電圧利得がそれぞれ10dB、20dB、30dBである増幅器を3台直列に接続した。最終段の増幅器の出力電圧が1Vのとき、初段の増幅器の人力電圧は何mVか。
1: 0.16
2: 1
3: 3
4: 6
5: 16
雑音対策について誤っているのはどれか。
1: 商用交流雑音の除去にはCMRRの高い差動増幅器を使用する。
2: 高周波雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。
3: 加算平均は不規則雑音を低減するのに使われる。
4: 信号の入力導線にはシールドが施されたものを用いる。
5: ディジタルフィルタは離散値の演算によって雑音を除去する。
演算増幅器について誤っているのはどれか。
1: 入力インピーダンスは極めて小さい。
2: 出力インピーダンスは極めて小さい。
3: 差動増幅が可能である。
4: 利得は極めて高い。
5: 反転入力と非反転入力を持つ。
脳波測定用増幅器について正しいのはどれか。
a: 周波数帯域は0.05~100Hzが必要である。
b: 増幅器には40dB程度の増幅度があれば十分である。
c: 同相弁別比の高い差動増幅器が必要である。
d: 9~15チャンネルのものが一般に用いられる。
e: 入力インピーダンスはできるだけ小さい方がよい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
演算増幅器について正しいのはどれか。
a: 正帰環をかけることにより安定度を改善できる。
b: 負帰環をかけることにより周波数特性を改善できる。
c: コンデンサと抵抗とを組み合わせてフィルタを構成できる。
d: 直流信号は増幅できない。
e: 信号の電力増幅はできない。
筋電計の性能について正しい組合せはどれか。
a: 入力インピーダンス --------- 1MΩ以上
b: 時定数 ------------------- 0.3秒以上
c: 標準感度 ----------------- 10mV/div
d: 総合周波数特性 ----------- 5~10000Hz(-3dB)
e: 同相除去比(CMRR) --------- 60dB以上
電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。
1: ダイオードを用いると電気信号を増幅することができる。
2: 増幅器において信号電圧が増幅されているとき、出力信号電流は必ず入力信号電流より小さい。
3: 信号電圧も信号電流も出力が入力より大きくなるような増幅器をつくることができる。
4: 雑音を含む信号でも増幅すると、一般に、信号対雑音比が向上する。
5: 一般に、電圧増幅器は出力インピーダンスが大きい方が使いやすい。
電圧利得が20 dB と40dBの2台の増幅器を直列に接続した。出力電圧が5.0Vのとき入力電圧はどれか。
1: 1.2.5mV
2: 2.5.0mV
3: 15mV
4: 25mV
5: 50mV
脳波計について正しいのはどれか。
1: 必要な周波数帯域は0.5~10Hzである。
2: 標準感度は1mV/5mmである。
3: 時定数0.3秒の低域遮断のための回路をもつ。
4: 同相除去比(CMRR)は50dB以下である。
5: 入力インピーダンスは100kΩ以下である。
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