強制振動について正しいのはどれか。
1: 周期的な外力が加わることによって発生する振動
2: 制動を加えることによって発生する振動
3: 衝撃力を加えた後に発生し、振幅がしだいに減少する振動
4: 外力によって発生する周期的でない振動
5: 外力を加えなくても持続する振動
3: 衝撃力を加えた後に発生し、振幅が次第に減少する振動
4: 外力によって発生する不規則な振動
機械的振動について誤っているのはどれか。
a: 単振動とは振幅および振動数が一定の周期的振動のことである。
b: 単振動の振動数は振動の周期に比例する。
c: 強制振動とは振幅が時間とともに指数関数的に減少する振動のことである。
d: 単振動において振動の速度に比例する抵抗力が作用すると減衰振動になる。
e: 減衰振動では振幅の隣合う極値の絶対値は等比級数的に減衰する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
a: バネに重りを吊り下げて振動させるとき、バネが重りに作用する力は平衡点からの変位量に比例する。
b: バネに重りを吊り下げて生じる単振動の周期はバネ常数に比例する。
c: 周期が大きいほど角振動数は大きい。
d: 振幅が時間とともに減衰する単振動を減衰振動と呼ぶ。
e: 共鳴または共振は強制振動によって現れる現象である。
機械の共振について正しいのはどれか。(医用機械工学)
1: 減衰振動における振幅の減少を共振という。
2: 強制振動によって振幅が大きくなる現象を共振という。
3: 外力の振動数と機械の固有振動数との差を共振周波数という。
4: 外力の振動数の増減によって機械の固有振動数を変えることができる。
5: 外力の振幅の増減によって機械の固有振動数を変えることができる。
正しいのはどれか。
1: 振動数は周期の逆数である。
2: 円盤が同じ速度で回転する現象を自由振動という。
3: 振動数が時間とともに減少する振動を減衰振動という。
4: 二つの物体が同じ方向に振動する現象を共振という。
5: 単振動は必ず減衰する。
波動について正しいのはどれか。
a: 二つの波動が重なると波動の散乱が起こる。
b: 縦波と横波の伝搬速度は同じである。
c: 波動の伝搬速度を v、振動数をf、波長をλとするとv=λfであ る。
d: 波動の干渉によって周期的な腹と節を有する定常波が生じる。
e: 弾性体の棒の中を伝わる縦波の伝搬速度はヤング率の平方根 に反比例する。
c: 波動の伝搬速度をv、振動数をf、波長をλとするとv=λfである。
e: 弾性体の棒の中を伝わる縦波の伝搬速度はヤング率の平方根に反比例する。
誤っているのはどれか。
1: 生体での荷重、衝撃力、機械振動などの現象には力学特性が関係する。
2: 超音波特性は音響インピーダンス、音速、減衰定数で示すことができる。
3: 生体組織は赤外光を吸収する。
4: 血管壁は縦方向より横方向に伸びやすい。
5: 生体での機械振動、音響振動は変位速度と応力の関係で表される。
体外衝撃波結石破砕装置について誤っているのはどれか。
1: 電磁振動板で発生させた圧力波は音響レンズで集束させる。
2: 回転楕円体の第1焦点で圧力波を発生させると第2焦点に集束する。
3: 圧電方式では放物面に並べた圧電素子により集束圧力波を作る。
4: メンブレン方式のカップリングでは空気マットを使用する。
5: バスタブ方式のカップリングでは槽内に脱気水を満たす。
2: 生体組織の伸びの弾性はコンダクタンスで表される。
4: 血管壁や筋肉の力学特性には異方性がある。
1: モータやギヤボックスは機械の振動源となる。
2: 物体に力を加えたとき変形は物体の弾性と塑性に依存する。
3: 切り欠きや穴のある部品はこれらがない部品よりも破壊されやすい。
4: 応力集中は溝が深いほど溝の底の形が鋭いほど小さくなる。
5: 振動源の近くのねじは緩みやすい。
振幅が時間とともに減少する振動を表すのに最も適切なのはどれか。
1: 単振動
2: 減衰振動
3: 強制振動
4: 調和振動
5: 自由振動
a: 振動源近くのねじにはゆるみ止めの処置をしない方がよい。
b: 血液ポンプの回転軸には強いトルクがかかる。
c: モータやギヤボックスは常に機器の振動源となる。
d: 穴のあいた部品はその材料のもつ機械的強度より低い外力で破壊される。
e: 切欠きは機器の振動源となる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e