JIS T 0601-1 : 1999 による電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。
a: 漏れ電流は電源プラグを正極性として測定する。
b: 絶縁外装の機器は外装漏れ電流を測定する必要がない。
c: B形装着部の患者漏れ電流 III は測定する必要がない。
d: 患者測定電流は測定器を装着部の2本のリード線間に挿入して測定する。
e: 接地漏れ電流の単一故障状態は保護接地線の断線を模擬して測定する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電撃に対する人体反応について誤っているのはどれか。
1: 同じ通電エネルギー量では商用交流が直流よりも電撃リスクは 大きい。
2: 最小感知電流値は周波数に反比例する。
3: 商用交流におけるミクロショック心室細動誘発電流値は0.1mA である。
4: 商用交流の離脱電流値は最小感知電流値の約 10倍である。
5: 小児のマクロショック電流値は成人男性の 1/2 である。
低周波電流の生体影響の限界電流値として誤っている組合せはどれか。
a: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・1μA
b: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・100μA
c: 体外から流すと電流刺激を感じる。・・・・・・・・・・・1mA
d: 体外から流すと不随意運動を生ずる。・・・・・・・・10mA
e: 体外から流すと心室細動を生じる。・・・・・・・・・・10A
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。
a: 電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。
b: クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。
c: 3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。
d: 漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。
e: 漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電気的安全性点検について正しいのはどれか。
a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄の縞模様と決められている。
b: 接地漏れ電流は電源極性を切り替えて測定し大きい方をとる。
c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は、0.2Ω以内である。
d: 患者漏れ電流-1の測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。
e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テスト十分である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電流による障害で起こるおそれがないのはどれか。
1: 体表面から150mAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。
2: 体表面から20mAの商用交流が流れたときに不随意運動が誘発される。
3: 心臓に直接200μAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。
4: 体表面から500kHzで5mAの電流が流れたときにビリビリと感じる。
5: 直流電流が流れたときに電気分解によって生体組織が損傷される。
電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。
a: 最少感知電流は離脱限界電流より小さい。
b: 生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。
c: ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。
d: 手に20mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。
e: 高周波電流は生体に熱作用をもたらす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e