第29回ME2午後44問の類似問題

国試第5回午後:第62問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 除細動器といえば一般には交流除細動器を指す。

b: 心細動の除細動にはタイミングをとる必要がない。

c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。

d: 体外通電の電圧は数百Vである。

e: 通電時間は数秒である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第46問

輸液ポンプの日常の保守点検について誤っているのはどれか。

1: 交流電源駆動からバッテリー駆動に切り替わるかどうかテストする。

2: 外装清拭は院内感染予防にもなる。

3: 閉塞アラームの点検には血圧計が必要である。

4: 電源プラグの目視点検は重要である。

5: バッテリーの前回交換時期を確認する。

国試第6回午後:第58問

除細動器の同期出力装置について正しいのはどれか。

a: 心房細動の除去に必要である。

b: 心電図のR波にタイミングを合わせて除細動するために必要である。

c: 心室細動の除去に必要である。

d: AC(交流)方式の除細動器には必要ではない。

e: DC(直流)方式の除細動器には必要ではない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第30問

AEDについて正しいのはどれか。

1: 患者の心電図を解析中にも胸骨圧迫を続ける。

2: 衣服を脱がせられない場合には衣服の上からパッドを貼る。

3: 溺水者では水分を拭き取らずに直ちに電極パッドを貼る。

4: 電極パッドには使用期限がある。

5: 操作には資格が必要である。

ME2第28回午後:第21問

体外式除細動器による心室細動除去の手順として誤っているのはどれか。

1: 胸部の汗を拭き取る。

2: 通電電極に十分ペーストを塗る。

3: R波同期スイッチをオンにする。

4: 通電電極を患者の胸に密着させる。

5: 心電図モニタ波形の確認をする。

ME2第37回午後:第23問

手動式除細動器の体外通電操作について正しいのはどれか。

1: 成人の初回通電を50Jで行った。

2: 患者が動かないように介助者に押さえてもらった。

3: 心房細動除去のため心電図モニタから心電図を入力した。

4: 電極ペーストに超音波検査用ゼリーを代用した。

5: 通電パドルを患者に軽く押し当てた。

国試第13回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。

1: 電極回路の一方が接地されている。

2: 成人用電極の最小面積は50cm2に規定されている。

3: 心室細動の除去には150~400Jのエネルギーを使用する。

4: 心房細動の除去にはR波に同期して通電する。

5: 心房細動の除去には50~150Jのエネルギーを使用する。

ME2第36回午後:第49問

医療機器の日常点検項目でないのはどれか。

1: 漏れ電流測定

2: アラーム動作の確認

3: バッテリの残量

4: 外装の目視確認

5: 電源コードのアースピン脱落

ME2第32回午前:第48問

体外式除細動器に関連する分類方法について誤っているのはどれか。

1: モノポーラ電極とバイポーラ電極

2: 手動と半自動

3: 体外通電と体内直接通電

4: R波同期とR波非同期

5: 単相性と二相性

国試第15回午前:第68問

除細動器について正しいのはどれか。

1: 交流方式は直流方式より心筋障害が少ない。

2: 心房細動では心室細動より出力エネルギーの設定を高くする。

3: 最初の設定で除細動できなければ出力エネルギーを上げる。

4: 体内用パドルは一方を左房に他方を右房にあてる。

5: 体外用パドルは胸壁に軽くあてて通電する。

ME2第39回午後:第27問

除細動器について正しいのはどれか。

1: 心室細動には非同期通電を行う。

2: 心臓への直接通電は200Jで行う。

3: ペーストは胸部全体に均一に塗布する。

4: 2つの通電ボタンのどちらか一方を押して通電する。

5: 植込み型除細動器は遠隔システムによる通電が可能である。

国試第14回午前:第67問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗(無誘導)を用いる。

b: 出力電流波形は20ms以上長く尾を引くパルスがよい。

c: 有効に除細動が行われた場合はパドルを接触させた皮膚に熱傷ができる。

d: 心房細動の除去はR波同期で行う。

e: 出力端子と接地問の静電容量によって高周波分流が起こる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第37回午後:第48問

超音波診断装置の保守点検について誤っているのはどれか。

1: バッテリーの充電

2: 液晶パネルの拭き取り清掃

3: 探触子の高圧蒸気滅菌

4: 記録用紙の補給

5: 業者委託の場合はデータ消去

国試第1回午後:第68問

除細動器について正しいのはどれか。

a: コイルに充電した数千ボルトのエネルギーをコンデンサを介して生体に放出する。

b: 通電時間は数ミリ秒である。

c: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を使用する。

d: 電極にはペーストを十分に塗り、また出力フローティングを確保する。

e: 最大出力エネルギーは約40J(ジュール)である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第34問

AEDの使用法として誤っているのはどれか。

1: パッドは植込み型心臓ペースメーカの真上には装着しない。

2: 体の濡れた患者はタオル等で水を拭き取った後、パッドを装着する。

3: 湿布薬の上から通電してもよい。

4: 小児用パッドでは成人の救命には無効である。

5: 通電時には酸素の吸入は一時中断する。

ME2第35回午後:第49問

除細動器の日常点検で行うのはどれか。

1: 通電電極の通電テスト

2: 出力エネルギーの測定

3: ピーク電圧の測定

4: 内蔵バッテリーの容量

5: パルス幅の測定

国試第17回午前:第67問

除細動器について正しいのはどれか。

1: 心室拍動の治療はR波同期で除細動を行う。

2: 一般的に交流通電を用いている。

3: 直接心臓に通電する場合は体外通電時の半分程度に出力を下げる。

4: 2つの出力端子はいずれも接地から浮いている。

5: 植込み型除細動器(ICD)では100~300Jのエネルギーで通電する。

国試第19回午前:第66問

体外式除細動器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 心室細動除去には150~360Jのエネルギーを与える。

b: 成人用には面積約15cm2の電極を用いる。

c: 出力パルス幅は20~50msである。

d: 出方電圧は最大数kVである。

e: 通電テストには50Ωの負荷抵抗を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午前:第41問

保守点検に含まれないのはどれか。

1: 体外式除細動器の外装の清掃

2: 人工呼吸器のパクテリアフィルタの交換

3: 人工透析装置の劣化した医用プラグの交換

4: 輸液ポンプの送液流量精度の測定

5: 心電計の記録器の校正

国試第16回午前:第66問

除細動のための体外通電を行ったところ、パドルと生体の接触部分に熱傷を生じた。考えられる原因はどれか。

a: パドルの押し付け圧力が小さすぎた。

b: 電極ペーストの塗布が十分でなかった。

c: R波同期スイッチがオンになっていた。

d: 充電エネルギーが足りなかった。

e: 除細動器内のコンデンサの絶縁が不良であった。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e