上部消化管内視鏡を用いた治療について誤っているのはどれか。
a: Nd:YAGレーザの光ファイバは鉗子孔から挿入する。
b: Nd:YAGレーザは早期胃癌の治療に用いられる。
c: スネアによるポリープ切除の原理は電気メスと同じである。
d: エタノールの局所穿刺注入によって胃壁を消毒する。
e: 胃壁の粘液除去にマイクロ波を用いる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
治療用レーザ装置と適用との組合せで正しいのはどれか。
a: ArFエキシマレーザ(193nm) 近視矯正
b: CO2レーザ(10.6μm) 尿管結石破砕
c: Nd:YAGレーザ(1.064μm) 疼痛治療
d: 半導体レーザ(630~680nm) 光線力学療法
e: Dyeレーザ(585~630nm) あざ治療
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
炭酸ガスレーザ手術装置について正しいのはどれか。
1: 石英ファイバで導光する。
2: 切開専用である。
3: 低出力の炭酸ガスレーザ光をガイド光として利用する。
4: 光熱作用を用いる。
5: フラッシュランプ励起により発振する。
レーザ治療器と光吸収体との組合せで誤っているのはどれか。
1: 光線力学的治療(PDT)器 ----------- ヘマトポルフィリン誘導体
2: ルビーレーザ黒あざ治療器 --------- メラニン
3: Arレーザ網膜凝固装置 ------------ ヘモグロビン
4: Ho:YAGレーザ治療器 ------------ コラーゲン
5: CO2レーザ治療器 ---------------- 水
正しい組合せはどれか。
a: Ar レーザ ------------- 網膜凝固
b: NYAG レーザ ------- 光線力学療法
c: CO2 レーザ ----------- 疹痛治療
d: Dye レーザ ----------- 凝固止血
e: ArF エキシマレーザ ---- 角膜切除
レーザー手術の準備として適切なのはどれか。
a: 炭酸ガスレーザー導光用に石英ファイバーを準備する。
b: 切開用にNd‐YAGレーザーを準備する。
c: 本体冷却装置の作動を確認する。
d: 炭酸ガスレーザーでは通常のガラス眼鏡を防護眼鏡として用いてよい。
e: メス先の消毒は不要である。
炭酸ガスレーザ手術装置について誤っているのはどれか。
1: 主に凝固用として使う。
2: 多関節ミラーで導光する。
3: 波長は10.6μmである。
4: 組織深部には到達しない。
5: 出力光はガラスに吸収される。
レーザについて誤っている組合せはどれか。
1: ArFレーザ ------------------------ 角膜切除
2: Nd:YAGレーザ -------------------- 除痛治療
3: ルビーレーザ --------------------- 黒あざ治療
4: Arレーザ ------------------------- 網膜凝固
5: アレキサンドライトレーザ ------------ 脱 毛
レーザ光について正しいのはどれか。
a: Arレーザは網膜で吸収される。
b: ArFエキシマレーザは角膜で吸収される。
c: CO2レーザは深部凝固に適している。
d: 低出力半導体レーザは精密切開に適している。
e: Nd:YAGレーザ(基本波)はHe-Neレーザより組織侵達度が大きい。
レーザ手術における目の防護について正しいのはどれか。
a: 反射光でも目を阻害する危険がある。
b: CO2レーザは普通のガラス眼鏡で防護できる。
c: Nd-YAGレーザには専用の防護眼鏡が必要である。
d: Arレーザは普通のガラス眼鏡で防護できる。
e: 麻酔中の患者は閉眼しているので、患者の目の防護は必要ない。
1: 光ファイバで導光する。
2: 凝固専用である。
3: 波長10.6μmの赤外光を使用する。
4: 組織深部に到達する。
5: 出力光はガラスを透過する。
a: Arレーザ ------------- 近視治療
b: ArFエキシマレーザ----- 網膜光凝固
c: CO2レーザ ----------- 切開
d: Nd:YAGレーザ ------- 凝固止血
e: Dyeレーザ ------------ 疼痛治療
誤っている組合せはどれか。
a: 光線力学的治療半導体レーザ
b: 角膜形成術ArFエキシマレーザ
c: 網膜光凝固CO2レーザ
d: 内視鏡的癌治療Arレーザ
e: 尿路結石破砕Ho:YAGレーザ
石英ガラスファイバで導光できないレーザはどれか。
1: Arイオンレーザ
2: He-Neレーザ
3: Nd:YAGレーザ
4: Ho:YAGレーザ
5: CO2レーザ
a: ArFエキシマレーザ冠動脈形成術
b: Arレーザあざ治療
c: Rubyレーザ網膜凝固
d: Nd:YAGレーザがん治療
e: CO2レーザ切開
CO2レーザについて正しいのはどれか。
a: 生体組織の切開能が高い。
b: 眼球誤照射により最初に網膜の損傷を生じる。
c: 生体組織に含まれる蛋白質に吸収される。
d: Nd:YAGレーザより組織透過性が低い。
e: 誤照射から患者皮膚を守るため、水で湿らせたガーゼが有効である。
レーザ光およびレーザ手術装置について誤っているのはどれか。
1: 可干渉性を有する。
2: 指向性が強い。
3: 局所的に大きなエネルギー密度が得られる。
4: 可視光領域外のレーザ光であれば目に入っても傷害はない。
5: 赤外領域のレーザ手術装置にはガイド光が必要である。
網膜光凝固装置で正しいのはどれか。
a: 近赤外レーザ光を用いて病変部位を熱凝固させる。
b: 使用するレーザ出力は10~100Wである。
c: 1回の照射時間は0.2~1.0秒である。
d: 眼底鏡と組み合わせて使用する。
e: 網膜細動脈瘤の治療に適用できる。
レーザ治療装置のうち可視光領域にあるのはどれか。
1: CO2レーザ
2: ArFエキシマレーザ
3: Nd:YAGレーザ
4: Arレーザ
5: Er:YAGレーザ
a: Arレーザ -------------------- 網膜光凝固
b: ArFエキシマレーザ ------------ 近視手術
c: CO2レーザ ------------------- 鎮痛治療
d: He-Neレーザ ----------------- 凝固止血
e: Nd:YAGレーザ ---------------- 内視鏡的がん治療
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