生体計測の基礎の過去問


国試第26回午後:第25問

適切でない組合せはどれか。

a: ベクトル心電図 -------------- ゴールドバーガー誘導法

b: 脳 波 --------------------- 10/20法

c: 筋電図 -------------------- 針電極

d: 心磁図 -------------------- SQUID

e: 眼振図 -------------------- 圧電素子

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第27問

トランスデューサが備えるべき条件でないのはどれか。

1: 測定対象に対する選択性が良いこと

2: 測定すべき範囲内で直線性が保たれていること

3: 測定対象の持つ信号の応答速度をカバーできること

4: 生体に結合したとき生体の状態を乱さないこと

5: 信号対雑音比を小さくできること

国試第26回午前:第26問

誤差について正しいのはどれか。

1: 計測器の目盛りの読み間違いによって偶然誤差が生じる。

2: 計測器の校正を怠ると系統誤差が生じる。

3: 量子力学的現象によって量子化誤差が生じる。

4: 過失誤差は測定者によらず一定である。

5: n回の測定値を平均すると理論的誤差は1/nとなる。

国試第25回午後:第27問

脳波記録の基線動揺を低減させるために用いるのはどれか。

1: 高域フィルタ

2: 低域フィルタ

3: 帯域遮断フィルタ

4: インストスイッチ

5: 感度切り替えスイッチ

国試第25回午後:第26問

図の周波数特性を持つ生体計測機器はどれか。

25PM26-0

1: 脳波計

2: 心電計

3: 筋電計

4: 視覚誘発電位計

5: 観血式血圧計

国試第25回午後:第25問

単位の組合せで誤っているのはどれか。

1: 1 atm -------------- 10.mH20

2: 1 F ---------------- 1 A・s・V?1

3: 1 Gy --------------- 1 J・kg?1

4: 1 T ---------------- 1 Wb・m?2

5: 1 H --------------- 1 A・V・s?1

国試第25回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 商用交流雑音の除去にはCMRRの高い差動増幅器を使用する。

2: 高周波雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。

3: 加算平均は不規則雑音を低減するのに使われる。

4: 信号の入力導線にはシールドが施されたものを用いる。

5: ディジタルフィルタは離散値の演算によって雑音を除去する。

国試第25回午前:第26問

ものさして長方形の二辺a及びbを測定した。ものさしの最大誤差は1%である。長方形の面積cを、c =a×bによって求めた場合、cの最大誤差は何%か。

1: 0.01

2: 0.02

3: 2

4: √2

5: 2

国試第24回午後:第25問

生体計測に利用されるトランスデューサで、物理量が起電力に変換されるのはどれか。(生体計測装置学)

a: ストレインゲージ

b: CdS

c: 太陽電池

d: 熱電対

e: ホール素子

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第27問

心電図信号に数kHzの雑音が重畳した。この雑音を低減するための適当な処理はどれか。(生体計測装置学)

a: ハムフィルタをONにした。

b: 低域(通過)フィルタを調整した。

c: 移動平均演算を行った。

d: データ圧縮を行った。

e: 微分演算を行った。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第26問

物理量と単位との組合せで誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 粘度 Pa・s

2: 熱容量 J/K

3: 力のモーメント N・m

4: 電界の強さ V・m

5: 放射照度 W/m2

国試第23回午後:第25問

アナログ信号をディジタル信号に変換するときに生じるのはどれか。

a: 個人誤差

b: 偶然誤差

c: 過失誤差

d: 標本化誤差

e: 量子化誤差

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第27問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a: 電極ペーストは皮膚のインピーダンスを低下させる。

b: 体表面電極の静止電位は体動によって変動する。

c: 皮膚が乾燥すると皮膚のインピーダンスは低下する。

d: 電極に電流を流さないと分極電圧が発生する。

e: 生体内部のインピーダンスは皮膚のインピーダンスより低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第26問

量と単位との組合せで誤っているのはどれか。

1: 力 --------------------- N

2: 圧 力 ------------------ Pa

3: 電 位 ------------------ V

4: 磁束密度 --------------- Wb

5: 放射能 ----------------- Bq

国試第22回午後:第25問

単位について正しいのはどれか。

a: 国際単位系(SI単位)では4つの基本単位が定められている。

b: パスカル(Pa)は組立単位である。

c: 氷点は約273ケルビン(K)である。

d: 1ジーメンス(S)は1V/A である。

e: 接頭語ピコ(p)は10-15表す。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第40問

人体にエネルギーを加えて生体情報を得る計測装置はどれか。

1: カプノメータ

2: SQUID磁束計

3: 熱電対体温計

4: インピーダンスニューモグラフ

5: 重心計

国試第22回午前:第39問

患者に熱を与えることを意図しない機器装着部の表面温度の上限はどれか。

1: 25°C

2: 36°C

3: 41°C

4: 44°C

5: 49°C

国試第22回午前:第27問

SQUID磁束計で利用するのはどれか。

1: ホール効果

2: ドプラ効果

3: ジョセフソン効果

4: ジュール・トムソン効果

5: ベンチュリ効果

国試第22回午前:第26問

校正で取り除ける誤差はどれか。

1: 系統誤差

2: 過失誤差

3: 量子化誤差

4: 動誤差

5: 偶然誤差

国試第21回午前:第52問

生体電気信号増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。

a: 入力信号の周波数に依存する。

b: 電極接触インピーダンスより充分大きくする。

c: 入力電圧と入力電流の波形から位相特性がわかる。

d: 単位にはデシベルを用いる。

e: 入力部に電界効果トランジスタを使うと小さくなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e