第32回国試午後39問の類似問題

国試第26回午前:第41問

JIS T 0601-1 : 1999 による電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 漏れ電流は電源プラグを正極性として測定する。

b: 絶縁外装の機器は外装漏れ電流を測定する必要がない。

c: B形装着部の患者漏れ電流 III は測定する必要がない。

d: 患者測定電流は測定器を装着部の2本のリード線間に挿入して測定する。

e: 接地漏れ電流の単一故障状態は保護接地線の断線を模擬して測定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第79問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 一線の地絡時にも電源の供給を確保することを目的としている。

b: 絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は必要でない。

c: 一つの医用機器の絶縁不良事故で容易に停電する。

d: 絶縁トランスが設備側にあるため、機器故障時に漏れ電流は増加する。

e: 手術室やICUのように生命維持管理装置を使う場所では採用することが望ましい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第52問

漏れ電流の単一故障状態として規定されていないのはどれか。

1: CF形装着部を持つ心電計の誘導コードに電源電圧が乗った状態

2: 心電図モニタの電極コードの1本が断線している状態

3: B形装着部を持つ機器の信号出力部に電源電圧が乗った状態

4: 3Pプラグのアースピンが折れている状態

5: 電源ヒューズの1本が断線している状態

国試第28回午後:第40問

漏れ電流測定用電源ボックスでスイッチ S1 の用途はどれか。

28PM40-0

1: 電源導線の断線の模擬

2: 保護接地線の断線の模擬

3: 追加保護接地線の断線の模擬

4: 患者誘導コードの切替え

5: 電源極性の切替え

国試第5回午後:第79問

非接地配線方式について誤っているのはどれか。

1: 多くの生命維持管理装置を使用する場所に必要になる。

2: 絶縁トランスの二次側は非接地の状態になる。

3: 一線地絡でも電源供給が確保される。

4: 絶縁トランスの二次から一次巻線への漏れ電流は0.1mA以下である。

5: ミクロショック対策になる。

ME2第31回午後:第59問

JIS T 0601-1で規定された医用電気機器で単一故障状態における漏れ電流の許容値について正しいのはどれか。

1: 接地漏れ電流では正常状態の5倍である。

2: 外装漏れ電流は接地漏れ電流の単一故障状態の5倍である。

3: 患者漏れ電流Ⅰでは正常状態の5倍である。

4: 患者漏れ電流Ⅱは患者漏れ電流Ⅰの単一故障状態の5倍である。

5: 患者漏れ電流Ⅲは患者測定電流の単一故障状態の5倍である。

国試第28回午前:第43問

単一故障状態(保護接地線断線)での接触電流(外装漏れ電流)を測定するとき、測定用器具(MD)を入れる間(位置)として正しいのはどれか。

28AM43-0

1: A - B 間

2: B ? C 間

3: C - D 間

4: D - E 問

5: E - A 間

国試第33回午後:第39問

図の漏れ電流測定用電源ボックスでスイッチ S2 の用途はどれか。

33-PM-39

1: 電源極性の切り替え

2: 電源導線の 1 本の断線の模擬

3: 保護接地線の断線の模擬

4: 追加保護接地線の断線の模擬

5: 患者誘導コードの切り替え

ME2第29回午後:第52問

非接地配線方式について誤っているのはどれか。

1: 絶縁変圧器の2次側電路は接地してはいけない。

2: 2次側電路の定格電圧は単相2線式100Vでなければならない。

3: 絶縁変圧器の2次巻線から1次巻線への漏れ電流の許容値は0.1mA以下である。

4: 絶縁変圧器を用いることによってミクロショックを防止できる。

5: 電源線の1線地絡事故に際しても他の医用電気機器に電力を供給することができる。

国試第19回午前:第81問

JIS T 0601-1について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: IEC規格を基にしている。

b: 電源を用いない聴診器は適用範囲外である。

c: 個別規格に優先する。

d: 装首部は信号入力部である。

e: 装前部には絶練物は含めない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第82問

病院電気設備の安全基準(JIS T 1022)で誤っているのはどれか。

1: 医用接地極の接地抵抗値は10Ω以下を原則とする。

2: 非接地配線方式の電路には絶縁監視装置を設ける。

3: 瞬時特別非常電源の立ち上がり時間は1秒以内である。

4: 非常電源が供給されている医用コンセントは赤色とする。

5: 心臓カテーテル検査室には等電位接地設備を設ける。

国試第1回午後:第81問

非接地配電方式について正しいのはどれか。

a: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することを目的としている。

b: 絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は必要ではない。

c: 一つの医用機器の絶縁不良事故で容易に停電を生じる。

d: 絶縁トランスが設備側にあるため、機器故障時に洩れ電流は増加する。

e: 手術室やICUのように生命維持管理装置を使う場所には設置することが望ましい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第56問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

1: ミクロショックを防止できる。

2: 絶縁変圧器の2次側電路を接地する。

3: 接続するME機器の保護接地は不要である。

4: 一線の対地絶縁破壊が生じても電源を供給できる。

5: 絶縁監視装置の表示値が0.1mAで警報が作動する。

ME2第36回午後:第57問

非接地配線方式の電源について正しいのはどれか。

1: 接続するME機器は保護接地をする必要がない。

2: 一線の対地絶縁破壊(地絡)時にも電源の供給が確保される。

3: 絶縁監視装置は絶縁変圧器の1次電路側に設ける。

4: ミクロショック事故が防止できる。

5: コンセントの外郭の色は緑色を用いる。

ME2第35回午後:第53問

各種医用電気機器の漏れ電流を測定した。JIS T 0601-1:1999の許容値を超えているのはどれか。

1: 単一故障状態での接地漏れ電流(一般機器):0.7mA

2: 正常状態での外装漏れ電流:0.4mA

3: 単一故障状態でのB形患者漏れ電流Ⅰ:0.3mA

4: 患者漏れ電流Ⅱ:0.8mA

5: BF形患者漏れ電流Ⅲ:1.0mA

国試第6回午後:第85問

電気的安全性点検について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄の縞模様と決められている。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り替えて測定し大きい方をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は、0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流-1の測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テスト十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第42問

JIS T 0601-1における患者測定電流はどれか。

1: 人工呼吸器の保護接地線に流れる電流

2: 体外式心臓ペースメーカから出力される電流

3: IABPの外装から大地に流れる電流

4: 心電計の胸部誘導電極から大地へ流れる電流

5: インピーダンスプレチスモグラフに用いる電流

国試第31回午後:第40問

定格10Aの医療機器の着脱可能な保護接地線のインピーダンスを JIST0601-1に基づいた電圧降下法で測定した。インピーダンスが許容値内であるときの電圧降下[V]の上限はどれか。

1: 0

2: 1.5

3: 2

4: 2.5

5: 3

ME2第33回午後:第51問

非接地配線設備について誤っているのはどれか。

1: 一線の対地絶縁破壊(地絡)時にも電源の供給を確保する。

2: 配線用遮断器の動作や商用電源の停電には効果がない。

3: 家電機器を接続すると絶縁監視装置の警報が鳴ることがある。

4: 絶縁変圧器の漏れ電流は10μA以下と規定されている。

5: 絶縁監視装置は2mAの表示で警報が鳴る。

国試第27回午後:第40問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 設備の主たる目的は感電防止である。

b: 集中治療室に必要な設備である。

c: 電路の片側と大地との絶縁を監視している。

d: 非常電源と連動した設備である。

e: 使用する絶縁変圧器の電源容量には制限がない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e