波数特性

3: 入カ換算雑音

4: 入カインピーダンス

5: 電極インピーダンス

国試第9回午後:第21問

信号を伝送するときの変調方式について誤っているのはどれか。

1: 耐雑音特性が強く要求されるときにはPCM(パルス符号変調)が使われる。

2: FMはAMより耐雑音特性は悪いが周波数帯域を広く使わなくて済む利点がある。

3: PWM(パルス幅変調)は振幅の変化を生じさせる雑音に強い性質がある。

4: パルス変調においては信号のサンプリングに関する標本化定理を満足しなければならない。

5: FM‐FMあるいはPWM‐FMなどの多重変調方式も用いられる。

国試第9回午後:第20問

通信を行うときの変復調方式について正しいのはどれか。

a: AM変調は信号波によって搬送波の振幅を変化させる。

b: PM変調は信号波によって搬送波の位相を変化させる。

c: AM波の復調には位相同期ループ(PLL)が適する。

d: FM波の後調にはロックイン・アンプが適する。

e: 直線検波は二乗検波よりも出力波形のひずみが少ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第19問

磁気センサはどれか。

1: サイリスタ

2: ホール素子

3: バリスタ

4: 差動トランス

5: ISFET

国試第9回午後:第18問

帰環型発振回路について正しいのはどれか。

1: 増幅回路、帰環回路のいずれかに特定の周波数特性をもつ必要がある。

2: RC型発振回路は超短波の発振に適する。

3: 発振を持続させるためには、増幅度Aと帰還率βとの積が、Aβ<1となる条件が必要である。

4: LC型発振回路は共振回路のQが小さい程安定である。

5: 高精度の水晶発振回路は温度補償の必要がない。