医用電気電子工学の過去問


国試第8回午後:第7問

シールド(遮蔽)について正しいのはどれか。

1: 磁力線は抵抗体に囲まれた領域内は入り込まない。

2: 磁率が小さい材料ほど磁気シールド効果が大きい。

3: 時間的変化が遅い電界のシールドには導電率の小さい材料が適している。

4: 波長の短い電波にシールドには誘電率が小さい材料が適している。

5: 周波数の低い電波にシールドには導電率の大きい材料が適している。

国試第8回午後:第6問

図に示すインダクタ(コイル)に電流Iを流すとき正しいのはどれか。

8PM6-0

1: 電流Iを2倍にすると磁心中の磁束は4倍になる。

2: 電流Iに逆比例した逆起電力が発生する。

3: 磁心中の磁束の時間的変化率に比例した逆起電力が発生する。

4: 巻数Nを2倍にするとインダクタンスは2倍になる。

5: 磁心の透磁率が大きいほどインダクタンスは小さい。

国試第8回午後:第5問

磁気について正しいのはどれか。

a: 直流電流の周りにはこれを中心とする同心円上に磁力線が生じる。

b: 円形コイルに電流を流すとコイル面内では同心円上に磁界が発生する。

c: 直流電流によって生じる磁束密度の大きさは距離の2乗に反比例する。

d: 2本の平行導線に同方向に電流が流れていると両者の間に反発力が働く。

e: 磁束密度が磁気誘導によって著しく増加するものを強磁性体という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第4問

正しいのはどれか。

8PM4-0

a: 図1に示す電極板間の電界の強さは$\frac{V}{S}$である。

b: 図2に示す電極板間の電界の強さは$\frac{Qd}{S}$である。

c: 図1に示す電極板間に比誘電率εrの誘電体を狭むと電界の強さは$\frac{1}{\varepsilon_r}$となる。

d: 図2に示す電極板間に比誘電率εrの誘電体を狭むと電界の強さは$\frac{1}{\varepsilon_r}$となる。

e: 図1の電極板の間隔を$\frac{d}{2}$にすると電界の強さは2倍になる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第3問

真空中で正三角形の頂点A、B、Cに電荷$Q_A$、$Q_B$、$Q_C$がある。$Q_A$、$Q_B$はいずれも1C(クーロン)、$Q_C$は-1Cである。正しいのはどれか。

8PM3-0

1: $Q_A$の受ける力の方向は線分BCに垂直である。

2: $Q_B$の受ける力の方向は線分CAに垂直である。

3: $Q_C$の受ける力の方向は線分ABに垂直である。

4: $Q_A$の受ける力の方向と$Q_B$の受ける力の方向とは同じである。

5: $Q_B$の受ける力の方向と$Q_C$の受ける力の方向とは同じである。

国試第7回午後:第27問

不規則雑音を含む繰り返し信号を100回加算平均した。正しいのはどれか。

a: 信号成分は10倍になる。

b: 信号成分は不変である。

c: 雑音成分はになる。

d: 雑音成分は不変である。

e: S/Nは不変である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第26問

サンプリング周波数が10kHzのA‐D変換器を用いて正しくA‐D変換可能な信号はどれか。

1: 20kHz未満の周波数成分だけを含む信号

2: 10kHz未満の周波数成分だけを含む信号

3: 5kHz未満の周波数成分だけを含む信号

4: 5kHz以上の周波数成分だけを含む信号

5: 10kHz以上の周波数成分だけを含む信号

国試第7回午後:第25問

信号処理について誤っているのはどれか。

1: 脳波、心電図など時間的に変化する信号を時系列信号という。

2: A‐D変換のときに一定時間間隔でデータを取り込むことを平滑化という。

3: エイリアシングはD-A変換のサンプリング周波数が適切でないときに起きる。

4: 不規則雑音に埋もれた繰り返し信号を検出するには加算平均法が有効である。

5: フーリエ変換は信号のもつ周波数成分の分析に用いられる。

国試第7回午後:第24問

誤っているのはどれか。

1: 英数字は7ビットで表せる。

2: FLOPSは演算速度を表す単位の一種である。

3: 1MIPSは1秒間に100万回の命令を実行する演算速度である。

4: 日本語文字はJISにより2バイトで表現する。

5: 6ビットで128種類の情報を表せる。

国試第7回午後:第23問

正しいのはどれか。

a: 病歴情報や臨床検査情報は患者基本情報である。

b: 計量診断は確率・統計的推論を導入した診断法である。

c: エックス線造影画像にサブトラクション法を適用すると画像が平滑化される。

d: 各種薬剤の選択支援システムにPACSが使われる。

e: 各種医用画像を保管・検索・観察するシステムをオーダリングシステムという。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第22問

人工知能向けの言語はどれか。

a: Pascal

b: Prolog

c: LISP

d: Smalltalk

e: MUMPS

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第21問

正しい組合せはどれか。

a: BASIC ――――――――― 入門者向け汎用インタプリタ言語

b: LISP ―――――――――― 共通事務処理用言語

c: FORTRAN ――――――― 人工知能用言語

d: COBOL ―――――――― 科学技術計算用コンパイラ言語

e: MUMPS ―――――――― 医療情報向け言語

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第20問

誤っているのはどれか。

a: 1秒間に送るビット数で表す転送速度をボーレイトという。

b: ワークステーションはデータの入出力を管理する端末装置である。

c: TSSはシステムの運用を支援するソフトウェアである。

d: CAIはコンピュータを利用して教育・学習するシステムである。

e: オブジェクト・コードは1、0の組合せで表されている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第19問

誤っているのはどれか。

a: モデム(MODEM)はコンピュータ間を結ぶ通信回線の端末装置である。

b: OCRは出力用の画面表示装置である。

c: オペレーティングシステムは記憶装置を管理するハードウェアである。

d: CPUはデータ転送の制御や計算を実行する。

e: マウスは入力装置の一種でポインティングデバイスといわれる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第18問

誤っているのはどれか。

1: SRAMは情報を書き直すことができる。

2: DRAMは電源を切ると情報が消える。

3: ROMは磁気メモリである。

4: ROMは読み出し専用メモリである。

5: ROMは電源を切っても情報は残る。

国試第7回午後:第17問

正しいのはどれか。

a: アナログ信号をディジタル計算機に入力するにはD‐A変換器が必要である。

b: CPUはメモリ内のプログラムから読み出された命令に従って演算する。

c: CD‐ROMへの新たな書き込みはできない。

d: ハードディスクは読み出し専用である。

e: 半導体メモリは磁気メモリより低速である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第16問

二つの2進数0101、0111の和はいくらか。

1: 101

2: 111

3: 1010

4: 1100

5: 1110

国試第7回午後:第15問

図の論理回路について正しいのはどれか。

7PM15-0

1: 入力Xが0のとき、出力は常に0である。

2: 入力Xが1のとき、出力は常に1である。

3: 入力Zが0のとき、出力は常に1である。

4: 入力Zが1のとき、出力は常に0である。

5: 入力X、Y、Zがすべて1のとき、出力は0である。

国試第7回午後:第14問

正しいのはどれか。

a: 2進法の0101は10進法の9を表す。

b: 入力がX=0、Y=0のOR回路の出力は1である。

c: 入力がX=1、Y=0のNAND回路の出力は1である。

d: 100倍の電圧増幅度をデシベル単位で表すと40dBである。

e: 1000倍の電力増幅度をデシベル単位で表すと100dBである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第13問

演算増幅器を用いた回路として正しいのはどれか。

7PM13-0