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第28回国試午後69問の類似問題

国試第4回午後:第49問

中空糸型血液透析器の形状で適切でないのはどれか。

1:ハウジング(外筒)の内径:5cm
2:中空糸の長さ :15cm
3:中空糸の内径 :200μm
4:中空糸の本数 :50,000本
5:膜面積 :1.5m2

国試第4回午後:第44問

誤っているのはどれか。

a:血液透析の原理は拡散と限外濾過である。
b:透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。
c:透析器の透水性はクリアランスで表される。
d:限外濾過率(ml/時/mmHg)は濾過係数(ml/時/m2/mmHg)×有効膜面積(m2)で計算される。
e:体外循環血液量が増加すれば溶質除去率も増加する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第20問

補助人工心臓で正しいのはどれか。

1:血液ポンプを体内に植え込むものはない。
2:生体の心臓を取り除き血液ポンプと交換する。
3:抗凝固療法を必要とする。
4:肺と心臓の機能を代行できる。
5:心拍動と同期させなければならない。

ME2第30回午後:第39問

血液透析で気泡検知器を必ず設置しなければならない箇所はどこか。

1:動脈(脱血)ライン
2:静脈(返血)ライン
3:透析液供給ライン
4:透析液排液ライン
5:補液(生食)ライン

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a:需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。
b:静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。
c:血圧は50mmHg以下でよい。
d:灌流量を手術前の値の約80%とする。
e:末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第71問

人工心肺の操作で誤っているのはどれか。

1:PaO2は吹送ガス濃度の増減で調整する。
2:至適灌流量で体外循環を開始する。
3:大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる。
4:心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。
5:離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

国試第12回午後:第52問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるジェットの形成
3:熱交換器における加熱のしすぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:リンゲル液による過剰の血液希釈

国試第8回午後:第49問

酸素濃縮装置について正しいのはどれか。

a:膜型装置では高濃度酸素(90%程度)が得られる。
b:吸着型装置では空気中のアルゴンも濃縮される。
c:膜型装置では酸素の透過率の高い高分子膜を用いる。
d:吸着型装置では加湿器は必要ない。
e:膜型装置の高分子膜は時々取り換える。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1:生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 
2:抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 
3:ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 
4:静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 
5:気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

国試第34回午後:第72問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。

1:開始時には、まず脱血カニューレ、続いて送血カニューレを挿入する。
2:大動脈遮断時には、一時的に送血流量を増加させる。
3:大動脈遮断解除時には、一時的に送血流量を増加させる。
4:遠心ポンプを用いる場合、復温時には、同一回転数でも流量が増加する。
5:人工心肺停止時には、脱血側回路をクランプしてから回転を止める。

国試第1回午後:第50問

正しいのはどれか。

a:血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。
b:血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。
c:活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。
d:腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。
e:血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第50問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるジェットの形成
3:熱交換器における加熱のしすぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:等張電解質溶液による過剰の血液希釈

国試第20回午後:第61問

濾過があるときダイアライザのクリアランスを求めるのに必要な値はどれか。(人工腎臓装置)

a:出口側血流量
b:膜面積
c:中空糸内径
d:透析液温度
e:血液入口側溶質濃度
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第61問

透析液供給装置および透析装置(コンソール)の監視項目はどれか。(人工腎臓装置)

a:漏 血
b:気泡混入
c:透析液濃度
d:透析液粘度
e:酸素飽和度
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第76問

オンラインHDFの特徴として誤っているのはどれか。 

1:透析装置から送られた透析液の一部を置換補充液として使用する。
2:.浄化器としてヘモダイアフィルタを使用する。 
3:清浄化された透析液の利用が前提である。 
4:前希釈法に比べ後希釈法では大量置換が可能である。 
5:同条件の血液透析に比べ浄化器に流れ込む透析液流量は減少する。 

国試第34回午後:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理で正しいのはどれか。

1:ACT(活性化凝固時間)を 200 秒以下に維持する。
2:全回路ヘパリンコーティング人工心肺では充填時のヘパリン量を半減できる。
3:プロタミン投与によって血圧は上昇する。
4:プロタミンには軽度の抗凝血作用があるのでヘパリン中和時の過量投与は避 ける。
5:プロタミン投与後も術野出血が続く場合は吸引ポンプを回し回収を続ける。

国試第5回午後:第48問

透析器(ダイアライザ)について誤っているのはどれか。

a:中空糸型が最も多く使用されている。
b:透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。
c:透析器の透水性はクリアランスで表される。
d:血液と透析液は反対方向に流している。
e:限界濾過率は透析器膜面積に依存する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第39問

人工心肺による体外循環中に溶血の原因とならないのはどれか。

1:過度の吸引
2:送血カニューレにおけるjetの形成
3:熱交換器における加熱のし過ぎ
4:使用血液の血液型不適合
5:リンゲル液による過剰の血液希釈

国試第26回午前:第79問

血液透析で正しいのはどれか。

1:いかなる場合も抑制帯を用いて抜針事故を防ぐ。
2:透析液温度が異常上昇すると溶血を起こす。
3:誤穿刺をしても術者を交代せず責任を全うする。
4:空気誤入時には患者を右側臥位とする。
5:多人数用透析液供給装置では透析液濃度を連続監視する装置を1個以上備える。

国試第6回午後:第49問

血漿交換について正しいのはどれか。

1:二重濾過法の2本目の濾過器により血液成分とアルブミンを分離する。
2:二重濾過法の1本目の濾過器に入る血液は生理食塩液を用いて希釈する。
3:二重濾過法では疾患の原因となるグロブリン分画を除去する。
4:単純濾過法では置換液に濃厚赤血球を用いる。
5:単純濾過法では抗凝固薬としてヘパリンを用いることはできない。