第35回ME2午後5問の類似問題

国試第4回午前:第75問

電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。

a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。

b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。

c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。

d: 電流が流れても行動の自由は失われない。

e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第73問

電撃について正しいのはどれか。

a: 人体の反応は電流の流出入部によって異なる。

b: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み心室細動が発生しないよう注意して行われる。

c: 皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリ感じる。

d: 体対表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

e: ミクロショックの場合、数μAの商用交流電流でも危険である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第79問

ME機器に由来する事故の安全対策について適切でないのはどれか。

1: レーザーメスの使用にあたり、立ち会う者も防護眼鏡を掛けるようにする。

2: 生命維持装置には非常電源設備が必須である。

3: 多数の機器の使用時に個々の機器ごとの安全性を保てば全体の安全性を確保できる。

4: 電気メスの使用の際、分流対策を実施する。

5: 高圧酸素室で使用する機器としては防爆設計を施したものを用いる。

国試第11回午前:第77問

商用交流によるマクロショックについて誤っているのはどれか。

a: 電流が心臓に直接流入することを想定している。

b: 0.1mAの電流流入は知覚できる。

c: 心室細動は100mA以上の電流で生じる。

d: 10mA以下では離脱が可能である。

e: 50mA以上で呼吸困難を起こすことがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第76問

各種エネルギーの生体に対する安全限界としての誤っているのはどれか。

a: 温度による熱傷 ------------------- 55°C

b: 超音波による熱作用 --------------- 10W/cm2

c: 高周波電磁波による障害(睾丸)------- 0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック ------- 0.1mA

e: 低周波電流による離脱限界 --------- 10mA

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第68問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心電図モニタに対する電磁波障害はない。

b: 主に誘電加熱による作用を利用する。

c: 2450MHzの周波数を使用する。

d: 対極板が必要である。

e: 凝固より切開に利用されることが多い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第73問

電撃について正しいのはどれか。 

a: 人体の反応は電流の流入出部によって異なる。

b: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み、心室細動が発生しないよう注意して行われる。

c: 皮膚に0.1mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。

d: 体表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

e: ミクロショックの場合、数μAの交流電流でも危険である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第39問

電撃に対する人体反応で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 最小感知電流値に1kHz以上では周波数に比例して上昇する。

2: マクロショックの心室細動誘発電流値の1/1000でミクロショックは生じる。

3: ミクロショック電流値は体重が軽いほど大きくなる。

4: 離脱限界電流値は10~20mAである。

5: 女性のマクロショック電流値は男性よりも小さい。

国試第4回午後:第75問

電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。

a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。

b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。

c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。

d: 手に20mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。

e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第74問

マイクロ波メスに関係ないのはどれか。

1: マグネトロン

2: 誘電加熱

3: 針状電極

4: 対極板

5: 高周波同軸ケーブル

国試第23回午前:第34問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 対極板の面積は5cm2程度である。

b: 血行のよい部位には対極板を装着しない。

c: 対極板回路抵抗の増加は熱傷の原因である。

d: 高周波漏れ電流は150mA以下に規制されている。

e: 放電時に発生する低周波電流は電撃の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午前:第47問

電気メスに高周波電流を用いる主たる理由はどれか。

1: 患者の神経・筋への刺激防止

2: 皮膚接触インピーダンス低下の防止

3: 心電図へのノイズ混入防止

4: 術者・介助者の感電防止

5: 分流熱傷の防止

ME2第34回午後:第28問

電気メスの取扱いで不適切なのはどれか。

1: 対極板は身体の平坦な部分に装着する。

2: 対極板の減菌は必須である。

3: 対極板コード断線アラームが鳴ったら、コネクタの接続を確認する。

4: 能動(メス先)電極の滅菌は必須である。

5: 左右の踵(かかと)を接触させないようにする。

国試第15回午前:第77問

健常成人男性の電撃に対する生体反応で正しいのはどれか。

a: ミクロショックで心室細動を起こす電流値はマクロショックの最小感知電流の1/1000である。

b: マクロショックで心室細動を起こす電流値はミクロショックの1万倍である。

c: 離脱限界電流は5mA程度である。

d: 商用交流の周波数付近で最も反応しやすい。

e: 心電波形の受攻期に電気的刺激が加わると心室細動に移行しやすくなる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第79問

EPRシステムについて誤っているのはどれか。

a: すべての手術室に設けなければならない。

b: 患者環境のすべての金属表面間の電位差を10mV以下にする。

c: ミクロショックを防止することを目的としている。

d: 導電性部分と接地センター間の電気抵抗を0.1Ω以下にする。

e: テレビや電気スタンドなど医用機器以外のものはシステムの対象外である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第33問

治療機器と主作用との組合せで誤っているのはどれか。(医用治療機器学)    

a: 電気メス 誘電熱

b: マイクロ波手術装置 ジュール熱

c: CO2レーザメス 電離

d: レーザ結石破砕 衝撃波

e: 超音波ネブライザ 振動

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第87問

電気メス使用時に熱傷事故が起こり点検の依頼があった。安全管理を担当するものがまず行うべき処置はどれか。

a: 対極板の種類、サイズ、装着方法などを調べる。

b: 漏れ電流を測定する。

c: 対極板のコードを交換する。

d: 製造業者に連絡する。

e: 同時に使用いていたME機器を点検する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第32問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: スプリット形対極板により電極の接触不良を監視する。

b: 凝固には断続波を用いる。

c: 発振器にはマグネトロンを用いる。

d: 静電結合型対極板の接触抵抗は導電型よりも低い。

e: 対極板面積の安全範囲は出力に依存する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第89問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 静電シールド内に電磁障害源が置かれる場合には、遮へい導体は接地する。

b: 心電計の誘導コードに用いるシールド線は高周波に限りシールド効果がある。

c: 心電図モニタリング中の患者に電気毛布を使用するときは、身体の下に導電性のシーツを敷く。

d: ペースメーカ装着患者は頭部MRI検査を受けられる。

e: 電気メスとIABPを同時に使用するときには、トリガ信号として動脈圧波形を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午後:第33問

マイクロ波手術装置で誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 電子レンジと同じ周波数のマイクロ波が用いられる。

b: マイクロ波の発生にはマグネトロンが用いられる。

c: 手術電極に付着した組織を解離させるために直流電流を流す。

d: 大きな面積の対極板が必要である。

e: 鋭利な切開に適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e