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第24回国試午前17問の類似問題

国試第31回午後:第72問

慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。

1:無輸血体外循環が容易で ある。
2:血清カリウム値は高めになるよう補正する。
3:灌流圧は高めになる場合が多い。
4:利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。
5:術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。

国試第9回午後:第65問

標準的な連続的腹膜透析(CAPD)について正しいのはどれか。

a:アルカリ化剤として乳酸塩が用いられる。
b:浸透圧調節物質としてグルコースが用いられる。
c:透析液パッグ交換時に滅菌(殺菌)システムが用いられる。
d:抗凝固剤としてへパリンが用いられる。
e:アクセスとして内シャントが用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第76問

血液透析の標準的回路構成として誤っているのはどれか。 

1:生理食塩液の注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 
2:抗凝固薬注入ラインを血液ポンプ下流側に設置した。 
3:ダイアライザ内血液と透析液が向流(平行かつ反対向き)になるよう接続した。 
4:静脈側ドリップチャンバから圧ラインを確保した。 
5:気泡検知器を静脈側ドリップチャンバ下流側に設置した。 

ME2第31回午前:第56問

血液浄化療法について正しい組合せはどれか。

1:拡 散:濃度差による溶媒の移動
2:浸 透:濃度差による溶質の移動
3:濾 過:圧力差による溶液の移動
4:吸 着:圧力差による溶質の移動
5:吸 収:物質間の親和力による物質の移動

国試第37回午前:第75問

血液透析によって補助される腎臓の機能として正しいのはどれか。

a:酸の排泄
b:過剰な体液の除去
c:アミノ酸の再吸収
d:貧血の改善
e:ビタミンDの活性化
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第64問

血液透析時の気泡混入の原因とならないのはどれか。

1:生食ラインの遮断鉗子のかけ忘れ
2:ドリップチャンバの液面調整不良
3:血液回路のピンホール
4:透析器リーク
5:血液回路の接続不良

国試第6回午後:第49問

血漿交換について正しいのはどれか。

1:二重濾過法の2本目の濾過器により血液成分とアルブミンを分離する。
2:二重濾過法の1本目の濾過器に入る血液は生理食塩液を用いて希釈する。
3:二重濾過法では疾患の原因となるグロブリン分画を除去する。
4:単純濾過法では置換液に濃厚赤血球を用いる。
5:単純濾過法では抗凝固薬としてヘパリンを用いることはできない。

国試第23回午前:第76問

血液浄化療法の原理はどれか。

a:濾 過
b:吸 着
c:分 泌
d:再吸収
e:拡 散
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第20問

血液透析療法の長期合併症治療に用いるのはどれか。 

a:ナファモスタットメシル酸塩 
b:免疫抑制薬 
c:エリスロポエチン 
d:活性型ビタミンD 
e:副腎皮質ステロイド 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第53問

血液透析施行中、常時監視すべき項目はどれか。

a:血液側への空気誤入
b:透析液側への漏血
c:静脈側の回路内圧
d:動脈血酸素分圧
e:血清カリウム濃度
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午後:第76問

血液透析を下記の条件で施行した。血流量200mL/min透析液流量500mL/minただし、除水は無視できるものとする。このとき、動脈側尿素窒素濃度100 mg/dL静脈側尿素窒素濃度10 mg/dLであった。この透析器の尿素クリアランス[mL/min] はどれか。

1:140
2:160
3:180
4:200
5:220

国試第3回午後:第44問

正しいのはどれか。

a:限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。
b:溶質のクリアランスは血流量を超えない。
c:同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。
d:透析液圧は限外濾過圧に関係しない。
e:除水量は血液量に比例して減少する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第47問

血液浄化について誤っているのはどれか。

1:血流量と透析液流量および透析液中の当該物質の濃度が判明していればクリアランス値は算出できる。
2:クリアランス値は常に血流量(ml/min)以下である。
3:限外濾過量を増加させればクリアランス値は増加する。
4:血液濾過でふるい係数が1の物質のクリアランス値は1分間に濾過された量と同じである。
5:透析液再循環方式では時間の経過とともにダイアライザのクリアランス値は低下する。

国試第19回午後:第60問

透析液希釈水を作るときの水処理法はどれか。(人工腎臓装置)

a:透 析
b:気泡分離
c:イオン交換
d:吸 着
e:逆浸透
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第46問

正しいのはどれか。

a:腹膜潅流における単位時間当たりの尿素の除水量は増加する。
b:CAPDで液の貯留時間を延長すると単位時間あたりの除水量は増加する。
c:CAVHは長時間にわたって行われるため心臓の負担が大きい。
d:CAPDでは不均衡症状は起こりにくい。
e:二重濾過液將交換法はアルブミン回収を目的として改良された血液交換法である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第63問

血液透析中、血液回路内圧が異常に上昇した。直ちに点検すべき項目はどれか。

a:透析液温度
b:透析液濃度
c:透析器の凝血
d:抗凝固薬の注入量
e:ドリップチャンバの凝血
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第78問

血液透析中に血圧低下をしばしば認める患者への対応で誤っているのはどれか。

1:体外限外濾過法(ECUM)を追加する。
2:透析液ナトリウム濃度を増加させる。
3:時間除水量を増加させる。
4:透析液温度を低下させる。
5:食事からのナトリウム摂取量を減少させる。

国試第4回午前:第36問

全血採取と比べて自動血球分離装置を用いる利点はどれか。

a:採取後3週間は新鮮血と同等の効果が期待できる。
b:同一の供血者から繰り返し採取できる。
c:大量の血液成分を採取できる。
d:必要な血液成分のみを採取できる。
e:長期保存に耐える血液分画を採取できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第61問

透析実施中回路内に凝血が認められた。考えられる原因はどれか。

a:透析液浸透圧の異常
b:プロタミンの不足
c:ヘパリンの不足
d:血流量の不足
e:透析液流量の不足
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第48問

透析器(ダイアライザ)について誤っているのはどれか。

a:中空糸型が最も多く使用されている。
b:透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。
c:透析器の透水性はクリアランスで表される。
d:血液と透析液は反対方向に流している。
e:限界濾過率は透析器膜面積に依存する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e