第33回国試午後38問の類似問題

国試第14回午前:第81問

正しいのはどれか。

1: 外装漏れ電流は機器外装から機器の接地端子までの電流を測定する。

2: 患者漏れ電流Iは装着部から壁面接地端子までの電流を測定する。

3: 患者測定電流は内部電源機器の場合、測定する必要がない。

4: 内部電源機器の接地漏れ電流はクラスI機器と同じ方法で測定する。

5: 患者漏れ電流IIはF型装着部に電源電圧を加えて測定する。

国試第20回午前:第83問

医用電気機器の漏れ電流について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 患者漏れ電流Iは装着部から患者を介して大地に流れる。

2: 患者漏れ電流IIはF形絶縁装着部に現れた電源電圧によって流れ る。

3: 患者漏れ電流IIIは信号入出力部に現れた電源電圧によって流れる。

4: 外装漏れ電流は装着部から機器外装に流れる。

5: 接地漏れ電流は患者を介して保護接地線に流れる。

国試第2回午後:第74問

JIS-T-1001「医用電気機器の安全通則」、JIS-T-1002「病院電気設備の安全基準」について正しいのはどれか。

a: 形別装着部の分類は保護手段のみに基づいている。

b: 非常電源はその電源供給継続時間のみにより一般、特別、瞬時特別に分類されている。

c: CF形機器では正常状態での患者洩れ電流を10μA以下に抑えている。

d: 等電位化接地では患者の接触可能なすべての金属表面の電位差を10mV以下にしている。

e: 接地ピン付きの3Pプラグのついた機器はすべてクラスI機器である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第41問

医用電気機器の漏れ電流の許容値で正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流の単一故障状態は正常状態の10倍である。

2: 外装漏れ電流は装着部の種類によらず正常状態で0.1mAである。

3: CF形装着部の患者漏れ電流-Iの交流値は直流値の10倍である。

4: 患者漏れ電流-IIはBF形装着部の単一故障状態で定義されている。

5: CF型装着部の患者漏れ電流-IIIは正常状態で0.01mAである。

国試第9回午前:第81問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a: 瞬時特別非常電源はバッテリーと自家用発電機とから構成される。

b: 商用交流からだけ電源を供給されているコンセントは赤色ではいけない。

c: 病院の医用接地設備の接地極の接地抵抗は原則として1Ω以下にする。

d: 医用接地端子は医用接地センタに10mΩ以下の導線で結ぶ。

e: 等電位接地設備はミクロショック対策の設備である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第86問

着脱不可能な保護接地線を持つ機器で、電源プラグの接地ピンから機器外装までの抵抗値の許容範囲はどれか。

1: 0.02Ω以内

2: 0.1Ω以内

3: 0.2Ω以内

4: 1Ω以内

5: 2Ω以内

国試第15回午前:第81問

着脱不可能な保護接地線を持つ機器で、電源プラグの接地ピンから機器外装までの抵抗値の許容範囲はどれか。

1: 0.02Ω以内

2: 0.1Ω以内

3: 0.2Ω以内

4: 1Ω以内

5: 2Ω以内

ME2第39回午後:第54問

JIS T 0601-1において単一故障状態でないのはどれか。

1: 絶縁のいずれか一つの短絡

2: 保護接地線の開路

3: 電源導線のいずれか1本の断線

4: 部品の意図しない移動

5: 信号入出力部への外部電圧の出現

ME2第40回午後:第52問

ME機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。

1: クラスⅠのME機器の追加保護手段として保護接地が必要である。

2: クラスⅠのME機器には接地形2極コンセントが必要である。

3: クラスⅡのME機器には使用上の設備による制限はない。

4: クラスⅡのME機器の追加保護手段は強化絶縁である。

5: 内部電源ME機器の保護手段は基礎絶縁である。

国試第3回午後:第79問

EPRシステムについて誤っているのはどれか。

a: すべての手術室に設けなければならない。

b: 患者環境のすべての金属表面間の電位差を10mV以下にする。

c: ミクロショックを防止することを目的としている。

d: 導電性部分と接地センター間の電気抵抗を0.1Ω以下にする。

e: テレビや電気スタンドなど医用機器以外のものはシステムの対象外である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 対極板の面積は5cm2程度である。

b: 血行のよい部位には対極板を装着しない。

c: 対極板回路抵抗の増加は熱傷の原因である。

d: 高周波漏れ電流は150mA以下に規制されている。

e: 放電時に発生する低周波電流は電撃の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第53問

各種医用電気機器の漏れ電流を測定した。JIS T 0601-1:1999の許容値を超えているのはどれか。

1: 単一故障状態での接地漏れ電流(一般機器):0.7mA

2: 正常状態での外装漏れ電流:0.4mA

3: 単一故障状態でのB形患者漏れ電流Ⅰ:0.3mA

4: 患者漏れ電流Ⅱ:0.8mA

5: BF形患者漏れ電流Ⅲ:1.0mA

国試第6回午後:第88問

除細動器の電気的安全性のチェック項目として関係ないのはどれか。

1: アース漏れ電流

2: 電極部漏れ電流

3: 対地漏れパルス電流

4: 対極板コード抵抗

5: アース線抵抗

国試第36回午前:第42問

定格電流が12AのME機器の保護接地線の抵抗測定で、JIST0601-1で規定されている測定電流値[A]はどれか。 

1: 12 

2: 15 

3: 18 

4: 24 

5: 25 

ME2第32回午後:第51問

医用電気機器のクラス別分類について誤っているのはどれか。

1: クラス別分類に共通の保護手段は基礎絶縁である。

2: クラスⅠ機器の追加保護手段は保護接地である。

3: クラスⅠ機器には図記号が規定されている。

4: クラスⅡ機器の強化絶縁は二重絶縁と同等である。

5: 内部電源を有するクラスⅠ機器を交流電源に接続したときはクラスⅠ機器になる。

国試第12回午前:第79問

漏れ電流の許容値について正しいのはどれか。

a: 一般機器の接地漏れ電流の正常状態は0.5mA以下である。

b: BF形機器の患者漏れ電流Iと外装漏れ電流とは許容値が同じである。

c: 患者漏れ電流IIの許容値は患者漏れ電流Iの許容値より小さい。

d: BF形機器の患者漏れ電流IIIはミクロショックを防止できる許容値である。

e: CF形機器の患者測定電流は交流、直流とも同じ許容値である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第42問

JIS T 0601-1:2012 で規定されている単一故障状態はどれか。

a: 保護接地線の開路

b: 絶縁のいずれかひとつの短絡

c: 電源導線のいずれか1 本の断線

d: F 形装着部への外部電圧印加

e: 信号入出力部への外部電圧印加

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第52問

クラス別分類と追加保護手段の組合せで正しいのはどれか。

1: クラスⅠのME機器 -- 強化絶縁

2: クラスⅠのME機器 -- 内部電源

3: クラスⅡのME機器 -- 補強絶縁

4: クラスⅡのME機器 -- 保護接地

5: 内部電源ME機器 -- 等電位接地

国試第31回午前:第42問

JIS T 0601-1 で規定されている図の漏れ電流測定用器具(MD)について正しいのはどれか。

31AM42-0

a: 電圧計Vの入力抵抗は100kΩである。

b: R1とC1で遮断周波数1kHzの低域通過フィルタを構成している。

c: 10kHz、1mAの漏れ電流は0.1mAと評価される。

d: 電圧計で1Vと測定された場合、漏れ電流値は1mAとする。

e: R2は10kΩである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e