第32回国試午前29問の類似問題

国試第20回午前:第54問

心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 心電図の波形取り込み速度を表している。

b: 入力インピーダンスに比例する。

c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。

d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。

e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第87問

観血式血圧計の点検で誤っている組合せはどれか。

1: 定期点検 ――― 漏れ電流の測定

2: 定期点検 -―― トランスデューサの絶縁抵抗の測定

3: 始業点検 ――― 残留気泡の有無の確認

4: 使用中点検 ―― 大気開放による零点校正

5: 故障点検 ――― 修理後の周波数特性の点検

ME2第34回午前:第47問

長時間心電図連続記録装置(ホルター心電計)について誤っているのはどれか。

1: 不整脈の診断に適している。

2: 胸部6誘導が必要である。

3: 日常生活中の心電図を記録できる。

4: 虚血性心疾患の診断に用いられる。

5: 心電図波形は患者の体位や行動によって変化する。

ME2第32回午前:第57問

超音波診断装置による血流計測に利用されている物理現象はどれか。

1: ホール効果

2: ぺルチェ効果

3: ジョセフソン効果

4: ドプラ効果

5: ジュール・トムソン効果

国試第20回午前:第57問

超音波ドプラ血流計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: パルスドプラ法はサンプルボリューム内の速度成分を測定できる。

b: パルスドプラ法には測定可能な速度に上限がある。

c: 連続波ドプラ法は距離分解能を有する。

d: カラードプラ法ではエイリアシングが発生しない。

e: カラードプラ法は血流速度の2次元分布を測定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第62問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。

2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。

3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。

4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。

5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。

国試第12回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: ドップラー血流計では超音波ビームを血流方向と直交させる。

b: 生体組織に発生したキャビテーションを画像化する。

c: ダイナミックフォーカスは機械的走査の一種である。

d: 空間分解能には距離分解能と方位分解能とがある。

e: 骨の背後にある組織は観測できない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第36問

除細動器について正しいのはどれか。

1: 交流除細動方式が一般的である。

2: 単相性波形が一般的である。

3: 通電時間は 0.1?0.5 秒である。

4: 4000 J 前後で体外通電する。

5: 体内通電時の出力は体外通電時の 10?20 % 程度にする。

国試第22回午前:第29問

超音波ドプラ血流計について正しいのはどれか。

1: 血流がプローブに向かうと受信周波数は発信周波数より高くなる。

2: 連続波ドプラ法では特定部位の血流速を識別できる。

3: 周波数折り返し現象(エイリアシング)は血流速が小さいと起こる。

4: 最大計測深度はパルス繰り返し周波波数が高いほど深い。

5: パルスドプラ法では繰り返し周波数は5MHz以上である。

ME2第33回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: 血圧アンプには低域通過フィルタが使用される。

2: 圧力測定は半導体ストレインゲージの電気抵抗変化を利用している。

3: 共振による血圧波形歪みはカテーテルの物理的特性が一因である。

4: 持続フラッシュ装置の流量は患者の血圧値の影響を受けない。

5: ゼロ調整は大気圧を血圧のゼロ点に設定するものである。

国試第15回午前:第67問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 体外式ペースメーカのディマンド感度は変更できない。

2: ディマンド型ではパルスレートは固定されている。

3: プログラマブル・ペースメーカのパラメータは体外から変更できる。

4: 体内式ペースメーカの電源には水銀電池が使用される。

5: パルス振幅は約5V、パルス幅は約10msである。

ME2第35回午後:第30問

心電図テレメータについて誤っているのはどれか。

1: 単極胸部誘導を用いる。

2: ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。

3: 呼吸数をモニタできる機種がある。

4: ディスポーザブル電極を使用する。

5: 送信機の電池は1週間程度で交換する。

ME2第33回午後:第33問

心房内血栓の有無を検査する方法で適切なのはどれか。

1: IVUS(血管内超音波法)

2: TEE(経食道心エコー)

3: 伝送型超音波血流計(トランジットタイム法)

4: 頸動脈エコー

5: 造影ハーモニックイメージング

国試第24回午前:第29問

スワン・ガンツカテーテルで正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 左心室内圧の測定に用いる。

2: 冠状動脈の造影に用いる。

3: 熱希釈法による心拍出量の計測に用いる。

4: カテーテルの挿入は上腕動脈から行う。

5: 多数の電極がカテーテル先端部に配置されている。

ME2第35回午後:第8問

オシロメトリック式血圧計について誤っているのはどれか。

1: マイクロコンピュータを内蔵している。

2: 一心拍ごとの血圧が測定できる。

3: 血圧測定と同時に脈拍数が測定できる。

4: カフ内の微小圧振動を検出している。

5: カフの位置は心臓と同じ高さにする。

国試第29回午後:第34問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: 胸腔内にジェネレータ(本体)を留置する。

b: NBG(ICHD)コードの第二文字はセンシング部位を表す。

c: パルス幅は0.5 ms 前後である。

d: 電極装着直後は刺激閾値の低下が続く。

e: 体外式ペースメーカの出力点検時には50Ωの負荷抵抗を接続する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第72問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a: 非侵襲的な測定ができる。

b: 静脈血酸素分圧を測定する。

c: 連続測定はできない。

d: 血管内への色素投与時には正確な測定ができない。

e: 心室細動時には測定できない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第17問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 動脈血酸素分圧を測定する。

2: 測定には超音波を用いる。

3: 採血による校正が必要である。

4: 耳朶で測定できる。

5: 不整脈の鑑別診断ができる。

国試第6回午前:第82問

心電計について正しいのはどれか。

a: 高域遮断周波数は基線動揺を防ぐために20Hz以下にする。

b: 無線テレメータ心電計では一般にFM方式が用いられる。

c: 記録器の標準紙送り速度は2.5cm/sである。

d: 一般に熱書き方式が用いられる。

e: 携帯用の長時間テープ心電図記録装置はベクトル心電計という。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第60問

超音波ドプラ法について正しいのはどれか。 

a: パルスドプラではパルス幅が短いと距離分解能は向上する。

b: 超音波ビームの入射角が0度に近いと血流方向の情報は得られない。

c: 連続波による血流計測では送受信用に一つの振動子が用いられる。

d: パルスドプラは高速血液の計測に適する。

e: パワードプラではエイリアシングが出現しない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e