第39回ME2午後26問の類似問題

ME2第38回午後:第53問

ME機器の患者装着部をフローティング方式にする主たる目的はどれか。

1: 機器の操作者から患者に流れる電流を阻止する。

2: 患者を介して機器に流入する電流を阻止する。

3: 機器に触れた人を介して大地に流れる電流を阻止する。

4: 信号入出力部に外部電圧が印加するのを阻止する。

5: 保護接地線を接続しなくても安全性を保つ。

国試第20回午前:第81問

JIS T 0601-1 の規定で正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 永久設置形機器には商用電源に接続されない機器も含まれる。

2: 補強絶縁は絶縁の機能を強化して単独で用いる。

3: 接触可能金属部は工具を使わずに接触できる金属部分である。

4: 高電圧は交流では500Vを超える電圧をいう。

5: 安全特別低電圧は商用電源を変圧した60Vを越えない電圧をいう。

国試第4回午後:第58問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 出力がフローティング型のものでは本体の接地はとらなくてよい。

2: 電極にはペーストを十分に塗る。

3: 体外通電では電極を約5kgの力で押し付ける。

4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。

5: 心室細動の除細動には体外通電と体内通電との二つがある。

国試第13回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。

1: 電極回路の一方が接地されている。

2: 成人用電極の最小面積は50cm2に規定されている。

3: 心室細動の除去には150~400Jのエネルギーを使用する。

4: 心房細動の除去にはR波に同期して通電する。

5: 心房細動の除去には50~150Jのエネルギーを使用する。

国試第30回午前:第40問

図の記号がついた心電計について正しいのはどれか。

30AM40-0

a: マクロショック対策がされている。

b: 除細動器を使用する場合は誘導コードの接続を外す。

c: 追加保護接地を行えば心内心電図を測定することができる。

d: 補強絶縁がされている。

e: 患者装着部は非接地になっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第57問

電気メスによる熱傷の原因として考えられないのはどれか。

1: 体位変換による対極板の剥がれ

2: 患者と手術台との間の血液貯留

3: 平坦な身体部位への対極板装着

4: 患者の足と手術台金属部との接触

5: 身体の部分同士のわずかな接触

国試第8回午前:第57問

生体計測で使用される電極について正しいのはどれか。

a: 電極ペーストの主な役割は皮膚と電極との間のインピーダンスを下げることである。

b: 電極と電解質との界面で電極電位が発生し基線が変動する原因となる。

c: 脳波は針電極を用いるより皿電極を用いた方が雑音の少ない測定ができる。

d: 不分極電極を用いると、通常の電極を用いた場合より信号振幅が小さくなる。

e: 双極導出とは基準電極との電位差を差動増幅器を用いて測定する方法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第55問

生体電気計測について正しいのはどれか。

a: 電極静止電位は小さい方がよい。

b: Ag-AgC1電極は不分極電極である。

c: 差動増幅器の入力インピーダンスは小さい方がよい。

d: 皮膚インピーダンスは抵抗と静電容量の直列接続で表される。

e: 分極電圧は皮膚と電極との間に生じる直流電圧である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第4問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激電極の面積が大きいと刺激閾値が増加する。

2: 刺激閾値は電極植込み後2~4週間後に最も低下する。

3: ペーシングするためのパルス幅は0.5μs程度である。

4: 植込み型の筐体はステンレス製である。

5: 体外式にはヨウ素リチウム電池が用いられる。

ME2第36回午前:第45問

植込み型心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: リード電極の先端側の極性は陰性である。

2: DDDでは単極刺激電極を用いる。

3: 心室刺激では心基部に電極を留置する。

4: VVIでは心房を刺激する。

5: 電池寿命はモードによらず一定である。