第24回国試午後28問の類似問題

国試第19回午前:第58問

観血式血圧計で最高血圧値が高く測定される要因はどれか。(生体計測装置学)

1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。

2: カテーテルとトランスデューサ全体の系が共振する。

3: トランスデューサドーム内に気泡が入っている。

4: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。

5: カテーテルがつまっている。

ME2第33回午前:第57問

誤っているのはどれか。

1: 非観血的血圧測定では測定部位を心臓と同じ高さにする。

2: 観血的血圧測定では共振現象が起こることがある。

3: 透析患者のシャント肢は血圧測定に適している。

4: 心拍出量測定には色素を指示薬とする希釈法がある。

5: 熱希釈用カテーテルで連続心拍出量測定が可能なものもある。

ME2第35回午後:第8問

オシロメトリック式血圧計について誤っているのはどれか。

1: マイクロコンピュータを内蔵している。

2: 一心拍ごとの血圧が測定できる。

3: 血圧測定と同時に脈拍数が測定できる。

4: カフ内の微小圧振動を検出している。

5: カフの位置は心臓と同じ高さにする。

ME2第33回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: 血圧アンプには低域通過フィルタが使用される。

2: 圧力測定は半導体ストレインゲージの電気抵抗変化を利用している。

3: 共振による血圧波形歪みはカテーテルの物理的特性が一因である。

4: 持続フラッシュ装置の流量は患者の血圧値の影響を受けない。

5: ゼロ調整は大気圧を血圧のゼロ点に設定するものである。

国試第36回午後:第7問

上腕動脈の血圧について正しいのはどれか。 

a: 平均血圧は収縮期血圧と拡張期血圧の加算平均である。 

b: 聴診法による血圧測定ではクスマウル音を聴取する。 

c: 収縮期血圧と拡張期血圧との差が脈圧である。 

d: 細動脈の血管抵抗増加により上昇する。 

e: 交感神経興奮により上昇する。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第84問

血圧と血液について正しいのはどれか。

a: 安静立位状態では平均動脈圧は測定部位にかかわらず同じである。

b: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

c: 脈波伝搬速度は血管壁が硬いほど大きい。

d: 四肢の静脈の血流は定常流である。

e: 収縮期血圧は一心拍中で動脈の直径が最小になった時の血圧である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第57問

肺動脈カテーテル(スワン・ガンツカテーテル)を用いる計測について正しいのはどれか。

a: 熱希釈法は色素希釈法より精度が高い。

b: 熱希釈法ではカテーテル先端から冷却溶液を噴出させる。

c: 左心室圧を測定できる。

d: 中心静脈圧を測定できる。

e: 肺動脈楔入圧計測時は先端バルーンを膨らませる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第74問

血圧・血流について正しいのはどれか。

a: 平均大動脈圧は収縮期と拡張期との血圧の単純平均として求められる。

b: 血圧のピーク値は測定する動脈にかかわらず同じである。

c: 血流波形は動脈の測定部位にかかわらず同じである。

d: 脈圧とは1拍動中の最高血圧と最低血圧との差である。

e: 脈波伝搬速度は血管壁の硬さによって変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第11問

観血式血圧計について正しいのはどれか。

1: トランスデューサには圧電素子が使用される。

2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。

3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを自動的に補正する機能がある。

4: 血圧波形は使用するカテーテルの長さに影響されない。

5: 大気開放点を右房の高さに一致させる。

国試第34回午後:第28問

オシロメトリック法による血圧測定で正しいのはどれか。

1: 最低血圧は測定できない。

2: 圧振動の周波数から算出する。

3: 不整脈は計測誤差の原因とならない。

4: 最高血圧以上では圧振動は検出されない。

5: 平均血圧付近で圧振動の振幅が最大となる。

国試第16回午後:第72問

血圧と血液について正しいのはどれか。

a: 末梢動脈の平均血圧は収縮期と拡張期との血圧の単純平均として求められる。

b: 血圧のピーク値は測定する動脈の種類にかかわらず同じである。

c: 血液波形は動脈の測定部位にかかわらず同じである。

d: 脈圧とは1拍動中の最高血圧と最低血圧との差である。

e: 脈波伝搬速度は血管壁の硬さによって変化する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第29問

観血式血圧測定について正しいのはどれか。

1: チューブ内に気泡が混入すると平均血圧が下がる。

2: 血管内に留置したカテーテル内を蒸留水で満たす。

3: 加圧バッグの内圧は収縮期血圧に等しくする。

4: ゼロ校正の基準は中心静脈圧が使われる。

5: フラッシュデバイスは抗凝固薬の持続注入機能をもつ。

国試第27回午前:第83問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘度が増加する。

2: 毛細血管内を通過する赤血球は変形する。

3: 脈波伝搬速度は最高血圧で変化する。

4: 体動脈圧の最高値は末梢に行くにしたがって単調に低下する。

5: コロトコフ音は血圧測定に用いられる。

ME2第31回午後:第37問

オシロメトリック法による血圧測定で誤差要因にならないのはどれか。

1: 不整脈

2: 脱気速度

3: マンシェット(カフ)幅

4: カフの巻き方

5: 周囲環境音

ME2第29回午前:第41問

観血式血圧計で動脈圧を測定中にカテーテル内の凝血で圧波形がなまることがある。この現象は、次のどの回路の応答に似ているか。

1: 低域通過フィルタ

2: 高域通過フィルタ

3: バッファ回路

4: 微分回路

5: 共振回路

国試第24回午前:第29問

スワン・ガンツカテーテルで正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 左心室内圧の測定に用いる。

2: 冠状動脈の造影に用いる。

3: 熱希釈法による心拍出量の計測に用いる。

4: カテーテルの挿入は上腕動脈から行う。

5: 多数の電極がカテーテル先端部に配置されている。

国試第35回午後:第28問

観血式血圧測定で、実際よりも最高血圧が低く、最低血圧が高く表示される原因となるのはどれか。 

1: トランスデューサの位置が右心房よりも高い。 

2: 加圧バッグの内圧が標準よりも高い。 

3: 血液凝固によってカテーテル内腔が狭窄する。 

4: ゼロ点調整が不良である。 

5: 導管系が共振する。 

国試第15回午前:第53問

観血式動脈圧計測について誤っているのはどれか。

1: 高さは心臓に合わせる。

2: 加圧バックは3気圧に設定する。

3: 導管内に凝血ができると波形がなまる。

4: 気泡は共振やなまりの原因となる。

5: 導管を延長するには硬い材質のものを用いる。

国試第20回午前:第56問

観血的血圧計測法はどれか。(生体計測装置学)

1: カテーテル法

2: 聴診法

3: トノメトリー法

4: 容積補償法

5: オシロメトリック法

ME2第31回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサにストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑える装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: 血圧値のゼロを大気圧に合わせることをゼロバランス調整という。