漏れ電流測定回路について正しいのはどれか。
a: 漏れ電流の測定値は電圧計Vの読みをR2で除した値である。
b: R1とC1とで高域通過フィルタを形成している。
c: 入力インピーダンスZは広い周波数範囲にわたって約10kΩである。
d: R1の抵抗値は10kΩである。
e: 点線内は人体の電撃に対する周波数特性を模擬している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
病院の接地設備で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)
1: 保護接地設備はすべての医用室で必要である。
2: 病院建物の地下部分を接地極として使うことが推奨されている。
3: 医用接地センタには水道管などが接続される。
4: 医用接地極の接地抵抗は0.1Ω以下である。
5: カテゴリAの医用室には等電位接地設備が必要である。
図のように、テレメータ心電図モニタで心電図をモニタしていた。このテレメータの入力回路の入力インピーダンスは10MΩで、両電極の生体接触インピーダンスはそれぞれ50kΩであった。このテレメータの電極リード差込口に生理食塩液が垂れて、差込口間の抵抗が20kΩになった。この場合、受診モニタで観測されるR波の大きさは本来の大きさのおよそ何%になるか。
1: 120
2: 40
3: 20
4: 17
5: 0.2
定格電流が12AのME機器の保護接地線の抵抗測定で、JIST0601-1で規定されている測定電流値[A]はどれか。
1: 12
2: 15
3: 18
4: 24
5: 25
生体電気計測について正しいのはどれか。
a: 電極静止電位は小さい方がよい。
b: Ag-AgC1電極は不分極電極である。
c: 差動増幅器の入力インピーダンスは小さい方がよい。
d: 皮膚インピーダンスは抵抗と静電容量の直列接続で表される。
e: 分極電圧は皮膚と電極との間に生じる直流電圧である。
除細動器の電気的安全性のチェック項目として関係ないのはどれか。
1: アース漏れ電流
2: 電極部漏れ電流
3: 対地漏れパルス電流
4: 対極板コード抵抗
5: アース線抵抗
手術中に非接地配線方式の絶縁監視装置のアラームが鳴った。対応として正しいのはどれか。
1: 停電の危険があるので手術を中止した。
2: 感電の危険があるので手術を中止した。
3: 手術を中断し、室内の機器の漏れ電流を測定した。
4: 手術は続行し、手術後に室内の機器の漏れ電流を測定した。
5: 安全性は確保されているので術中・術後に何もしなかった。
BF形機器の漏れ電流試験を行った。許容以下のものはどれか。
a: 接地漏れ電流(正常状態) :125mV
b: 接地漏れ電流(単一故障状態) :675mV
c: 患者漏れ電流-1(正常状態) :130mV
d: 患者漏れ電流-1(単一故障状態) :800μV
e: 外装漏れ電流(正常状態) :245mV
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
図の測定用器具MDについて正しいのはどれか。
a: R1とC1でローパスフィルタを形成している。
b: R2は人体の代表抵抗値を模擬している。
c: R2の抵抗値は10kΩである。
d: 電圧測定器の入力インピーダンスは10kΩ以上である。
e: 電圧測定器の入力容量は150pF以下である。
JIS T 0601-1による漏れ電流測定用電圧計について誤っているのはどれか。
1: 測定用インピーダンス回路が内蔵されている。
2: 入力インピーダンスは1MΩ以上である。
3: 周波数特性は直流から1MHzまで必要である。
4: 合成波形に対して真の実効値指示が必要である。
5: 指示誤差は±5%以内である。
漏れ電流測定用器具(MD)を用いて心電計の漏れ電流を測定した。電圧計の代わりにオシロスコープを用いると、オシロスコープ上の正弦波電圧波形のpeak to peak値が17mVであった。漏れ電流はおよそ何μAか。
1: 1.7
2: 6
3: 12
5: 32
着脱不可能な保護接地線を持つ医用電気機器で、電源プラグの接地ピンから機器外装までの抵抗値のJTSにおける許容範囲はどれか。(医用機器安全管理学)
1: 0.02Ω以下
2: 0.1Ω以下
3: 0.2Ω以下
4: 1Ω以下
5: 2Ω以下
心電図モニタで感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者が、まず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。
a: 操作者の操作方法の詳細を調べる。
b: 製造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。
c: 電源コードを交換する。
d: 同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。
e: 漏れ電流を測定する。
図Aと図Bの図記号を持つ医療機器に共通するのはどれか。(医用機器安全管理学)
a: 外装漏れ電流の単一故障状態での許容値
b: 患者測定電流(直流)の正常状態での許容値
c: 患者測定電流(交流)の単一故障状態での許容値
d: 患者漏れ電流IIIの許容値
e: 接地漏れ電流の正常状態での許容値
電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。
b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。
c: 切開にはバースト波が用いられる。
d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。
e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。
電気メスの分流に対する患者安全モニタとして誤っているのはどれか。
1: 対極板コード断線モニタ
2: 患者回路連続性モニタ
3: 高周波漏れ電流モニタ
4: 対極板温度モニタ
5: 対極板接触不良モニタ
誤差率2%の抵抗器の両端電圧を誤差率4%の電圧計で測定した。測定結果から算出した電流値に含まれる最大の誤差(誤差率[%])に最も近いのはどれか。
1: 2
2: 3
3: 4
4: 6
5: 8
臨床工学技士による医用機器管理業務で適切でないのはどれか。
1: 電気メスの購入に当たって性能に関する医師の要望をメーカに伝えた。
2: 新規購入機器の操作法を手術室で指導した。
3: 心電図モニタの患者リード線が断線したので修理した。
4: 脳波検査室で脳波計を使用中に接地漏れ電流を測定した。
5: 患者から摘出した植込み式ペースメーカの出力電圧を測定した。
次の図記号が付いた医療機器の単一故障状態における接触電流(外装漏れ電流)の許容値[μA]はいくらか。
1: 10
2: 50
3: 100
4: 500
5: 1000
非接地配線方式について正しいのはどれか。
a: 主目的はミクロショックを防止することにある。
b: ME機器故障時に漏れ電流を低く抑えることができる。
c: 1線の地絡時にも電源の供給を確保することができる。
d: 心臓手術室では必要性が高い。
e: 保護接地の設備は不要である。
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