第32回ME2午後2問の類似問題

国試第20回午前:第53問

心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 入力電圧は数μV~300μVである。

2: 周波数帯或はDC~Hz である。

3: 標準感度は10mm/mVである。

4: 標準の導出法として国際10/20法が用いられる。

5: 増幅器はCMRRの低いものが用いられる。

ME2第39回午前:第56問

電気メスが高周波電流を用いている理由として正しいのはどれか。

1: エネルギーの伝送ロスが少ない。

2: 熱傷の危険が少ない。

3: 漏れ電流が少ない。

4: 電磁障害が少ない。

5: 心室細動電流閾値が高い。

国試第31回午前:第35問

電気メスで正しいのはどれか。

1: 300~500kHz帯の電流を用いる。

2: 切開モードでは断続波を用いる。

3: 導電接触形対極板は静電接触形対極板より接触インピーダンスが大きい。

4: 高周波漏れ電流の許容値は500mA以内である。

5: 負荷抵抗10Ωでキャリブレーションする。

国試第26回午後:第39問

次の電撃反応を起こす最小電流の大小関係で正しいのはどれか。A.心電図を計測中に被検者の患者がビリビリ感じた。B.体外式心臓ペースメーカを適用中の患者が心室細動を起こした。C.His束心電計に触れた医師が感電で行動の自由を失った。

1: A > B > C

2: B > A > C

3: B > C > A

4: C > A > B

5: C > B > A

ME2第29回午後:第44問

除細動装置の保守点検について誤っているのはどれか。

1: 自動体外式除細動器(AED)は毎日動作確認する。

2: R波同期試験には心電図シミュレータが有効である。

3: パドルにペーストが付着していたら拭き取る。

4: ポータブル型はバッテリー管理が重要である。

5: 充電時間はバッテリー劣化の目安になる。

国試第10回午前:第77問

電撃に対する人体の反応について誤っているのはどれか。

1: 電流の流出入部位によって異なる。

2: 最小感知電流の10~20倍の電流で行動の自由を失う。

3: 50kHz付近で最も感じやすい。

4: 1mAの商用交流が体表に流れるとビリビリ感じる。

5: 心室細動は最小感知電流より小さい電流によっても誘発される。

国試第26回午後:第34問

カテーテルアブレーションについて正しいのはどれか。

1: 冠動脈内病変を標的部位として焼灼する治療法である。

2: 装置には3~7kHzの低周波発生装置が必要である。

3: 対極板に接している組織が焼灼される。

4: 心房細動患者の治療に使用される。

5: 発作中の心室細動を止めるのに有用である。

ME2第35回午後:第30問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1: 単極胸部誘導を用いる。

2: ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。

3: 呼吸数をモニタできる機種がある。

4: ディスポーザブル電極を使用する。

5: 送信機の電池は1週間程度で交換する。

国試第27回午後:第34問

植込み型心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: リチウム・ヨウ素電池が使用される。

2: 電気メスによって雑音障害を受ける。

3: DDDモードの刺激電極は1つである。

4: VVIモードは心室でセンシングとペーシングが行われる。

5: プログラミングにテレメトリーを用いる。

国試第22回午前:第34問

心臓ペースメーカで圧しいのはどれか。

1: パルス電流は0.1~l mAである。

2: 受攻期に刺激する。

3: VVIでは房室間の生理的協調は得られない。

4: 出力波形検査には10Ωの負荷抵抗を接続する。

5: 携帯電話から10cm離すよう推奨されている。

国試第34回午後:第27問

心電図記録の交流雑音対策で正しいのはどれか。

1: 誘導コード同士は離してばらばらに配置する。

2: 心電計の電源コードはベッドと平行に配置する。

3: 心電計の弁別比は少なくとも 40 dB 以上を用いる。

4: 患者のベッドは病室の壁から離して配置する。

5: 心電計の右足コードは保護接地端子に直接接続する。

ME2第39回午後:第42問

心電計の点検について正しいのはどれか。

1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。

2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。

3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。

4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。

5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。

ME2第32回午前:第49問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1: 心室刺激では心尖部に電極を留置する。

2: 体外式では単極電極を用いる。

3: 電極の先端は陰極側に接続する。

4: VVIペースメーカは心室を刺激する。

5: 心電図検知用電極は刺激電極と共用できる。

国試第11回午前:第67問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: VVIペースメーカはディマンド型である。

b: 除細動通電に対する保護機構がある。

c: 整備点検には500Ωの負荷抵抗を用いる。

d: 同期および抑制の感度は50mVである。

e: 装着患者にMRI検査を行うことができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第29回午後:第9問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激パルスは正弦波交流である。

2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。

3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。

4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。

5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。

国試第11回午後:第83問

正しいのはどれか。

1: 健常成人の産熱量は5~15Wである。

2: 表在性癌の温熱治療に2.5GHzの電磁波が用いられる。

3: 頭皮上で計測できる脳磁界は10-6~10-7Tである。

4: 腎腫瘍を30MHzの超音波装置で描出できる。

5: ヒトの主な脳波成分は100~200Hzに含まれる。

国試第13回午前:第55問

誘発電位計について正しいのはどれか。

a: CMRR(同相除去比)は約40dBである。

b: 周波数帯域は0.1Hz~3kHzである。

c: 潜時とは刺激から誘発電位の発生までの時間である。

d: 加算平均法は刺激と同期しない生体信号を減少させる。

e: デルタ波は聴覚刺激によって誘発される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第40問

図の記号がついた心電計について正しいのはどれか。

30AM40-0

a: マクロショック対策がされている。

b: 除細動器を使用する場合は誘導コードの接続を外す。

c: 追加保護接地を行えば心内心電図を測定することができる。

d: 補強絶縁がされている。

e: 患者装着部は非接地になっている。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第75問

電撃について誤っているのはどれか。

a: 心臓カテーテル検査用機器にはミクロショックを防ぐために特別の安全規格が必要である。

b: 電撃を受けるのは人体内部が電気を良く通すことによる。

c: 心室細動を起こす電流閾値はミクロショックとマクロショックで異なり、その大きさの比はおよそ1:100である。

d: 電気メスで大電流を患者に流してもショックを受けないのは低周波を使用しているからである。

e: 体表から100mAの商用交流電流が流れ込むと心室細動が発生することがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第54問

脳波計について正しいのはどれか。

a: 増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。

b: CR結合の標準時定数は0.01秒である。

c: 記録紙上では標準感度は50mV/mmである。

d: 入カインビーダンスは5MΩ以上である。

e: 電極接触インピーダンスは50kΩ以下が望ましい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e