第5回国試午後84問の類似問題

国試第27回午後:第41問

接地漏れ電流測定の単一故障状態はどれか。

1: 内部電源の絶縁不良

2: 電源導線の1本の断線

3: 追加保護接地線の断線

4: 信号入力部への外部電圧の重畳

5: F形装着部への外部電圧の重畳

国試第7回午後:第85問

ME機器の保守点検で誤っているのはどれか。

1: 始業点検で最も重要なのは接地漏れ電流の測定および出力波形の観測である。

2: 終業点検では患者の状態に異常がないか確認した後、機器の基本的な作動点検を行い始業前の状態に戻す。

3: 故障点検ではまず取扱い上の誤りか、機器本体の故障かを判定する。

4: 使用中の故障点検は医師による患者の安全確保のもとに行う。

5: 点検はその内容によっては、他の機器の破壊や不良動作の原因になる。

国試第14回午前:第85問

漏れ電流測定回路について正しいのはどれか。

14AM85-0

a: 漏れ電流の測定値は電圧計Vの読みをR2で除した値である。

b: R1とC1とで高域通過フィルタを形成している。

c: 入力インピーダンスZは広い周波数範囲にわたって約10kΩである。

d: R1の抵抗値は10kΩである。

e: 点線内は人体の電撃に対する周波数特性を模擬している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午後:第38問

非接地配線方式について正しいのはどれが。

a: 絶縁変圧器の2次巻線から1次巻線への漏れ電流は10μA以下である。

b: 絶縁監視装置の表示値が1mAを超えると警報が発生する。

c: 地絡発生時における電源供給の確保が主目的である。

d: 多数のME機器を使用すると絶縁監視装置の警報が発生する可能性がある。

e: 保護接地設備は必要ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午後:第52問

次の図記号が付いた医療機器の単一故障状態における接触電流(外装漏れ電流)の許容値[μA]はいくらか。

img11244-52-0

1: 10

2: 50

3: 100

4: 500

5: 1000

国試第27回午前:第40問

患者測定電流はどれか。

1: パルスオキシメータの赤色LEDの点灯電流

2: インピーダンス式呼吸モニタの電極間に流れる電流

3: 低周波治療器の2つの刺激電極間に流れるパルス電流

4: 心電計の胸部誘導電極から患者を介して大地に流れる電流

5: 双極極式ペースメーカのカテーテル電極間に流れるパルス電流

ME2第34回午後:第48問

図の漏れ電流測定器具について誤っているのはどれか。

img11215-48-0

1: 電圧計の入力インピーダンスは1MΩ以上必要である。

2: C1は0.15μFである。

3: R2は1kΩの無誘導抵抗を用いる。

4: C1とR1で構成される低域フィルタの遮断周波数は約1kHzである。

5: 人体の電撃に対する周波数特性を模擬している。

国試第32回午前:第42問

JIST0601-1における漏れ電流測定用器具(MD)において、100kHzの漏れ電流を測定したところ、電圧計の読みが0.1Vであった。このとき実際に流れた100kHzの漏れ電流のおよその値[mA]はどれか。

1: 0.01

2: 0.1

3: 1

4: 10

5: 100

国試第8回午前:第80問

医用電気機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。

a: クラスI機器についての図記号は決められている。

b: クラスII機器には基礎絶縁が必要である。

c: 内部電源機器でBF形機器は認められている。

d: クラスI機器では追加保護手段として補強絶縁を設ける。

e: クラスIII機器は医用電気機器として認められている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第82問

ME機器の安全使用について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 体外式ペースメーカの刺激闘勧測定にCF形装着部を持つモニタを使用する。

b: BF形装着部を持つ機器をミクロショック対策として使用する。

c: B形装着部を持つ心電計の患者保護ヒューズを10mAのものと交換する。

d: 内部電源はフローティング電源として機能している。

e: クラスII機器を筐体部の保護接地をしないで使用する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第54問

図記号で示す医療機器の単一故障状態における外装漏れ電流(接触電流)の許容値[mA]はいくらか。

img11217-54-0

1: 0.01

2: 0.05

3: 0.1

4: 0.5

5: 1.0

国試第33回午後:第38問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 絶縁変圧器の定格容量は 50 kVA 以下である。

b: 絶縁変圧器の 2 次側から 1 次側への漏れ電流は 10 nA 以下である。

c: 絶縁変圧器の 2 次側の対地インピーダンスが 50 kX 以下になると警報を発する。

d: 地絡発生時の電源確保が主目的である。

e: 多数の ME 機器を同時に使用すると警報が発生する可能性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第85問

病院の電気設備について正しいのはどれか。

1: 等電位接地を施した導電性部分と医用接地センタ間の電気抵抗は0.1Ω以下である。

2: 非接地配線方式下で使用するME機器はアースをとる必要がない。

3: 非接地配線方式では機器故障時に洩れ電流が高くなるという欠点がある。

4: 医用接地方式では接地センタに接地抵抗100Ω以下の医用接地極をもうける。

5: 等電位接地での患者環境は患者が占める場所から水平方向5m、床上高さ3mである。

ME2第29回午後:第53問

医用電気機器のクラス別分類で誤っているのはどれか。

1: 内部電源機器の保護手段は基礎絶縁である。

2: クラスⅠ機器の追加保護手段は保護接地である。

3: クラスⅡ機器は2Pプラグで使用しでもよい。

4: クラスⅠ機器は使用上の設備による制限がある。

5: バッテリーを内蔵したクラスⅠ機器を商用交流電源に接続したときは内部電源機器として扱う。

国試第13回午前:第86問

ME機器の保守点検で誤っているのはどれか。

1: 始業点検で最も重要なのは接地漏れ電流の測定である。

2: 終業点検では外観点検を行う。

3: 故障点検では先ず取扱い上の誤りか、機器本体の故障かを判定する。

4: 使用中点検では機器が安全かつ効果的に作動しているかを点検する。

5: 定期点検における点検周期は同種の機器でも使用頻度によって異なる。

国試第1回午後:第77問

医用電気機器のクラス別分類または形別分類に関する説明について正しいのはどれか。

a: クラスI機器は追加保護手段として保護設置を必要とする。

b: クラスII機器の場合は保護接地を必要としない。

c: 内部電源機器は外部電源位接続することもできる。

d: 心臓に適応可能なME機器はC形である。

e: クラス0I機器は医用には使用することができない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第40問

ME機器の分類について正しいのはどれか。 

a: B形装着部は外部電圧の印加に対して保護されている。 

b: CF形装着部は接地されている。 

c: 内部電源ME機器の追加保護手段は補強絶縁である。 

d: クラスIのME機器の追加保護手段は保護接地である。 

e: クラスIIのME機器は在宅使用に適している。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第81問

医用電気機器の分類について正しいのはどれか。

a: 体表にのみ適用する場合はクラス0I機器も認められる。

b: クラスI機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

c: クラスII機器では一重の強化絶縁は認められない。

d: クラスIII機器は患者に使用する機器として認められない。

e: 商用電源に接続したときにクラスI機器になる内部電源機器もある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第34回午後:第43問

JIS T 0601-1 における漏れ電流測定で使用する電圧測定器に必要な性能は どれか。

a: 指示誤差が +-5%以内である。

b: 入力容量が 150 pF 以下である。

c: 入力抵抗が 1 MΩ 以上である。

d: 出力抵抗が 10 kΩ 以上である。

e: 測定できる周波数の上限は 10 MHz である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第76問

図に示す洩れ電流測定回路で、外装洩れ電流を測定する場合、測定器の端子Pを接続する場所はどこか。

3PM76-0

1: A

2: B

3: C

4: D

5: E