Loading...

第36回国試午前71問の類似問題

国試第25回午後:第71問

人工心肺時の血液希釈で正しいのはどれか。

a:溶血量が軽減する。
b:酸素運搬能が増加する。
c:血液粘稠度が増加する。
d:膠質浸透圧が増加する。
e:組織血液を良好にする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午前:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の血液希釈法について正しいのはどれか。

a:末梢血管抵抗を低下させる。
b:代謝性アルカローシスを軽減する。
c:ヘマトクリット値30%を希釈下限の目安とする。
d:組織浮腫の原因となる。
e:溶血を軽減する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第28問

人工心肺の使用中に人工肺の交換が必要な場合はどれか。

a:血圧の低下
b:酸素化能の低下
c:膜型肺における血液の漏出
d:血液の濃縮
e:脱血の不良
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第30問

人工心肺の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。

a:赤血球の損傷
b:血漿遊離ヘモグロビン濃度の上昇
c:血漿たんぱくの変性
d:ヘマトクリット値の上昇
e:血液粘度の低下
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第30問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1:ローラポンプは圧閉度を調整する。
2:体外循環開始前にプロタミンを投与する。
3:送血カニューレは大動脈に挿入する。
4:体外循環開始時に酸素の吹送を開始する。
5:大動脈を遮断してから心筋保護液を注入する。

国試第29回午前:第73問

人工心肺による体外循環において送血流量を上げるべきなのはどれか。

1:脱血不良時
2:大動脈遮断時
3:大動脈遮断解除時
4:復温時
5:大動脈解離発生時

国試第28回午後:第72問

人工心肺による体外循環中の操作について誤っているのはどれか。

a:平均動脈圧を 60~80 mmHg に維持する。
b:混合静脈血酸素飽和度を 70 % 以上に維持する。
c:ACT (activatclotting time)を 200~300 秒 に維持する。
d:復温時の送血温と脱血温の差を 10°C 以上に維持する。
e:プロタミンはヘパリン初期投与量の 3~5 倍 を投与する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午前:第56問

人工心肺の構成要素とその目的で誤っているのはどれか。

1:動脈フィルタ -- 気泡の除去
2:熱交換器 -- 血液温度の調節
3:血液濃縮器 -- 余剰水分の排出
4:遠心ポンプ -- 血液成分の分離
5:貯血槽 -- 循環血液量の調節

国試第33回午前:第71問

人工心肺による体外循環時に血中カリウム値の上昇を来すのはどれか。

a:溶 血
b:代謝性アルカローシス
c:インスリン投与
d:低体温
e:心筋保護液注入
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第12問

人工心肺でコントロールできないのはどれか。

1:体外循環血流量
2:患者の循環血液量
3:血液温度
4:呼吸数
5:動脈血酸素分圧

国試第35回午後:第69問

人工心肺を用いた体外循環中に用いる血液濃縮器について正しいのはどれか。 

1:メインの人工心肺回路と別の並列回路を必要とする。 
2:除水量の第一の規定因子は装置を通過する血液流量である。 
3:血清カリウム濃度の低下効果は透析装置と同等である。 
4:.遠心力を用いて血球成分と血漿成分を分離する装置である。 
5:水分のみでなくアルブミンなどの血漿タンパクも除去される。 

国試第17回午後:第51問

人工心肺による低体温体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a:空気塞栓症を予防する。
b:血液の粘度を下げる。
c:組織灌流を良好にする。
d:使用血液量を節減する。
e:生体の酸素需要を促進する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第50問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるジェットの形成
3:熱交換器における加熱のしすぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:等張電解質溶液による過剰の血液希釈

国試第12回午後:第52問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるジェットの形成
3:熱交換器における加熱のしすぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:リンゲル液による過剰の血液希釈

国試第34回午後:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理で正しいのはどれか。

1:ACT(活性化凝固時間)を 200 秒以下に維持する。
2:全回路ヘパリンコーティング人工心肺では充填時のヘパリン量を半減できる。
3:プロタミン投与によって血圧は上昇する。
4:プロタミンには軽度の抗凝血作用があるのでヘパリン中和時の過量投与は避 ける。
5:プロタミン投与後も術野出血が続く場合は吸引ポンプを回し回収を続ける。

国試第13回午後:第54問

人工心肺について正しいのはどれか。

a:希釈体外循環は腎不全防止に効果がある。
b:希釈体外循環の希釈率は10~20%が妥当である。
c:加温時には脱血温と熱交換器内血液温との差を20~25°Cに保つ。
d:体外循環中はアシドーシスに傾く。
e:$ \mathrm{S}{\overline{v}}_{O_2} $(混合静脈血酸素飽和度)70%を目標に灌流量を設定する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1:正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 
2:常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 
3:腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 
4:体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 
5:灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

国試第24回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の空気塞栓の原因でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1:左心ベンド挿入部から心内への空気流入
2:脱血回路からの空気流入
3:膜壁肺における血漿漏出
4:貯血槽内の血液レベル低下
5:左心ベントポンプの逆回転

国試第2回午後:第39問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるjetの形成
3:熱交換器における加熱のし過ぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:リンゲル液による過剰の血液希釈

国試第27回午前:第74問

人工心肺について正しいのはどれか。

1:落差脱血では少なくとも1m以上の落差を確保する。
2:吸引からの戻りが多い場合は脱血量よりも送血流量を増やす。
3:脱血不良時には脱血カニューレの挿入をできるだけ深くする。
4:脱血不良時には利尿剤を投与して尿量を増やす。
5:大動脈解離を認めたら送血流量を上げる。