第20回国試午前81問の類似問題

国試第6回午後:第80問

医用電気機器について正しいのはどれか。

1: クラスI機器は追加保護手段として補強絶縁を必要とする。

2: クラスII機器の電源プラグは3Pプラグでなければならない。

3: 保護接地はすべてのクラスの機器に設けられている保護手段である。

4: 漏れ電流を少なくする保護手段には三つある。

5: 内部電源機器には使用上の設備による制限がない。

国試第23回午前:第41問

病院電気設備について適切でないのはどれか。

1: 医用接地極の接地抵抗は10Ω以下である。

2: 等電位接地設備における金属間電圧は100mV以下である。

3: 非接地配線方式は一線地絡時にも電源供給を確保する。

4: 非常電源コンセントの外郭の色は赤色である。

5: 瞬時特別非常電源の立ち上がり時間は0.5秒以下である。

国試第9回午前:第80問

医用電気機器や病院電気設備の安全基準に関して正しい組み合わせはどれか。

a: クラスII機器------ 追加保護手段として補強絶縁を使用

b: 内部電源を使用した心電計--外部電源に接続した場合の追加保護手段は不要

c: 検体検査機器-------- クラスI機器であることが必要

d: 医用接地センタの接地極--- 病院建物の鉄骨の利用が可能

e: 胸部手術室--------- 非接地配線方式が必要

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第81問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a: 瞬時特別非常電源はバッテリーと自家用発電機とから構成される。

b: 商用交流からだけ電源を供給されているコンセントは赤色ではいけない。

c: 病院の医用接地設備の接地極の接地抵抗は原則として1Ω以下にする。

d: 医用接地端子は医用接地センタに10mΩ以下の導線で結ぶ。

e: 等電位接地設備はミクロショック対策の設備である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第79問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 一線の地絡時にも電源の供給を確保することを目的としている。

b: 絶縁監視装置(アイソレーションモニタ)は必要でない。

c: 一つの医用機器の絶縁不良事故で容易に停電する。

d: 絶縁トランスが設備側にあるため、機器故障時に漏れ電流は増加する。

e: 手術室やICUのように生命維持管理装置を使う場所では採用することが望ましい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第81問

医用電気機器の分類について正しいのはどれか。

a: 体表にのみ適用する場合はクラス0I機器も認められる。

b: クラスI機器の追加保護手段は基礎絶縁である。

c: クラスII機器では一重の強化絶縁は認められない。

d: クラスIII機器は患者に使用する機器として認められない。

e: 商用電源に接続したときにクラスI機器になる内部電源機器もある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第82問

病院電気設備について正しいのはどれか。

a: 一般非常電源は24時間以上運転できなければならない。

b: 医用接地極の接地抵抗は0.1Ω以下でなければならない。

c: 医用室には医用接地センタを設けなければならない。

d: 瞬時特別非常電源は特別又は一般非常電源でバックアップする。

e: ミクロショックの可能性のある医用室には等電位接地設備を設ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第80問

医用電気機器・病院電気設備の安全基準と機器との組合せで正しいのはどれか。

a: 直接心臓に使用可能 ――――――― BF型機器

b: 迫加保護手段として補強絶縁 ――---- クラスII機器

c: 等電位接地設備 ―――――――――- CF型機器

d: 2Pの電源プラグとアース線 ――------ クラスI機器

e: 一般非常電源 ――――――――---- 生命維持装置

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第39問

医療機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 保護接地線の被覆の色は緑と黄のしま模様である。

b: 接地漏れ電流は電源極性を切り換えて測定し大きい値をとる。

c: 着脱可能な電源コード内の保護接地線の抵抗値は0.2Ω以内である。

d: 患者漏れ電流Iの測定では患者装着部に100Vの電圧をかける。

e: 保護接地線の日常点検はテスタによる導通テストで十分である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第83問

病院電気設備の安全基準について誤っているのはどれか。

1: 非接地配線方式はミクロショックによる心室細動発生防止を目的としている。

2: 医用電気機器を使用する医用室には保護接地端子を設けなければならない。

3: 等電位接地では露出導電部分を0.1Ω以下の導線で接地センタに接続する。

4: 医用接地極の接地抵抗値は10Ω以下である。

5: 接地幹線として建物の鉄骨や鉄筋が使用できる。

国試第19回午前:第83問

病院の電気設備について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 等電位接地での患者環境は患者が占める場所から水平方向5m、床上高さ3mである。

2: 非接地配線方式下で使用するME機器はアースをとる必要がない。

3: 非接地配線方式では機器故障時に漏れ電流が高くなるという欠点がある。

4: 医用接地方式では接地抵抗100Ω以下の医用接地極を設ける。

5: 等電位接地を施した導電性部分と医用接地センタ間の電気抵抗は0.1Ω以下である。

ME2第38回午後:第55問

JIS T 0601-1:2012で規定されている単一故障状態はどれか。

1: 保護接地線の開路

2: 電源導線の2本の断線

3: F形装着部への外部電圧印加

4: 信号入出力部への外部電圧印加

5: 保護接地していない金属の接触可能部分への電圧印加

国試第12回午前:第80問

病院の電気設備で誤っているのはどれか。

1: 等電位接地はミクロショック防止のシステムである。

2: 非接地配線方式にはアイソレーションモニタが必要である。

3: 非接地配線方式に使用する絶縁変圧器は電源容量が大きいほどよい。

4: ME機器を使う医用室には医用3Pコンセントが必要である。

5: 人工透析室では非接地配線方式が必要である。

ME2第32回午後:第53問

医用接地について誤っているのはどれか。

1: 医用室には3Pコンセントを設備しなければならない。

2: 医用接地は建物の鉄骨部分に接続することで容易に実現できる。

3: 等電位接地はマクロショック対策を目的としたシステムである。

4: 非接地配線方式の絶縁変圧器は二次側電路を接地しない方式である。

5: 等電位接地は0.1Ω以下の導線で接地センタに接続する。

国試第21回午前:第81問

医用電気機器の電気的安全性点検方法について正しいのはどれか。

a: 電源プラグの電源受刃と機器外装との間の絶縁抵抗が1kΩ以上であれば正常と判定する。

b: クランプ式電流系で消費電流を測定するには電源コードを検出部に直接挟む。

c: 3Pプラグ機器アースピンと機器金属ケースとの間の抵抗は0.2Ω以下でなければならない。

d: 漏れ電流計測では電源極性を変えて大きい方をその機器の漏れ電流とする。

e: 漏れ電流計測機器の人体の模擬抵抗は10kΩである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第42問

病院電気設備の安全基準(JIS T 1022 : 2006) で規定されるカテゴリー B(電極などを使用するが、心臓には適用しない医用室)に設けなければならないのはどれか。

a: 保護接地

b: 非接地配線方式

c: 等電位接地

d: 瞬時特別非常電源

e: 一般/特別非常電源

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第83問

病院電気設備の安全基準について正しいのはどれか。

a: 等電位接地はミクロショック防止のための設備である。

b: 医用接地センターには10Ω以下の接地抵抗を持つ接地極を設ける。

c: 生命維持管理装置用の非常電源として一般非常電源を用いる。

d: 非接地配線方式はミクロショック防止に役立つ。

e: 集中治療室には必要に応じて瞬時特別非常電源を設ける。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第41問

交流無停電電源(UPS)で正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 地絡による停電対策が主目的である。

b: コンセント外郭の色は緑色でもよい。

c: 瞬時特別非常電源に含まれる。

d: 一般非常電源と組合せて使用する。

e: 人工透析室には設けなければならない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第40問

着脱不可能な保護接地線を持つ医用電気機器で、電源プラグの接地ピンから機器外装までの抵抗値のJTSにおける許容範囲はどれか。(医用機器安全管理学)

1: 0.02Ω以下

2: 0.1Ω以下

3: 0.2Ω以下

4: 1Ω以下

5: 2Ω以下

国試第15回午前:第82問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

a: 主たる設備目的は感電防止である。

b: 人工透析室に必要な設備である。

c: 電路の片側と大地との絶縁を監視している。

d: 非常電源と連動した設備である。

e: 使用する絶縁変圧器の電源容量は大きい方がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e